IGN JAPANのレビューで9点を獲得し、世界各国のメディアでも高く評価されている『Ghost of Tsushima』はすでに、PS4のスワンソング(最後の傑作)と呼ばれ始めている。1274年の対馬を描き、侍を主人公にした「時代劇風オープンワールドゲーム」である本作。大きな特徴はなんといっても、アメリカの開発会社であるサッカーパンチ・プロダクションズが、日本を舞台とした作品を手掛けたことだろう。 本インタビューでは、『Ghost of Tsushima』のクリエイティブ・ディレクターであるネイト・フォックス氏がどのような時代劇に影響を受けたのか、『Ghost of Tsushima』でどのようなゲームを目指したのかなどについて訊いた。さらに、SIE JAPANスタジオの日本語版制作チームが本作にどのように貢献したのかも伺った。 まずはフォックス氏が日本の歴史や侍に興味を持ったきっかけに