1泊2日の関西出張にて奈良県・大和郡山市を訪れました。最初に立ち寄ったのは創業天正十三年(1585)の老舗和菓子屋・菊屋さんで、新市庁舎の工事をしている大和郡山市庁舎の目の前にあるお店です。天正十三年は豊臣秀吉が関白となった年で、秀吉公が「鶯餅」と名付けた「御城之口餅」が現在でもお店では売られていたりします。 粒あんを餅で包み、きな粉をまぶした御城之口餅と定番の菊之寿、寒天に色付けした琥珀糖の金魚菓子等を午後の集まりにと買い求めてみました。奈良県には門前町や寺内町は数多くあれど、城下町は珍しく大和郡山は異色な存在です。自分は縁が有りしばしば訪れる場所なのですが、菊屋の本店にお邪魔したのはまだ2回目だったりします... 大和郡山を出発すべき時間まで1時間ほど余裕あったので、市役所から2-300メートルのところにある「洞泉寺町」を散策してみることにしました。5年程前になるのでしょうか? この