ポーランド北部都市グダニスクにある博物館中庭の地中から出てきたアドルフ・ヒトラーの頭像(2015年11月5日撮影)。(c)AFP/PAP/ADAM WARZAWA 【11月6日 AFP】ナチス・ドイツ(Nazi)第三帝国(Third Reich)の公式彫刻家の一人が制作した、独裁者アドルフ・ヒトラー(Adolf Hitler)の大理石製の頭像が、ポーランド北部都市グダニスク(Gdansk)にある博物館中庭の地中から出てきた。中庭の地面を掘っていた作業員らが発見したと、博物館関係者が5日、発表した。 グダニスクにある国立博物館(National Museum)の彫刻部門担当職員、レフ・ロプスキー(Lech Lopuski)氏によると、高さ50センチの頭像は、彫刻家のヨーゼフ・トラク(Josef Thorak、1889-1952)が制作したもので、同館中庭での作業中に偶然発見されたのだという。