並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 11 件 / 11件

新着順 人気順

シャークネード チェンソーマンの検索結果1 - 11 件 / 11件

  • この本がスゴい!2021

    「後で読む」は、あとで読まない。 「後で読む」は、あとで読まない。 「試験が終わったら」「今度の連休に」「年末年始は」と言い訳して、結局読まなかった。「定年になったら読書三昧」も嘘になるだろう。そもそも、コロナ禍で増えた一人の時間、読書に充てたか?(反語) だから「いま」読む。 たとえ一頁でも一行でも、目の前の一冊に向き合う。いま元気でも、一週間後には、読めなくなるかもしれないから。 今年は、死を意識した一年でもあった。「やりたいこと」を先延ばしにしてるうちに、感染して望みが断たれる可能性が爆上がりした。 時の経つのは早い。人生が長いほど、一年は短くなる。体感時間は加速する一方、人生の可処分時間は、短くなる。 だから「いま」読む。 積読を自嘲したりマウント取るのもヤメだ。いま読まない理由を並べ立てて開き直る不毛も捨てよう。そして、ずっと取っておいた、とっておきの本を、いま読む。 そんなつも

      この本がスゴい!2021
    • デザイン盗作・「ルックバック」の藤本タツキは天才ではない。あるいは少年ジャンプの才能枯渇問題 - フロイドの狂気日記

      ルックバック - 藤本タツキ | 少年ジャンプ+ 内容は楽しく読めたんだけど、これに対しての大絶賛コメと天才大合唱が不気味すぎる。それにプロ漫画家(超一線級のSクラスではない)までがTwitterで心を動かされたとか言っている。だいたいそういう人らのヒロイックな自虐と謙遜は見るに耐えない。そもそもなんだけど、この作品以外に素晴らしい最近の作品がないのかって話で、世の中を見渡せば天才と呼べる人と作品はいくらでもある。にもかかわらずピンポイントで心に刺さってるのは、その人らが観察力と意識のない平凡なそれだからでしょう。観察してないから、バズった読み切りに心動かされる。他にもたくさん天才的な作品はあるのに、だ。これ読んで筆折るってんなら毎日筆折らないといけない。まともに色んな作品を読んでいるのであれば、だけれど。 作る人はどれだけ天才が世の中に溢れていても創作活動をするわけで、作中の京本がそんな

        デザイン盗作・「ルックバック」の藤本タツキは天才ではない。あるいは少年ジャンプの才能枯渇問題 - フロイドの狂気日記
      • 『チェンソーマン』はなにが衝撃的だったのか? ジャンプ大好き評論家3名が徹底考察

        『鬼滅の刃』の歴史的ヒットでまたしても黄金期を迎えていると目される「週刊少年ジャンプ」の中でも、特に話題となっている芥見下々の『呪術廻戦』と藤本タツキの『チェンソーマン』。両作について、ドラマ評論家の成馬零一氏、書評家の倉本さおり氏、アイドル専門ライターの岡島紳士氏が語り合う「ジャンプ座談会」の後編では、12月14日発売の「週刊少年ジャンプ」にて、最終回を迎えることが明かされた『チェンソーマン』を徹底考察。 衝撃的な展開の連続で、漫画ファンたちの度肝を抜き続けた『チェンソーマン』はどんな作品だったのか。最終回を前に、その魅力を改めて振り返ってみたい。(編集部) ※本稿にはネタバレがあります。 ※本稿は11月半ばに収録されたもので、最終回についての言及はありません。 ※『呪術廻戦』について語った前篇はこちら 『チェンソーマン』は信頼できない漫画? 『ファイアパンチ』 岡島:『鬼滅の刃』の吾峠

          『チェンソーマン』はなにが衝撃的だったのか? ジャンプ大好き評論家3名が徹底考察
        • 『ルックバック』は藤本タツキ先生の極めて私的な決意表明でしかない

          ※藤本タツキ『ルックバック』のネタバレ含 先に断っておくと,今から私は極めて(藤本タツキ氏に対して)無神経なことを書くつもりであり,その点については先に謝罪しておく.ごめんなさい.じゃあなぜわざわざ書くのかといえば,既に以下のようなコメントがネットに散見される状況ならまあ書いてしまってもいいかと思ったから. https://twitter.com/imaitetsuya/status/1416946323043979267?s=21 『ルックバック』、すごく面白くてすごい作品だったんだけど、あの事件をこうやってすばらしいエンタメに昇華することやその世界に共振して祈りや救いのような気持ちに包まれること、になんというかすごい恐ろしさのようなものも感じる気持ちもあってうまく考えがまとまらない。すごく面白くはあった https://b.hatena.ne.jp/entry/s/shonenjump

            『ルックバック』は藤本タツキ先生の極めて私的な決意表明でしかない
          • 藤本タツキ「チェンソーマン」の魅力と「ルックバック」評 - フロイドの狂気日記

            デザイン盗作・「ルックバック」の藤本タツキは天才ではない。あるいは少年ジャンプの才能枯渇問題 - フロイドの狂気日記 集英社作家の「オマージュ宣言」はアイデア収奪の正当化 - フロイドの狂気日記 id:lady_joker氏への手斧。あるいは天才・藤本タツキとエンブレム佐野の違いについて - フロイドの狂気日記 藤本タツキ「チェンソーマン」と一部に読み切り「ルックバック」について語る。本当は語ることはなかったんだけど、藤本タツキ天才論を否定しているだけなのに、作品全部を否定していると感じられたっぽいので、ちゃんと魅力について言語化してみようと思う。ファイアパンチは1巻しか読んでない。 ちなみに冒頭のエントリlady_joker氏への手斧では、ほとんど全て「チェンソーマン」主人公デンジのセリフや口調を改変して記事ができている。にもかかわらず、1人以外に指摘した人がいなくて悲しい。藤本タツキは

              藤本タツキ「チェンソーマン」の魅力と「ルックバック」評 - フロイドの狂気日記
            • id:lady_jokerの再返信、藤本タツキの評価を巡って - フロイドの狂気日記

              自分の一連の記事 デザイン盗作・「ルックバック」の藤本タツキは天才ではない。あるいは少年ジャンプの才能枯渇問題 集英社作家の「オマージュ宣言」はアイデア収奪の正当化 id:lady_joker氏への手斧。あるいは天才・藤本タツキとエンブレム佐野の違いについて 藤本タツキ「チェンソーマン」の魅力と「ルックバック」評 id:lady_jokerの記事 id:floyd0へのアンサー、藤本タツキさんをめぐる話 - lady_jokerのはてなブログ まずは手斧への丁寧な返信についてお礼を言いたい。 ありがとうございます。 引用しすぎると長くなるので、上記記事各セクションごとに返信する。とはいえもはやお互い相容れないということがわかってしまったのでこれ以上の返信は不要であるとだけは言っておきたい。 ■「勝海麻衣さんと藤本タツキさんの違いについて」に対する返信 ここですでに価値観の違いがあるなあと思

                id:lady_jokerの再返信、藤本タツキの評価を巡って - フロイドの狂気日記
              • 『チェンソーマン』はなにが「恐ろしい」のか? 巧みな恐怖の描き方を考察

                ※この記事は『チェンソーマン』コミックス8巻とその直後の1話(第71話)のネタバレを含みます。逆に言えば「マキマさんの正体」や「デンジが次に戦う敵」といった情報はこの記事を読んでもわかりません。 『鬼滅の刃』の連載が完結した今、存在感を増している『週刊少年ジャンプ』のバトル漫画といえば『呪術廻戦』と『チェンソーマン』だろう。 『呪術廻戦』は連載開始から2年半、『チェンソーマン』は1年半ほどの期間を経ているが、2020年10月にアニメ放送を迎えた『呪術廻戦』に対し、『チェンソーマン』は最新刊にあたるコミックス8巻以降の急展開が特に注目され、ネット上の作品語りを盛り上げている。 『呪術廻戦』1巻 そして『呪術廻戦』は「人間の負の感情」から生まれる「呪い」を、『チェンソーマン』は「人間の恐怖」を司る「悪魔」をそれぞれ主題にすることで、今の少年ジャンプのダーク・ファンタジー路線を象徴する2作にもな

                  『チェンソーマン』はなにが「恐ろしい」のか? 巧みな恐怖の描き方を考察
                • 『チェンソーマン』感想。阿呆なデンジによる暴力的で見やすいコマ割りと独特な台詞回し - 社会の独房から

                  スラスラ読める漫画ってどういう漫画だろうか。 セリフ量が適切であったり、絵の見やすさ分かり易さだったり、物語の展開に違和感を覚えるかどうかだったりするが、個人的には「コマ割り」が重要な要素だと考えている。 この「コマ割り」こそが漫画にしか出来ない、映像では表現不可能の技術であり、描写、視点誘導、間など読んでいて気持ちよくなる「コマ割り」は「面白い漫画」において重要だなという気持ちにさせてくれる。 そして『チェンソーマン』 この漫画は、漫画としての静止画の中でまるで映画のような映像のノリを再現してる演出が上手い。 例えば『チェンソーマン』1話、 (C)チェンソーマン第一巻 主人公であるデンジの意思に鼓動するように平坦だったコマ割りは踊り出し、コマからコマへ視線を移していくテンポを支配し、読者を気持ちよく誘導してくれ、最後の決める所は大胆に1つの大ゴマになり強烈なインパクトを与えてくれる。 こ

                    『チェンソーマン』感想。阿呆なデンジによる暴力的で見やすいコマ割りと独特な台詞回し - 社会の独房から
                  • シャークネードだけじゃない!漫画『チェンソーマン』感想。レゼ編の完成度に感動した話 - 社会の独房から

                    「チェーンソー」「サメ」「トルネード」「爆弾」と言えばなんだろうか。 そう、みんな大好き国民的サメ映画『シャークネード』である。 サメ映画と言えば、チェーンソーがサメの好敵手なのがお決まりだった訳ですが、チェンソーマンでは台風&爆弾コンビと戦う為にそんなサメとチェーンソーが手を取り合うというシャークネードの文脈的胸熱展開が起きているのでサメ映画愛好家の人は必見ですよ pic.twitter.com/pAsoNnAoZ7— 社畜のよーだ (@no_shachiku_no) 2019年12月1日 そんな『シャークネード』の頭悪く熱い文脈を含みつつ、切ない終わり方とまるで一本の傑作映画を観たかのような満足度と完成度を誇る『チェンソーマン』のレゼ編の感想をネタバレありで書いていくので取り合えず6巻まで読んでくれ。 物語の完成度 デンジは阿呆である。 ネズミとマキマさん ロシア語の歌など 物語の完成

                      シャークネードだけじゃない!漫画『チェンソーマン』感想。レゼ編の完成度に感動した話 - 社会の独房から
                    • DMMブックスが70%オフだったから97冊漫画大人買いしたよ。 - ♡

                      こんにちは。わたしです。 DMMブックスが名称変更(旧称:DMM電子書籍)を記念してこれまでDMMを利用したことのない人を対象に初回の100冊まで7割引にするキャンペーンをやってましたよね。3月25日から始まり当初6月末までだったのに大反響につき4月12日までになったのは話題になりました。 【お知らせ】 ユーザーの皆様から想定を上回るご反響をいただいたため、4/12(月)11:59をもちまして「DMMブックス 初回購入限定最大100冊70%OFFクーポン」の配布を終了させて頂きます。 すでにクーポンをお持ちの方は使用期限内はご利用頂けます。 詳細はこちらhttps://t.co/JzwXArdaIB— DMMブックス (@DMM_DigitalBook) 2021年4月8日 わたしは普段電子書籍(というか漫画)はBookLive!コミックを利用しているので最初は興味なかったのですが他の電子

                        DMMブックスが70%オフだったから97冊漫画大人買いしたよ。 - ♡
                      • 『チェンソーマン』はなにが衝撃的だったのか? ジャンプ大好き評論家3名が徹底考察(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース

                        『鬼滅の刃』の歴史的ヒットでまたしても黄金期を迎えていると目される「週刊少年ジャンプ」の中でも、特に話題となっている芥見下々の『呪術廻戦』と藤本タツキの『チェンソーマン』。両作について、ドラマ評論家の成馬零一氏、書評家の倉本さおり氏、アイドル専門ライターの岡島紳士氏が語り合う「ジャンプ座談会」の後編では、12月14日発売の「週刊少年ジャンプ」にて、最終回を迎えることが明かされた『チェンソーマン』を徹底考察。 ネットで話題となった藤本タツキの前作『ファイアパンチ』 衝撃的な展開の連続で、漫画ファンたちの度肝を抜き続けた『チェンソーマン』はどんな作品だったのか。最終回を前に、その魅力を改めて振り返ってみたい。(編集部) ※本稿にはネタバレがあります。 ※本稿は11月半ばに収録されたもので、最終回についての言及はありません。 ■『チェンソーマン』は信頼できない漫画? 岡島:『鬼滅の刃』の吾峠呼世

                          『チェンソーマン』はなにが衝撃的だったのか? ジャンプ大好き評論家3名が徹底考察(リアルサウンド) - Yahoo!ニュース
                        1