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夜のピクニック 感想の検索結果1 - 14 件 / 14件

  • 楽しく生きるための100冊 2019|さとなお(佐藤尚之)

    ボクが主宰している「コミュニティ4th」では、毎月「Bookトライブ」という読書会をやっています。 一冊課題図書を決めて、みんなで読んできて感想を言い合う、という会ですね。 そこでここ数年、何を読んできたか、というのはこちらに書きました。 で。 去年の年末、そのトライブによく来ている谷川敦さん(あだ名はタフマン)という30歳男子(当時)が、こんなようなことを相談してきました。 「教養のある大人になりたいなあ、とぼんやりとした憧れを持っているんですが、ほとんど本も読まずに30歳になってしまいました。来年はBookトライブの課題図書だけでなく、もっとたくさん本を読みたいと思うのですが、絶対読むべき本を100冊くらい教えてくれませんか?」 ・・・なるほど。 ちょっと上からになって申し訳ないけど、良い心がけじゃw。 よし、ここはボクだけでなく、驚異の本読みにして「Bookトライブ」の部長である高島

      楽しく生きるための100冊 2019|さとなお(佐藤尚之)
    • 「新潮文庫ファンタジーノベル・シリーズ」二年で終わった短命レーベル全13冊を一気にご紹介 - ネコショカ(猫の書架)

      現在新潮文庫のライト系レーベルと言えば「新潮文庫NEX」だが、それに先立つことおよそ四半世紀前。もうひとつのライト系レーベルが存在していたことをご存じだろうか。 本日は僅か二年、総数13冊で消滅してしまった新潮文庫ファンタジーノベル・シリーズについて、その概要と作品を紹介。そしてどうして短命レーベルに終わってしまったのかを考察していきたい。 新潮文庫ファンタジーノベル・シリーズって? 第1期配本(1990/07/25) 『星虫』岩本隆雄 『月のしずく100%ジュース』岡崎弘明 『三日月銀次郎が行く』武良竜彦 第2期配本(1990/12/20) 『念術小僧 大江戸サイキックボーイ』加藤正和 『ラストマジック』村上哲哉 第3期配本(1991/07/25) 『魔剣伝 暁ノ段』流星香 『イーシャの舟』岩本隆雄 第4期配本(1991/09/25) 『魔性の子』小野不由美 『魔剣伝 黄昏ノ段』流星香

        「新潮文庫ファンタジーノベル・シリーズ」二年で終わった短命レーベル全13冊を一気にご紹介 - ネコショカ(猫の書架)
      • 影響を受けた100作 - ささやかな終末

        好きな小説を100冊選ぶという企画は、長年何度もチャレンジしながらも最後まで選びきれずに失敗し続けていた心残りである。しかし今回、「好き」だけではなく「影響を受けた作品」との条件を追加し、100冊ではなく100作、小説だけではなく映像作品等も込みにすることで、めでたく完成させることができた。1作1作コメントを書いていきたいところなのだが、影響を受けているだけあって思い入れの強い作品ばかりが並び、コメントが非常に長くなってしまいそうなので、まずは作品タイトルのみで記事を公開する。「出会った順」で番号を付けた。なお、コメントの追加時期は未定である。 追記1:コメントは順調に追加できており、順調すぎるあまり後半に行くにつれ長くなる一方であるため、読むときは注意が必要であると思われる。「紹介」と「思い出語り」がメインであり、重要な展開等のネタバレはしていない。 追記2:予想以上に多くの方々に閲覧し

          影響を受けた100作 - ささやかな終末
        • 私のお気に入りの本2021 - まなめはうす

          今年は103冊読みました。仕事落ち着かずにポケモンGOやリングフィットアドベンチャーする時間を大幅に削ったものの、読書時間は最低限確保し、一方で無料漫画アプリにはだいぶ時間を吸い取られた気がします。漫画は社会人になってほとんど読まなくしたのですが、広告にだいぶやられた感じがあり、ついつい読んでしまうので恐ろしいです… ■Retry〜再び最強の神仙へ〜 piccoma.com 通称、真田先生。私が一番ハマって誰にもオススメできない作品がこれ。100人のうち5人がハマってくれれば儲けものだけれど、ハマった5人はめっちゃハマること間違いなし。雑に言うならばクソアニメ枠。ぶっちゃけ言うと、毎回毎回「あいつは誰だ」「お前ごときがこの私に」「えっあなたが真田先生!?」「大変申し訳ありませんでした」しかやってないんですよこの作品。ほんとよくもまあこれだけネタがあるなって思うのですが、それが最高にハマって

            私のお気に入りの本2021 - まなめはうす
          • 【本】恩田陸『蜜蜂と遠雷』~世界が鳴っている。興奮に満ちた音楽という歓声で~ - ヒロの本棚

            1、作品の概要 2016年に刊行された恩田陸の長編小説 幻冬舎のPR誌『星星峡』で2009年4月号~2013年12月号に連載。その後『PONTOON』で2014年1月号~2016年5月号まで連載された。 国際コンクールを舞台に、3人の天才ピアニストを中心に複数人の視点から描かれた。 第156回直木賞受賞、第14回本屋大賞受賞。 2019年10月にはスピンオフ『祝祭と予感』も刊行された。 松岡茉優主演で映画化され、2019年10月に公開された。 2、あらすじ 3年に芳ヶ江国際ピアノコンクールで邂逅する3人の天才ピアニスト達の物語。 パリでのオーディションで、急逝した偉大なピアニスト・ホフマンの風変わりな弟子・風間塵が審査員に衝撃を与えてコンクールに出場することになった。 ー彼は、ギフトか、災厄か?ー かつて天才少女として名を馳せながら、母の死を契機に表舞台を去るが、恩師の勧めでためらいながら

              【本】恩田陸『蜜蜂と遠雷』~世界が鳴っている。興奮に満ちた音楽という歓声で~ - ヒロの本棚
            • 「夜のピクニック」読書感想文をプロが書いた結果

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                「夜のピクニック」読書感想文をプロが書いた結果
              • 悩める中学生と親世代におススメ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」愛と覚悟を考える - ミャウティンと庭

                こんにちは、まりもです。 夏休みも終盤、宿題の定番と言えば、読書感想文。 小中学生のみなさんはもう書き上げましたか? 去年中学生の子供が「何を読んだらいいか分からない!」と言うので、多感な時期におもしろく読めそうな本棚の3冊を紹介しました。 「塩狩峠」 三浦綾子 著  新潮文庫 「夏の庭」 湯本香樹実 著  新潮文庫 「夜のピクニック」 恩田陸 著  新潮文庫 普段はラノベを読んでいる子供、どれを選ぶかな?と思ったら意外にも手に取ったのは三浦綾子さんの「塩狩峠」でした。 明治時代を舞台に自らの命を犠牲にして大勢の乗客の命を救った青年の生涯を描いた「塩狩峠」。若い子にはとっつきにくいかと思いましたが、ひとたびページをめくればグイグイ引き込まれてしまう三浦綾子さんの小説の世界はさすがですね! リンク ・・今日のおススメ本から脱線しちゃいましたね。 今年の夏も子供におすすめを聞かれたら紹介しよう

                  悩める中学生と親世代におススメ「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」愛と覚悟を考える - ミャウティンと庭
                • 夜のピクニック 感想 - 読書家になりたい

                  夜のピクニック(新潮文庫) 作者:恩田 陸 新潮社 Amazon 夜だから、いつものみんなも違って見える。 私も少し、勇気が出せる。 ー「高校生に読んで欲しい50冊 2017(新潮文庫)」より 評価 ★★★★ あらすじ 北高の伝統行事「歩行祭」。 それは、全校生徒が夜を徹して80キロを歩き通すというものだった。 甲田貴子は、小さな賭けを胸に歩行際にのぞむ。 三年間誰にも言えなかった秘密を清算するために。 感想 まず、「夜のピクニック」という設定が面白いなと思いました。 夜だから、気分が高揚したり、相手の顔が見えづらくて気持ちを伝えやすかったりしますよね。 それに、同じゴールを目指すという連帯感もありますし、ただ夜歩くという行為がとても魅力的に感じられます。 そして何より、高校生たちの青春模様がとても眩しいです。 恋愛だったり、友情だったり、家庭環境だったり、青春時代ってやっぱ特別ですよね。

                    夜のピクニック 感想 - 読書家になりたい
                  • 『チョコレートコスモス』恩田陸 続篇の『ダンデライオン』はいつ出るの!! - ネコショカ(猫の書架)

                    続きが気になる未完シリーズの第一作 2006年刊行作品。サンデー毎日の2006年6月27日号から2005年8月7日号にかけて連載された作品を単行本化したもの。さまざまな媒体で連載を持ったことのある恩田陸だけど、週刊誌連載はこれが初めてかな? チョコレートコスモス 作者:恩田 陸 発売日: 2006/03/15 メディア: 単行本 角川文庫版は2011年に刊行されている。 おススメ度、こんな方におススメ! おすすめ度:★★★★(最大★5つ) 演劇好きの方、『ガラスの仮面』が好きな方、終盤でうやむやにならない恩田陸作品を読みたい方、ハラハラドキドキする徹夜本を読みたい方におススメ! あらすじ 恵まれた容姿と天賦の才能。芸能一家に生まれ演劇界の若き女王として君臨する東響子。しかし彼女は今ひとつ演技に打ち込めない自分を感じていた。そして演劇歴僅か三ヶ月。東京の大学劇団で初めて舞台に立った少女、佐々

                      『チョコレートコスモス』恩田陸 続篇の『ダンデライオン』はいつ出るの!! - ネコショカ(猫の書架)
                    • 『ペンギン・ハイウェイ』大人になってから振り返ると、なんか...子供って素敵よね - わたし、シーズン2

                      第31回日本SF大賞受賞作。 冒険と驚きに満ちた長編小説です。 ペンギン・ハイウェイ 感想 小学校4年生のアオヤマ君が主人公。 さわやかな季節に読んでほしい、ファンタジーな世界です。 自分の乏しい想像力をフルに使って読みました。 探検をする道のりなど、頭の中ですべてを想像しなければたどり着けません。 登場する”不思議なモノ”も自分で思いっきり想像します。 そういったことを1つ1つ丁寧にすることで、より楽しめる作品だと思います。 アオヤマ君は小学生とは思えないくらい、非常に賢いスマートな子ども。 アオヤマ君とお父さんとの会話が私は大好きで、この子がこういう風に成長したのはお父さんの影響がなんだろうな。 アオヤマ君とは全く違う「おバカな小学生」だった私ですが... そんな私とて「世界の果てについて」とか「人はいつか死ぬこと」とか「地球はどうやって始まったのか」ということをぼんやりと考えていたこ

                        『ペンギン・ハイウェイ』大人になってから振り返ると、なんか...子供って素敵よね - わたし、シーズン2
                      • 【祝本屋大賞20周年】勝手にオールタイムベストを作ってみた - 俺だってヒーローになりてえよ

                        どうも、読書中毒ブロガーのひろたつです。日常会話でふと「20年前にさ…」と使ったときに震え上がりました。老いの速度よ。 さて、今回も馬鹿の一つ覚えのTwitter集計企画である。 売れない表現者の常で、一発当てたらそれにずっとしがみついているのである。おっと、高橋ジョージの悪口はそこまでだ。 手垢が付きまくった集計企画であるが、それでも今回は特別だと言わせてほしい。 というのも、本好きたちの祭典にフューチャーしたものだからである。 その祭典とは… 本屋大賞である。 本屋大賞とは… 全国の書店員さんの投票によって、その年にいちばん売りたい本を決める催し。 プロの作家や書評家ではなく、“書店員さん”という読者に近しい存在が決めているからこそ、広く大衆に愛される作品を揃えた賞レースとなっている。 ひろたつがこの世で一番信用している賞レースである。 みんな大好き本屋大賞であるが、このたび20周年を

                          【祝本屋大賞20周年】勝手にオールタイムベストを作ってみた - 俺だってヒーローになりてえよ
                        • 映画『リアル鬼ごっこ』ネタバレあらすじ感想

                          映画『リアル鬼ごっこ』作品情報今回の絶対おすすめ映画は『リアル鬼ごっこ』です。 映画『リアル鬼ごっこ』はかなりの知名度を持つ山田悠介氏による原作の実写映画化です。 原作はゲームにもなったりとかなりの人気となっているので、『リアル鬼ごっこ』というタイトルを知っている人はかなり多いのではと思います。 設定や発想がまず面白いので人気が出たのも頷ける作品となっています。 それでは『リアル鬼ごっこ』の映画紹介です。 映画『リアル鬼ごっこ』は2008年に公開された日本映画です。 上映時間は98分。 原作は山田悠介による同名小説『リアル鬼ごっこ』。 監督は柴田一成監督。『リアル鬼ごっこ2』も監督しています。 キャストは 佐藤翼…石田卓也 佐藤愛…谷村美月 佐藤洋…大東俊介(大東駿介) 渡辺かをり…松本莉緒 佐藤輝彦…吹越満 佐藤益美…渡辺奈緒子 王様…柄本明 王様の側近…品川徹 ほか。 映画『リアル鬼ご

                            映画『リアル鬼ごっこ』ネタバレあらすじ感想
                          • 夜のピクニック…次男の場合 - のの日和♪

                            みんなと夜歩く。 たったそれだけのことなのに、 どうしてこんなに特別なんだろう。 ミ★ 恩田睦さんの『夜のピクニック』という小説を ご存知ですか? 2004年に発売された作品で のちに、多部未華子さん主演で 映画化もされました。 朝 学校を出発して、夜を徹して歩く 「歩行祭」という伝統行事を舞台にした 高校生たちの青春小説です。 次男の通っていた高校にも 似たような行事がありました。 ただし…質実剛健を旨とする男子校なので、 小説のような胸きゅん💕ドラマも 次男には 起こらなかったのですが…( ̄▽ ̄)p 以前、違うブログで書いた記事を 手直しして、再掲します。 👣 出発の朝、 小雨に降られながらも 元気に一歩を踏み出した生徒たち。 雨はすぐに上がったものの 気温も上がり、 その蒸し暑さは ただただ歩くだけの生徒たちにとって かなり嬉しくないコンディション… 空の色と同じ、先行きもグレー

                              夜のピクニック…次男の場合 - のの日和♪
                            • 『本屋大賞2022』 ノミネート10作品を読み切る書店員の過酷な作業 「全3710ページ」読破の壁(堀井憲一郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース

                              エンタメ界の注目が集まる「本屋大賞」 4月6日に本屋大賞が発表される。 書店員が選ぶ「もっとも書店員が売りたい本」である。 つまり、もっとも読んで欲しい本と言い換えることもできる。 この賞への信頼はなかなか厚い。大賞を取った本は売れる。おもしろい。 そして、だいたい映像化される。 2004年の第一回の『博士の愛した数式』から、2005年『夜のピクニック』、2006年『東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン〜』とどれも映画化された。 その後も映画化、ドラマ化されている小説がほとんどである(すべてではない)。 大賞を取った作品だけではなく、2位以下の作品も多く映像化される。 エンタメ界にとって、「多くの人に受け入れられる作品」を見つけ出すいい機会なのだ。 エンタメ業界と直結した文学賞であり、強く関心を持って眺めている賞である。 10作品を読んで投票しなければいけない 大賞は全国の書店員の投票

                                『本屋大賞2022』 ノミネート10作品を読み切る書店員の過酷な作業 「全3710ページ」読破の壁(堀井憲一郎) - エキスパート - Yahoo!ニュース
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