2017年9月9日 下諏訪町東山田にある県花田養護学校高等部生徒が、「障害のある人や高齢者が、地域で不自由なく暮らせるような、便利な福祉機器を開発したい」と諏訪東京理科大学(茅野市豊平)進学を目指している。生徒には筋疾患による障害があり、大学に通学するためには複数の介助が必要になる。夢をかなえるために、自らボランティアの募集を始めた。 進学を目指しているのは、高等部3年生の田中洵さん(17)=塩尻市出身=。筋力が低下する病気を持つ田中さんは、電動車椅子で生活しており、中学2年生の時に花田養護学校へ転校してきた。福祉機器を扱う人に紹介されたという電動車椅子サッカーが好きで、週末に同校や下諏訪体育館で楽しんでいる。 田中さんには二つの夢がある。障害のある人が必要な介助を求めながら、地域で主体的に暮らしていくための福祉機器を作ることと、障害のあるなしにかかわらず、働ける場を創出すること。自分が思
あらゆるモノがインターネットにつながるIoT(モノのインターネット)技術を、子供の登下校時の見守り活動に活用しようとの動きが、県内でも出ている。奈良市は新学期からICタグで児童の登下校状況を把握するシステムを都跡、大安寺、富雄北の3小学校で試験的に導入し、2018年度中に全市立小43校での運用を予定する。市は「見守りボランティアが高齢化する中、最新技術を使って負担軽減につなげたい」としている。【塩路佳子】 市によると、ICタグは縦6・5センチ、横4・2センチで、NPO法人「ツイタもん」(大阪市)がサービスを提供する。タグを身に付けた児童が校門を通過するとセンサーが感知し、職員室の専用パソコンに通過時間が通知される。
IT Leaders トップ > テクノロジー一覧 > ビッグデータ > 新製品・サービス > 富士通、保育所の入所割り当てをAIで自動化するソフトを2017年度中に提供 ビッグデータ ビッグデータ記事一覧へ [新製品・サービス] 富士通、保育所の入所割り当てをAIで自動化するソフトを2017年度中に提供 2017年8月30日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部) リスト 富士通研究所、九州大学マス・フォア・インダストリ研究所富士通ソーシャル数理共同研究部門、富士通の3機関は2017年8月30日、保育所の入所割り当てを数秒で自動的に算出する、AIを用いたマッチング技術を開発したと発表した。富士通は本技術を、自治体向け保育業務支援システム「MICJET MISALIO(ミックジェット ミサリオ) 子ども・子育て支援」のオプションとして、2017年度中に提供する。 同技術は、「きょうだ
インターネットやスマートフォンが小中学生にも浸透する中、静岡大学と情報セキュリティー会社「カスペルスキー」(東京都千代田区)は、子どものインターネット利用状況などを把握できる学校向け、家庭向けサービスを開発した。ネット上で無償提供し、依存や犯罪被害などのトラブル回避のための対策として活用を呼びかけている。【早川夏穂】 学校向けの「情報モラル診断サービス」では、ウェブサイトでアカウントを取得した教員が、各小中学校の授業でパソコンによる検定を生徒に受けてもらう。問題は、インターットの利用状況▽情報モラル▽セキュリティー▽法律--の4項目25問。例えば、情報モラルの分野では「友達からすぐに返信がない場合は?」という質問には「何度もメッセージを送る」「相手が忙しいかもしれないと考え返事を待つ」などの4択から答えを選ぶ…
歩行者用信号は一定の歩行速度を前提にシステム化されているため、高齢者ら、歩行の遅い人にとっては、青信号の時間が短すぎ、横断歩道を安全に渡りきれないケースもある。 そこで、高齢者の歩行速度に合わせて青信号の時間を自動延長させるスマホアプリが、オランダで初めて誕生した。 ・高齢者の歩行速度に合わせて青信号を延長 オランダの基礎自治体ティルブルフ(Tilburg)は、蘭テクノロジー企業「Dynniq」と提携し、歩行者用青信号を自動延長できる高齢者向けAndroidアプリ「CrossWalk(クロス・ウォーク)」を開発した。 スマートフォンのGPS機能と信号のシステム上で稼働するソフトウェアにより、このアプリを利用する高齢者が信号に近づくと、これを信号が感知し、青信号の時間が自動的に調整される仕組み。 青信号の延長時間は4段階で定められ、「CrossWalk」のユーザー登録時に、ユーザーの歩行状態
「『エポス Net』ご利用を一部制限させていただき、ご連絡させていただきました。」等のEPOSカードを装う偽メールに注意
長野市は10日から、妊娠や出産、子育てに関する情報を提供する一般向けのスマートフォン用アプリケーション「すくすくなび」の配信を開始する。 アプリでは、7種の項目を用意し、妊娠、出産から乳幼児期までの子育てに関する情報を紹介。スケジュール管理のページでは、個別の予防接種スケジュールを自動で作成したり、子供の身長や体重などを記録できたりする。カレンダーでは検診や通院などの予定を自ら入力して管理。施設マップのページでは、市の保健センターや市内の医療機関などの検索機能もある。 アプリは「Android(アンドロイド)」端末と「iOS(アイオーエス)」端末で配信する。利用は無料だが、通信費用は個人負担となる。メールアドレスなどの個人情報は登録せずに利用できる。
Enterprise 【Interview】いじめの相談を匿名で!世界が注目する問題解決プラットフォーム「STOPit」とは? いじめを苦に自殺する子どもたちのニュースが、後を絶たない。近年、いじめ防止対策推進法を筆頭に、政府もさまざまな対策を掲げている。しかし、なかなか解決しないのが現状だ。 海外ではすでに、アプリを利用したいじめ対策サービスが多数リリースされている。お役所や教育現場任せにせず、社会一丸となって、この問題に取り組むべきときがきているのかもしれない。 日本国内での注目株は、米国発の問題解決ツール「STOPit(ストップイット)」だろう。いじめを受けている人、もしくはそれを目撃した人が、匿名で学校などの組織担当者に報告・相談ができるプラットフォーム。アメリカCNNの「世界を変えるために役立つアプリ5選」に選出された他、元 米大リーグ ニューヨーク・ヤンキースのデレク・ジーター
学校では国語の授業が行われている。児童は7人1組になり、ある単語の書かれたピンク色のメモを手にし、学校のどこかに置きに行く。 《さあ、メモを置きに行こう》 言葉が、三輪で移動する小さなスクリーンに映し出された。ユセフさんはその画面の中にいる。学校から3キロ離れたコペンハーゲンの自宅で座りながらも、積極的に授業に参加しているのだ。 ユセフさんは自宅でコンピューターを使い、「ビーム」と呼ばれるロボットを操作する。彼は腫瘍(しゅよう)の原因となる遺伝子変異に苦しみ、感染を予防しなければならない状態だ。 IT専任講師のモーテン・ヤコブセンさんと教師のフランシス・ノーガードさんが、ユセフさんの通学計画を考案。双方向性のボードを使って文字を書き、ゲームにも参加することができるようになった。 持ち運べるネット接続用の機器のおかげで、ユセフさんとビームは常につながっている。ヤコブセンさんは「ロボットを車に
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