不動産会社等が、アパートを家主から一括して借り上げ、入居者に貸し出しする「サブリース契約(いわゆる又貸し)」をめぐるトラブルが後を絶たないことから、サブリースの勧誘や広告を規制する新たな法律が2020年12月に施行されます。 この法律で規制する不当な勧誘方法の具体例などをまとめたガイドラインを国交省が公表しました。 サブリースと言えば、スマートデイズのかぼちゃの馬車事件が有名ですが、サブリース会社や不動産仲介会社、銀行等が個人投資家へ案件を紹介することが多いでしょう。このサブリースは、家賃保証等の契約条件の誤認を原因とするトラブルが多発し、社会問題化しています。勧誘の時の説明資料や実際の説明が後にトラブルになっていることは多いのです。 そのため、国交省はガイドラインで誇大広告の禁止についての具体例を挙げています。この具体例は、実際の問題に即したものであり、サブリースの問題点が非常に分かりや
![サブリースガイドラインにおける誇大広告具体例 - 銀行員のための教科書](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f7e2ca97289a677863c6ff9e038b3c49023aa590/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fn%2Fnaoto0211%2F20201031%2F20201031150748.jpg)