寿司屋や海鮮居酒屋に行くと、魚が入ったいけすや水槽(以下、まとめて水槽と呼びます)をよく見かける。 イセエビ、鯛、貝など入れられているものは様々だが、あの魚介類たちは本当に料理されてお店で出されているのだろうか。実は飼ってるだけなのではないか? 出されているとして、水槽に入れたときと入れないときで何が違うのか?どんな魚がよく水槽に入れられるのか? 考え始めたらどんどん水槽のことが気になってきたので、水槽の専門家に聞いてみることにした。

行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:リニア中央新幹線の駅ができる橋本はいま > 個人サイト むかない安藤 Twitter >ライターwiki 「珍奇の世界展」とは 横浜の商業ビルの一角がパーティションで区切られていた。なにやらただならぬ雰囲気である。 不思議な生き物。中でなにが行われているのだろうか 映画館の前のスペースです パーティションには「珍奇の世界展」というポスターが貼られていた。つまりここが展示会場なのだろうか。 入口を探して入ってみた。 ちゃんとしたイベントでした 入口にはちゃんとスタッフさんがいてチケットも売られていた。よかった。となりが映画館なので映画の宣伝が遠慮なく聞こえてくるが、パーティションの中は標本箱と解説とが整然と並べられていて、急に研究室っぽさが
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/dailyportalz.jp/kiji/pasta-for-a-month デイリーポータルZのヨシダプロの最新記事がブコメで叩かれている。 ヨシダプロを叩くブコメに対する「ヨシダプロは昔からこんな感じ。何をいまさら」みたいな意見ももう見飽きた。 よく見に行くサイトにひときわクオリティの低い不愉快な記事が定期的に上がってきたら文句の一つも言いたくなる。 ヨシダプロはかつて「ヨシダプロホムーページ」というサイトを運営しており、2000年代にはかなり人気のサイトの一つだった。 基本的に今記事に付属しているようなおもしろイラストを発表するサイトだった。ちなみに画力は当時から一切変わっていない。 鉛筆画をスキャンしてペイントで彩色しているのかってくらい画質も塗りも20年間ガビガビである。 当時はアンパンマンを劇画調に描くみたいなユーモ
趣味は食材採取とそれを使った冒険スペクタクル料理。週に一度はなにかを捕まえて食べるようにしている。最近は製麺機を使った麺作りが趣味。(動画インタビュー) 前の記事:料理撮影用の板が欲しかったので、古いちゃぶ台を買って手入れをした > 個人サイト 私的標本 趣味の製麺 ジャックフルーツが一個500円だった 少し前の話になるのだが、埼玉県三郷市にあるボンゴバザールという大型ハラールショップで買い物をしていたら、冷凍のジャックフルーツがたくさん並んでいた。 ジャックフルーツ、名前だけは聞いたことのある一度食べてみたかった南国のフルーツだ。確か世界一大きな果物だったような。日本での名前はパラミツ(ハラミツ、波羅蜜、菠蘿蜜)というらしい。 500円。 値段が「1Pcs 500円」と書かれているので、小さくカットされたものか、100グラムか1キロあたりの値段だろうと思ったが、どうも丸ごと一つの値段らし
サラミとかチーズとか、ちょっとしたものを食べるときにいちいちまな板を出して切ってまな板を洗って…ってするのが面倒! そんな時、皿の上でサッと切ってそのまま食べられたら便利だと思いませんか。そういう皿があるんです。 編集部・石川がおすすめします。 石川: 皿なんですけどね。 まな板 兼 皿なんですよ。皿の上で直接、包丁が使えるんです。夜に酒を飲みながら何かおつまみ食べるときに使ってます。 伊藤: 切ったらすぐ食べられる。 石川: そう。まな板使うと洗わなきゃいけないから、めんどくさいじゃないですか。この皿があれば洗いものも減るし。 今日はサラミを持ってきました。 (切る手元を凝視する一同) 石川: そんなに注目してもらわなくてもいいですよ!(笑) 橋田: ただ切ってるだけだもんね。 石川: (切り終えて) このまま切って食べられて便利。小さいチーズも切りますか。 べつやく: おつまみができた
「デイリーポータルZ」代表の林雄司です。これまではウェブマスターとか編集長と名乗って、一企業のなかでサラリーマンとしてサイトを運営していましたが、2024年1月にとうとう独立してしまいました。これからは、自分でコンテンツを作るだけじゃなく、営業とか経営をして、きちんとお金を稼がないといけません。 デイリーポータルZは、これまで大きな企業のもとで運営してきましたが、正直なところ20年余りずっと赤字でした。独立して赤字だとサイトを続けられないので、なんとか自分でも稼ごうといろいろやっていますが、けっこう難しいことだと身にしみています。 独立してみたら想像以上に多くの方や企業に応援していただき、驚くべきことに今は何とか黒字を保っています。でも、これからずっとこの状況が続くかどうかは分かりません。だから、もっとちゃんと稼がないとと思って、そのためにはどうすればいいんだろう、といろいろ考えたり、お金
小説家になって23年。20冊目の小説を刊行することになった。 節目だからというわけではないが、自分らしい表紙にしたい。 かつて愛用していた四十年前のパソコン(MSX)で本の表紙を作ってみることにした。 今から二十年以上前に、小説の新人賞を受賞した。その僕のデビュー作を読んで、先輩の作家が質問をした。 「”筐体”って言葉が出てきたけど、あれなに?」と。 作中に「パックマンの筐体」が出てくるのだ。ゲームセンターに置かれていたテーブル型で、ブラウン管の画面が埋まっていて、レバーがついている、あれだ。 ……あれは「筐体」としか言いようがない。 僕はゲームとかデジタルなガジェットが大好きでどっぷり漬かって生きてきたものだから、ごく自然に出てきた言葉だったが、一般的にはかなり専門性の強い単語だったわけだ。 筐体みたいなものを自然と思って小説を書いていくと、一般的な人たちの興味や知識との間に相当な乖離が
1993年東京都生まれ。与太郎という柴犬と生きている普通の会社員。お昼休み時間に事務員さんがDPZを見ているのを目にしてしまい、身元がバレないかハラハラしている。 前の記事:本当に辛いチャーハンは赤くない~出張チャーハン部台湾篇~ 高温多湿な台湾では乳牛が育たない 最初「大人も粉ミルクを飲む」と聞いたとき、ぎょっとした。哺乳瓶でミルクを飲む大人たちを思い浮かべたから。そんなわけはない。 液体をそのまま飲めばいいじゃない、と貴族仕草をしてしまいそうになるが、新鮮な牛乳が手に入りにくい事情がある。高温多湿な台湾では乳牛が育たないのだ。たしかに、酪農は北海道が盛んだもんなあ。 乳製品は輸入が主で、その分高価になる。液体よりも粉に加工した方が安く輸入できるというわけだ。 6月に行った際のレートにして85元=約408円。高すぎる! ドリンクスタンドでミルクティーなんかを買うときは「鮮奶茶」とあれば牛
1988年神奈川県生まれ。普通の会社員です。運だけで何とか生きてきました。好きな言葉は「半熟卵はトッピングしますか?」です。もちろんトッピングします。(動画インタビュー) 前の記事:夏バテしているからチャーハンを食べる~チャーハン部活動報告 ベイブレードXにはまっている ベイブレードとは1999年に発売されたベーゴマのようなおもちゃで、コマ(ベイと言います)とランチャ-(ワインダーをひっぱることでベイに高速回転を加えながら撃ちだす機械)を使って遊ぶおもちゃだ。 もう20年以上も前に発売されたおもちゃだが、色々と進化し、2023年にベイブレードXというものが誕生した。(「大人だっておもちゃを買いに行きたい」より引用) それがめちゃくちゃ楽しくて大会に出るほどハマってしまった。結果128人中8位です。ベスト8位の人だと思って今後は接してください 勝ってしまって戸惑っている笑顔。目が全部黒目なの
行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:初対面でバーベキュー!何を持って行ったらいいのか問題 > 個人サイト むかない安藤 Twitter 自販機にもなったサンドイッチ専門店 北海道滞在中、札幌に住む友だちにおすすめのお店を聞いたところ 「だったらサンドリアだな」と言っていた。 「札幌駅に自動販売機もあるよ」と。 あー、あるね自販機。 そういえば札幌駅でいつも人が並んでいる自動販売機があるなとは思っていたんです これがサンドリアの自販機だったのか そういえば札幌駅にいつも行列のできている自動販売機があるなと思っていたのだ。あれは人気店の出張所だったのか。点と点がつながった瞬間だった。 これは本店にも行かねばならぬだろう。 サンドリア本店 というわけでやってきましたサンドリア本店
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:おれが令和最新版だ > 個人サイト webやぎの目 こんな怖いまんがみんな読んでんの? 林: 僕が紹介したいのはこれです。「ちいかわ」。 石川: ちいかわにこんな付箋つけてる人はじめて見ました。 林: ちいかわ読まなきゃと思って、全6巻買ったんですよ。 ネットで読めるものをわざわざ本で買うところもおじさんだなと思ったんだけど。 ちいかわってさ、すごい人気でショップも予約制でふらりと入れないんだよ。 石川: たまに1話ずつとか流れてきて読むことはあるんですけど、まとまって読んでないからあんまり知らないんですよ。 林: まず「今こんな怖いまんがみんな読んでんの?」って思った。
1993年生まれ。京都市伏見区出身、宮崎県在住。天性の分からず屋で分かられず屋。ボードゲームと坂口安吾をこよなく愛している。 前の記事:1日に玄米4合と味噌と少しの野菜を食べる > 個人サイト もがき続けて100年生き抜くブログ >ライターwiki 134cmあるクマのぬいぐるみ 昨年末、職場の忘年会の余興として輪投げ大会があった。代表役員や上司の子どもたちが参加するなかで、気まずくなるくらいの点差をつけて僕が優勝した。気持ちよかった。 幹事お手製の輪投げゲーム 優勝景品は伏せられていたが、コストコで売られているというでっかいクマのぬいぐるみだった。人生で初めての褒賞かもしれない。そしてこれがまためちゃくちゃでかい。 会場の蕎麦屋の動線を塞ぐでかさ 小6くらいでかくて4.5kgある。家賃払ってほしい。 いま思えば誰かに譲ればよかったのだろうけど、輪投げで人を負かした興奮でそんなことまで気が
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:海外旅行から帰ってきた人になる > 個人サイト webやぎの目 僕の好きなインターネットだ 讃えよ、と書いているがヘッダに広告とある通り、この記事はスポンサード記事である。だからといっておべっかを書いてるのではない。 数年前、「WEBメディアびっくりセール」というウェブメディアがZINEやグッズを売る即売会を開催していた。ガジェット通信のブースには雑多なものが並んでいて、その雰囲気がまさにインターネットという感じでしびれたのだった。 そして今回、デイリーポータルZの独立を機にスポンサードコンテンツを依頼してくれた。よし、堂々と思いの丈を語ろうじゃないか。
書類の一部だけを照らす光 NHKスペシャルで、書類にこんなふうに光が当たっているのをよく見る。 「NHK 大川原化工機」の Google 画像検索結果のキャプチャ NHKが手に入れた書類にスポットライトを当てて、重要な行や単語だけを分かりやすいようにするのが典型だ。その他、暗闇の中に書類そのものをぼんやりと浮かびあがらせるやり方もある。 これを真似したいなあと思っていた。「盆踊り大会のお知らせ」のようななんでもない文書でも、こうやって照らせばなにか重大な資料みたいに見えないだろうか。 どうやって照らすか しかし問題がひとつある。これそもそもどうやって光を当ててるんだろうか。まずはシンプルに、書類に帯状に光を当てるやり方を試してみたい。 そのためにこんな方法を考えてみた。 照らしたい紙の上に透明の板を浮かべ、そこに光のスキマを作るための紙を置いて、全体を上から照らすのだ。 スマホのライトで照
1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:謎を解かないと買えない服屋さん > 個人サイト ほりげー 我が家にはピコがあった ずいぶん昔の記憶だが、我が家にはピコがあった。黄色い本体、青いシート、絵本型のカセット。ああ懐かしい。懐かしすぎる。自分の走馬灯の冒頭3秒ぐらいは、きっとピコが流れるだろう。 タッチペンで操作する子供用のテレビゲーム、それがピコだ。 絵本をタッチペンで押して操作する。タブレットでのタッチペン操作もできる。絵本のページをめくると画面が切り替わり、物語が進む。今思うとけっこうハイテクだな……。 妹とよくピコで遊んだ覚えがある。それをもう一度したい。しかし、実家では断捨離がすすんでいてピコなんてとうに捨てられている。頼みの綱はメルカリだ。 たくさん出品されている! Wikipediaによれば
目が覚めるような鮮やかな赤色のトマトの看板に書かれた「サラダ館」の文字。 窓から覗いてみると、どうも飲食店でも八百屋でもなさそうだ。 サラダ館って、一体なんのお店なんだ? あのとき通り過ぎたサラダ館はなんだったんだ わたしとサラダ館の出会いは中学生の頃に遡る。 バスケットボール部に所属していたわたしは、練習試合があるたびに1時間に1本しかない電車に乗って、隣の、そのまた隣の町にある中学校へ通った。 紫色に蛍光オレンジのラインが入った、学校指定のジャージに身をつつみ、わらわらと駅から学校まで歩く道中にサラダ館があった。 どう考えても変な店だ。 賑やかな隊列の最後尾をだらだら歩いていたわたしだけが、大きなトマトの看板に気づいていたと思う。 サラダだけを売ってる店だとしても変だし、そもそも食べ物を売っているような店には見えない。だってショーウィンドウには「どれだけ歩いても疲れないスニーカー!」な
3年前に、どこでもドアを拾った。美大の廃材置き場にあったのを、通りすがりの人に手伝ってもらいながら運んだのだ。 何かに使うかも……!と思って拾ったのだが、特に何も使うことなく月日が過ぎていくので、この度断捨離することにした。 捨ててあったどこでもドア 私はどこでもドアを拾ったことがある。 ちゃんとドアも開く! 未来の道具だっていつかは捨てられる時が来る。それが道具の定めだ。 私は美術大学で働いているのだが、大学構内には廃材置き場のような場所がある。捨てる前に一時的に保管して置く場所で、必要であれば誰でも持って行っていいのだ。 見慣れたピンク色のドアは、その廃材置き場にあった。 実物大のどこでもドアだ……!と、しばらくじっと見つめた 何かに使えるかもしれない。どう使うか全く想像できてなかったが、とりあえず構内にある自分のアトリエに持って帰ろうと決意したのだった。 試しに持ち上げてみたが、「あ
1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:ケーキの箱の匂いをいつもかいでいたい(デジタルリマスター) > 個人サイト webやぎの目 スモークマシンとは こちらがそのスモークマシン。中国のUlanzi製である。 Ulanziはよくあるカメラアクセサリーを格安で作っているほか、たまに見たことないようなものを出す。 これは後者である。 フォグマシンとも呼ばれてこのUlanziのもフォグマシンという商品名だったが、スモークのほうが一般的なのでスモークで続ける。
1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:湿布のパッケージになりたい
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