みなさん、こんにちは、私です。 maedaaaclinic.hatenablog.com の続きになります。 19世紀末、心理療法では説得と催眠術が中心でした。 そこに画期的な治療法として登場したのが、 フロイトが考案した「精神分析」です。 無意識 フロイトは人間の行動や思考は、 本人がすべて意識して行っているのではなく、 「無意識」に左右される部分も大きいと考えました。 そして幼い頃の心理的な衝撃体験が 無意識の中に※抑圧され、長い時を経て、 精神の病気として現われるのではないかと考えたのです。 ※不快な記憶や考え、感情を意識から排除すること。 心理的衝撃体験とその後の精神障害 フロイトは人の発達段階をこのように分けています。 この発達段階の中で、 心理的衝撃体験が生じた時に人はそこに固着するとしたものです。 例えば肛門期に何かしらの心理的衝撃体験で固着が生じたとします。 肛門期は排泄に