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  • 純文学雑誌は転換期を迎えているーー『文藝』リニューアル成功が浮き彫りにした重い課題

    季刊『文藝』(河出書房新社)が、2019年夏季号からリニューアルした。「韓国・フェミニズム・日本」特集を組んだ同秋季号が、同誌では17年ぶりの重版、創刊号以来86年ぶりの3刷となりニュースになった。芥川賞はお祭り騒ぎになるものの、選考対象となる作品が掲載される純文学雑誌が目立って売れることはあまりないからだ。『文藝』はリニューアル後にこれまで3号を発刊していずれも好調であり、他の純文学雑誌にも刺激を与えている。 村上春樹のように文学好きだけでなく世間的人気もある作家や、社会学者兼テレビのコメンテーターの古市憲寿などすでに異分野で有名な書き手の作品を読める号が話題になる例はある。『文藝』も2019年冬季号で文芸誌では初登場の北野武(ビートたけし)の中編を掲載した。月刊誌の場合、12月発売の新年号は毎年力が入っているが、『文學界』2020年1月号(文藝春秋)は、芸人兼作家の又吉直樹と歌手の宇多

      純文学雑誌は転換期を迎えているーー『文藝』リニューアル成功が浮き彫りにした重い課題
    • ■SUPER DOMMUNE ●2021 YEAR END → ●2022 NEW YEAR

      2021/12/31 16:00 〜 2022/01/01 07:00 15HOURS!!!!! @渋谷PARCO 9F SUPER DOMMUNE & 10F ComMunE ■2021 SUPER DOMMUNE YEAR END DISCUSSION 「小山田圭吾氏と出来事の真相」 → 2022 SUPER DOMMUNE NEW YEAR COUNTDOWN 「DJ Plays CORNELIUS & KEIGO OYAMADA ONLY “WE HATE HATE”」 ■2021 SUPER DOMMUNE YEAR END DISCUSSION「小山田圭吾氏と出来事の真相」 ●MC:宇川直宏(DOMMUNE|”現在”美術家)高木完(MC&DJ)、遠藤治郎(建築家)、ダースレイダー(ラッパー|批評家)●出演:ばるぼら(ネットワーカー)、吉田豪(プロインタビュアー)、kobeni(

        ■SUPER DOMMUNE ●2021 YEAR END → ●2022 NEW YEAR
      • 野球レコードコレクターの終わりなき旅、選手本人にとどまらず家族や元妻の音源も収集 | 一風変わった形で音楽を楽しむ人たち 第3回

        ターンテーブル上で再生されるレコードはすべてプロ野球の関連音源――そんなDJイベント「プロ野球 音の球宴」をご存じだろうか。主宰するのは野球レコード収集家の中嶋勇二さんだ。好事家からは「ファンタスティック・ピッチングマシーン」の称号とともに“FPM中嶋”とも呼ばれる57歳。その男はかつて東京タワーズやTIGHTS、King&countryなどのドラマーとしてビートを刻み、主に都内を中心にライブ活動を行った経歴を持つ。 一般的な音楽ファンとは異ったアプローチで音楽を味わっている人々に話を聞き、これまであまり目を向けられていなかった多様な楽しみ方を探る本連載。第3回は中嶋さんにインタビューし、野球レコード収集に心血を注いだ自身の約30年間を振り返ってもらった。 取材・文 / 加藤弘士(スポーツ報知) 撮影 / 臼杵成晃 岸野雄一、川勝正幸、加藤賢崇との出会いと東京タワーズ1964年2月14日、

          野球レコードコレクターの終わりなき旅、選手本人にとどまらず家族や元妻の音源も収集 | 一風変わった形で音楽を楽しむ人たち 第3回
        • 純文学雑誌は転換期を迎えているーー『文藝』リニューアル成功が浮き彫りにした重い課題

          季刊『文藝』(河出書房新社)が、2019年夏季号からリニューアルした。「韓国・フェミニズム・日本」特集を組んだ同秋季号が、同誌では17年ぶりの重版、創刊号以来86年ぶりの3刷となりニュースになった。芥川賞はお祭り騒ぎになるものの、選考対象となる作品が掲載される純文学雑誌が目立って売れることはあまりないからだ。『文藝』はリニューアル後にこれまで3号を発刊していずれも好調であり、他の純文学雑誌にも刺激を与えている。 村上春樹のように文学好きだけでなく世間的人気もある作家や、社会学者兼テレビのコメンテーターの古市憲寿などすでに異分野で有名な書き手の作品を読める号が話題になる例はある。『文藝』も2019年冬季号で文芸誌では初登場の北野武(ビートたけし)の中編を掲載した。月刊誌の場合、12月発売の新年号は毎年力が入っているが、『文學界』2020年1月号(文藝春秋)は、芸人兼作家の又吉直樹と歌手の宇多

            純文学雑誌は転換期を迎えているーー『文藝』リニューアル成功が浮き彫りにした重い課題
          • SUPER DOMMUNE 2021/12/31 「小山田圭吾氏と出来事の真相」→ 2022/1/1「DJ Plays CORNELIUS & KEIGO OYAMADA ONLY」15HOURS!! - YouTube

            ■2021 SUPER DOMMUNE YEAR END DISCUSSION 「小山田圭吾氏と出来事の真相」 → 2022 SUPER DOMMUNE NEW YEAR COUNTDOWN 「DJ Plays CORNELIUS & KEIGO OYAMADA ONLY “WE HATE HATE”」 2021/12/31 16:00 〜 2022/01/01 07:00 15HOURS!!!!! @渋谷PARCO 9F SUPER DOMMUNE & 10F ComMunE ________________________ ●TIMETABLE <2021/12/31> 「2021 SUPER DOMMUNE YEAR END DISCUSSION」 ■【第1部】「小山田圭吾氏と出来事の真相」 コーネリアス小山田圭吾氏の、東京オリンピック開会式の作曲担当辞任にまつわる様々な出来事につ

              SUPER DOMMUNE 2021/12/31 「小山田圭吾氏と出来事の真相」→ 2022/1/1「DJ Plays CORNELIUS & KEIGO OYAMADA ONLY」15HOURS!! - YouTube
            • 「新潮」編集長・矢野優が語る、文学の多様性 「100年後まで読まれる大傑作を載せたいと常に願っている」

              「新潮」編集長・矢野優が語る、文学の多様性 「100年後まで読まれる大傑作を載せたいと常に願っている」 純文学をあつかう5大文芸誌のうち、1904年(明治37年)創刊で117年の歴史を持ち一番の老舗なのが、新潮社の「新潮」である。編集長の矢野優氏は、2003年から18年間この役職に着いており、現在の文芸誌編集長のなかで最も在任期間が長い。1989年の入社以前から各種のカルチャーに浸かっていた矢野氏に、文芸とどう向きあってきたか、「新潮」の目指すものなどについて聞いた。(6月3日取材/円堂都司昭) 浅田彰との出会いが人生を変えた ――1989年に新潮社へ入社する以前はどんなジャンルに興味を持っていましたか。 矢野:思春期は、9:1くらいで小説より音楽でした。なんでも聴きますが、YMOに直撃された世代なので、電子音楽は途切れず聴いています。作っていた時期もあります。小説は、小学校で筒井康隆さん

                「新潮」編集長・矢野優が語る、文学の多様性 「100年後まで読まれる大傑作を載せたいと常に願っている」
              • わたしを作ったレコードたち 第1回 / Ahh! Folly Jet | Record People Magazine

                わたしを作ったレコードたち 第1回 / Ahh! Folly Jet Ahh! Folly Jetのニュー・シングル「Duck Float / HEF」が出た! なおかつ、2000年リリースで、“21世紀の幻の名盤”となって久しかった『Abondoned Songs From The Limbo』が未発表トラックを加えた上でのアナログLPリリース実現という、ダブルなブレイキング・ニュース! 2017年のシングル「犬の日々」リリース時も、Ahh! Folly Jetこと高井康生の音楽ヒストリーをたどるインタビューを担当したが、今回の取材は、彼に影響を与え、音楽制作の糧となり、新作への後押しともなった数々のレコードをひたすら語っていく企画。 正直思う。みんな、こういうのがいちばん楽しいよね! Ahh! Folly Jetのはるか以前、高井の若き日からスタートし、スマーフ男組(COMPUMA+マ

                  わたしを作ったレコードたち 第1回 / Ahh! Folly Jet | Record People Magazine
                • Vol.120 Ahh! Folly Jet – 人気DJのMIX音源を毎月配信!『Mastered Mix Archives』

                  MasteredがレコメンドするDJ、アーティストのインタビューとエクスクルーシヴ・ミックスを紹介する『Mastered Mix Archives』。今回登場するのは、2000年に発表したミニアルバム『Abandoned Songs From The Limbo』が後続世代の熱烈な再評価を受け、3月3日(水)に初めてアナログでリリースされるAhh! Folly Jet。 Ahh! Folly Jetは、90年代音響派と評されたASTEROID DESERT SONGS(A.D.S.)のメンバーであり、カヒミ・カリィや嶺川貴子らのプロデュース、00年代DCPRGやsalyu×salyu、あまちゃんスペシャル・ビッグバンド、井の頭レンジャーズのギタリストとしても活動してきた高井康生のオウン・プロジェクト。彼が2000年にリリースした『Abandoned Songs From The Limbo

                    Vol.120 Ahh! Folly Jet – 人気DJのMIX音源を毎月配信!『Mastered Mix Archives』
                  • 生涯学習note2020.04/24|岸野雄一|note

                    「誓い空しく」2020年度版エディションについて  まだ現物を手にしていないので確認が取れていないのですが、オリジナル版にトラック6として収録されていたオーガニゼーションが収録されていないようです。再発では度々このような事が起きますね。オリジナル版の曲の並びはかなり考え抜いたものですので、気になる方はオリジナル盤の方も探して聞いてみてください。10枚組の「21世紀の京浜兄弟者」の方には、オリジナルの曲順で収録されています。本稿では、そのライナーを元に加筆していますので、元の曲順のままの記述にしておきます。 今回はディスク1の「誓い空しく」について、各曲の解説をします。続いて次回は、ディスク2の「スナック・オー・トラックス」について解説します。なお各バンドのバイオグラフィー、ディスコグラフィーについては、現段階では各自調べてください。いつかまとまった論評を書きたいとは思っています。 DISC

                      生涯学習note2020.04/24|岸野雄一|note
                    • 阿部和重、町田康、赤坂真理……“J文学”とは何だったのか? 90年代後半「Jの字」に託された期待

                      最近好調な純文学系文芸誌『文藝』(河出書房新社)は、かつてJ文学のブームを仕掛けていた。ーーといったところで今、どれくらいの人に通じるのか。2009-2012年にNHK Eテレで日本の作品を英語翻訳で紹介する「Jブンガク」という番組があったが、それとは違う。1990年代後半、『文藝』がJ文学なる呼び名を掲げ、出版界で話題になったのだ。 『文藝別冊 ’90年代J文学マップ』 売行きが低迷する純文学が注目されるように『文藝』がキャンペーンに動き『文藝別冊 ’90年代J文学マップ』(1998年)が発行された。同ムックで作家マップを作成した佐々木敦は、J文学の呼称を提案したのは自分だと後に語っている(『ニッポンの文学』)。 明確な定義があったわけではない。阿部和重、町田康、赤坂真理、藤沢周など1990年代にデビューした作家たちの総称として、とりあえずJ文学が使われたのである。ただ、ムックには論者4

                        阿部和重、町田康、赤坂真理……“J文学”とは何だったのか? 90年代後半「Jの字」に託された期待
                      • 生涯学習note2020.04/27|岸野雄一

                        京浜兄弟社年表 「21世紀の京浜兄弟者」所収の京浜兄弟社の年表を加筆訂正し、二回に分けてお届けします。第一回は1982年から87年までの6年間です。念のためにファミリー・ツリーも掲載し直しますので、ツリーを横軸、年表を縦軸で頭の中で組み立ててみてください。ばるぼらくん、ベガスくんという社史編纂室部が、国会図書館に日参し、82年から94年までの「ぴあ」誌、「シティロード」誌のライブ情報ページ、自主上映の欄をくまなくチェックし、その他、音楽誌や、関係者が保存していたフライヤーなどをもとに作成しました。よって、社史としては、出来事の記述よりも、ライブ情報が多くなっています。実際は該当ライブのフライヤーも数多く残されているので、ブックレットに画像も掲載したかったのですが、紙幅の関係で割愛しました。noteですと、後からいくらでも情報を付記できるので、追い追いそういった資料も付け加えていきたいと思い

                          生涯学習note2020.04/27|岸野雄一
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