奨学金の創設を知らせるパンフレット。学校の愛称「為桜(いおう)」の名を冠した 東京大学合格者に54万円渡します――。茨城県立下妻第一高校(生徒数834人)の同窓会が後輩のためにこんな制度をつくった。生徒の意欲を高め、地域の「名門校復活」を狙うのが目的だ。ただ、「公立高校で、特定の大学の進学者だけに、お金を支給するような制度には違和感がある」という疑問の声も出ている。 対象となるのは今春の合格者から。現役・浪人を問わず、東大へ進む卒業生に1年分の授業料にあたる53万5800円、筑波大医学類には入学金相当の28万2千円を同窓会費から支給する。同校によると、今年は現役生2人が東大を受験予定という。また成績優秀な高校の新入生6人にも年間授業料の11万8800円を渡す。 下妻一高は、1897年に県尋常中学校下妻分校(旧制)としてつくられた地元の伝統校。横倉和夫校長は「昔は大学を志す地域の子なら
山形大は女性研究者のワークライフバランス(仕事と生活の調和)の実態を探るため、巡回聞き取り相談事業を展開している。中間報告によると、仕事を続けるために妊娠・出産をあきらめる人もいるなど、研究と育児の両立が困難な現状が浮き彫りになっている。 山形大は2009年2月、男女共同参画推進室を設置。5月に文部科学省の補助を受けることが決まり、女性研究者支援に取り組み始めた。相談事業はその一環で、山形県内の四つのキャンパスにいる教員と大学院生約170人と面接し、悩みなどをくみ上げる。 聞き取りは11月に始め、今月12日までに女性教員の79%、大学院生の34%を終えた。その結果、医学部教員は研究や教育以外に医療業務があるなど、学部や年代によって抱える問題が異なっていることや、女性研究者が少なく孤独感を抱えていることが分かった。 独身の研究者からは「研究をしながら結婚相手を探すのが難しい」「職場に休
前の記事 11人の暗殺チーム:ドバイの監視カメラ網が捉えていた全行動(動画) 「微生物ミュージアム」の傑作9選:画像ギャラリー 次の記事 太陽活動がリアルタイムで『iPhone』に:NASA無料アプリ 2010年2月19日 Betsy Mason 太陽も異例の停滞期を脱したことだし、太陽フレアや黒点、コロナ質量放出などを追跡してみてはいかがだろう。新しい『iPhone』アプリを使えば、リアルタイムの太陽の状態が、手のひらの上で確認できる。 米航空宇宙局(NASA)の太陽系観測(ヘリオフィジクス)部門を率いるDick Fisher氏はプレスリリースの中で、「史上初めて、われわれは太陽を、生きて息づいている3次元の球体として観察できる」と述べている。 この無料アプリ『3D Sun』では、新しく太陽フレアが噴出するたびにiPhoneにアラートが表示されるよう設定したり、太陽プロミネンスや、太陽に
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