「みなさん、これの使い方分かります?」 そう言ってテレビディレクターが、パプアニューギニアのカンバランバ族の子どもたちに差し出したのは、昭和50年代に流行した、座るとオナラのような音が出る「ブーブークッション」だった。 昭和の部族ブームを牽引した映画は? 「分かるよ」とひとりの男の子が息を吹き込んで膨らませる。やがてパン! と破裂して驚く子どもたち。そのVTRを見ていたスタジオは笑いに包まれた――。 これは6月16日に放映された『日本で流行したアレ!秘境の民族に渡してみた』(TBS)のワンシーンである。どんな番組かはタイトルがすべて物語っているが、TBSの公式Webサイトには以下のように書いてある。 「日本で見かけなくなった昭和に流行ったグッズを秘境に住むパプアニューギニアの民族に渡したら…我々が予想もしない新たな使い道が見つかる!アノ水枕で親子の感動物語」 TBSといえば、外国人にシャワ
![「部族ネタの番組が増えると、日本はヤバい」は本当か(ITmedia ビジネスオンライン) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/86de94530b97973ff4c2f1da62f1e54af9ad3a32/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20180619-00000031-zdn_mkt-000-view.jpg)