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ブックマーク / srad.jp/~yasuoka (2)

  • 書写言語研究におけるサンプルデータの重要性と妥当性 | yasuokaの日記 | スラド

    私(安岡孝一)の2016年2月26日の日記の読者から、近江龍一・西原陽子・山西良典の『ドメインにより意味が変化する単語に着目した猥褻な表現のフィルタリング』(人工知能学会第31回全国大会論文集, 2M2-OS-34a-1, 2017年5月24日)という論文を読んでほしい、との御連絡をいただいた。読んでみたのだが、書写言語研究におけるサンプルデータの重要性を全く理解していない論文で、正直、頭が痛くなった。 研究では猥褻な表現に関する文を集めるために,pixivに投稿されているR-18小説を用いた.R-18小説に分類される小説の中から,2016年10月のウィークリーランキングTop10の小説を選択し,分析に用いた. そんな偏ったサンプルデータ10で、まともな結果が出るわけが無いだろう。しかも、なぜpixivに限定しなければいけないのか、pixivに限定する意図は何なのか、この論文には全く書

    書写言語研究におけるサンプルデータの重要性と妥当性 | yasuokaの日記 | スラド
  • 安岡孝一の日記: QWERTY配列に対する誤解

    知識plusにも書いたのだけど、QWERTY配列に対する誤解は、あまりに多い。とりあえず、橋毅彦の『〈標準〉の哲学』(講談社, 2002年3月)から、以下の部分を取り上げてみることにする。 ショールズは、自分の作りたてのタイプライターでは、キーを素早く叩くと、キーの動きを印字に伝える金属棒(タイプバー)がからまってしまうことに気づいた。何とかタイプバーがからまないような工夫はないものか? そこでショールズは、キーの配列を変え、続けて打たれるようなキーがキーボード上に離れてあるよう配列し直した。その結果、キーを叩くスピードは遅くなったが、タイプバーはからまないようになった。その配列こそが、現在の標準配列として生き残ることになったQWERTYの配列だったのである。 アルファベット2文字の組み合わせのうち、英語では「th」を続けて打つことが最も多いのだが、この2字はQWERTY配列では非常に近

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