「新潮文庫ファンタジーノベル･シリーズ」二年で終わった短命レーベル全13冊を一気にご紹介 - ネコショカ（猫の書架）

現在新潮文庫のライト系レーベルと言えば「新潮文庫NEX」だが、それに先立つことおよそ四半世紀前。もうひとつのライト系レーベルが存在していたことをご存じだろうか。 本日は僅か二年、総数13冊で消滅してしまった新潮文庫ファンタジーノベル･シリーズについて、その概要と作品を紹介。そしてどうして短命レーベルに終わってしまったのかを考察していきたい。 新潮文庫ファンタジーノベル･シリーズって？ 第１期配本（1990/07/25） 『星虫』岩本隆雄 『月のしずく100％ジュース』岡崎弘明 『三日月銀次郎が行く』武良竜彦 第２期配本（1990/12/20） 『念術小僧 大江戸サイキックボーイ』加藤正和 『ラストマジック』村上哲哉 第３期配本（1991/07/25） 『魔剣伝 暁ノ段』流星香 『イーシャの舟』岩本隆雄 第４期配本（1991/09/25） 『魔性の子』小野不由美 『魔剣伝 黄昏ノ段』流星香

[nununi]

マニアックなネタなのに、たくさんの方に読んでいただきありがとうございます。

[Wafer]

レーベル内で発刊されていないが後宮小説当時読んでた。英雄ラファシ伝読みたい。

[unfallen_castle]

あまりレーベルに注目することがなかったのでこういう記事は嬉しい

[t_sabaku]

懐かしすぎる…魔性の子は十二国からの後追いだったので本屋を廻って探したなあ

[kamanobe]

『月のしずく100％ジュース』表紙買いしたな。全然面白くなかった。

[yomik]

この辺りを入れてくれてた司書教諭の先生、今思えばファンタジー好きだったんだろうな...。

[kirakking]

へぇこの辺の情勢は知らなかったけど、恩田さんのデビューはここだったのか。／まったく関係ないけど恩田さんの作品で、焦げ臭い匂いから火事を予知する少女が出てくる話があったと思うのだが作品名忘れてしまった。

[torinosito]

イーシャの舟は、こっちの山田ミネコ先生の挿し絵のやつが頭に残っている。このルーベルのを読んだんだな。

[hestigo]

「月のしずく１００%ジュース」は軽い世界観に最初スゲエ馬鹿にしながら読んでたのにいつの間にか滅茶苦茶引き込まれてた、好きだけど人を選ぶ感じ。

[kangiren]

短命のわりに濃ゆい。