研究者が指摘しています。当人の死と相続によって、作品や収集品が散逸すること自体はエロティック作品に限らないでしょうが、そういうジャンルだと、当人も遺族もまず最初に、公の場に出していなかったーということは普通の作品以上にありそうですよね。手塚治虫の相続者は、例外だったのでしょう(笑)
戦争体験のトラウマ(心的外傷)の悲惨さはベトナム戦争から帰還した米兵の事例で注目されたが、日中戦争や太平洋戦争に従軍した日本兵もまた、同様に苦しめられていた。精神障害の発症者は戦時中、千葉県の国府台陸軍病院を中心に収容され、戦後も偏見からほとんど顧みられることはなかった。戦後75年がたち、トラウマを抱えた元軍人らの家族が体験を語り合う活動も出ており、忘れられた戦争被害に光が当たりつつある。 【写真】自宅敷地内の交流館で「駄目人間とレッテルを貼り、俺は父の姿を見誤ったのではないか」と話す黒井秋夫さん ≪隣デ私ヲ殺ソウト相談シテイル声ガ聞コエマス。衛生兵ニ殺サレルヨリムシロ自決シマス≫ 九十九里浜に近い同県東金市の浅井病院に、精神障害を発症した日本兵約8千人分の「病床日誌」が残る。戦闘の恐怖や部下を死なせた自責の念から追い詰められ、心が壊れていく様子が記されている。 初代院長の故浅井利勇氏は戦
期間限定的に、ツイッターの「自己紹介」欄に次のように表示してみた。 ヒトラー内閣教育相ベルンハルト・ルスト「ユダヤ人の影響がなくなったゲッチンゲン数学研究所はどうかね?」 ヒルベルト「閣下、もはやゲッチンゲンに数学はなくなってしまいました」 #日本学術会議への人事介入に抗議します ダフィット・ヒルベルトは「ヒルベルト空間」「ヒルベルトの23の問題」などで知られる20世紀を代表する大数学者の一人、ゲッチンゲン大学数学研究所は第二次大戦前ドイツの数学のメッカであり「ヒルベルト学派」と呼ばれる数学者たちの拠点だった。 数学や自然科学に関心を持つ者の間では比較的広く知られているはずの対話であり、また時節柄、思い出しておいてもいい言葉だと思ったので、ツイッターに掲げてみた次第。 ただし正確を期すため、出典をできるだけ明確にしておこうと思った。当然ツイッターの140文字の範囲に収まりそうにないので、自
ストライキに協力しなかった運送会社に業務妨害するなどした罪に問われている生コンクリート業界の労働組合幹部らに対し、大阪地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。 判決によりますと、生コンクリート業界の労働組合「連帯ユニオン関西地区生コン支部」の執行委員の西山直洋被告(52)と元副執行委員長の柳充被告(57)は、2017年12月に組合員と共謀し、ストライキへ協力しなかった大阪市港区の運送会社に対してセメントの出荷業務を妨害するなどしました。 10月8日に行われた判決で、無罪を主張していた2人に対し、大阪地裁は威力業務妨害罪は成立するとしたうえで「組織的かつ計画的な行動で悪質。態様は粗暴で危険であり、2人の刑事責任は軽くはない」として、懲役2年6か月・執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
ぱらり|🖋1&2巻発売中🖋 @parari_info こちら以前モーニングさんにて読み切り掲載させて頂いた作品です。誌面で読んでくださった方&再掲許可くださった編集の方、ありがとうございます!また、別媒体ですが現在連載中の「ねこにんげん」もよろしくお願いします! comic.pixiv.net/works/6725 リンク comic.pixiv.net ねこにんげん - pixivコミック 人間と人型の猫が共存する世界。人間にとって猫は「可愛い」対象。 ちょっぴり引っ込み思案な猫のハチスケは、人間に可愛がられるのが苦手。 そんなハチスケが社会の一員として何を感じてどう行動しているかをお届けします。 性別、年齢、人種、容姿、能力、肩書……社会生活を営む上で現代人が日々感じている偏見、先入観、期待される役割。 認知バイアスにさらされる現代社会に一石を投じる今読むべき作品。 ぱらり先生ツイ
日本にやってきた猫は初めのうち、非常に貴重なモノとして取り引きされていた。だが金や宝石や希少な絹とは違い、このお宝は他の貴重品にできないことができた──繁殖だ。猫がさらに猫を生んだのだ。 何世紀もかけて猫は繁殖して広がり、12世紀までには日本全土でありふれた存在になっていた。 猫が化けはじめたのはその頃だ。 日本の長年の民間信仰では、長く生きすぎたものが怪力を宿す。狐、狸、蛇、はては椅子までそうなると説く昔話は多い。だが、猫はどこか異色に見える。多種多様な力を発揮し、しかもたくさんの化け方をするからだ。 その理由はおそらく、猫が日本土着の動物ではないからだろう。日本社会は狐や狸と併存してきたが、猫には既知の世界の外からやってきたというオーラがある。 そこに猫がもともと持つ神秘的な性質、不自然にすら見える変幻自在の体形、音を出さない歩き方、夜には形を変える光る眼を組み合わせれば、完璧な妖しい
毀誉褒貶の激しい「歴史統計学のインディー・ジョーンズ」 トッドは「知的闘争に飛び込むのが好きだ」と認める。人々はそれを言葉どおり事実だと思っている。 69歳のエマニュエル・トッドはいまだ若々しく、博学な大著のほかに、激しく研ぎ澄まされた社会・政治的エッセイをいくつも著している。それらの著作はトッドを近づきやすい存在にするのと同時に、複雑な存在にもしている。 多くの人は、言葉を急転させながら政治家やユーロに反対するトッドに自らを重ねている。一方でまさにそのせいでトッドを毛嫌いする人々もいる。 しかしこの研究者が数多くの国々で翻訳されていることを知っている人は少ない。フランス国内の大学における評価に関しては、国立人口問題研究所の図書館長以上の役職についたことは一度もないが、歴史統計学のインディー・ジョーンズとして日本人に絶賛されている。 歴史学者・人口学者・人類学者たるトッドは40年以上前から
奇才サルバドール・ダリと彼のミューズであり妻ガラの物語は、数多く語られてきた。しかし、そんな夫妻にも知られざる「秘話」があった。まるで自分たちの子供のように可愛がり、ダリの芸術作品にも大きな影響を与えた、一人の少年の存在だ。 サルバドール・ダリとガラ夫人は、芸術界で有数のメディアを賑わせてきたカップルだ。1929年に知り合ってからというもの、彼らの姿は数え切れないほどカメラに収められてきた。たとえば、展示会のオープニングで。あるいはニューヨーク、パリ、ロンドン、ローマ、マドリード、バルセロナの政界、社交界、文化界の要人たちとの面会の場で。ダリとガラは、自分たちが新聞や雑誌、テレビに出演することを好んだ。 メディアへの露出が作品の売れゆきにおおいに味方することを知っていたダリは、何百ものインタビューに応じた。ガラは長年これらの写真を集めており、彼女の死後に数えたところ、その数は1万3500点
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く