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村上春樹 新刊 あらすじの検索結果1 - 9 件 / 9件

  • この本がスゴい!2022: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

    「いつか読もう」はいつまでも読まない。 「あとで読む」は後で読まない。 積読をこじらせ、「積読も読書のうち」と開き直るのも虚しい。人生は有限であり、本が読める時間は、残りの人生よりもっと少ない。「いつか」「そのうち」と言ってるうちに人生が暮れる。 だから「いま」読む。 10分でいい、1ページだっていい。できないなら、「そういう出会いだった」というだけだ。「いま」読まないなら、「いつか」「そのうち」もない。 本に限らず情報が多すぎるとか、まとまった時間が取れないとか、疲れて集中できないとごまかすのは止めろ。新刊を「新しい」というだけの理由で読むな。積読は悪ではないが、自分への嘘であることを自覚せよ。「いま」読むためにどうしたらいいか考えろ。「本」にこだわらず読まずに済む方法(レジュメ、論文、Audible)を探せ。難解&長大なら分割してルーティン化しろ。こちとら遊びで読書してるんだから、仕事

      この本がスゴい!2022: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
    • AI時代に読む村上春樹の『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』 - 世界のねじを巻くブログ

      新作の予習に 最新作『街とその不確かな壁』が明日発売。 タイトルや前情報から、 過去作『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』 と関連しているのは間違いなさそうなので、 10年振りぐらいに再読。 個人的には初めて読んだ村上春樹の長編が 『世界の終りと~』だったので、わりと思い入れのある作品。 確か『走ることについて~』『象の消滅』そして 本作という順番で読んだ気がするけど、独特の設定に惹かれて あっという間に読み終わったけど、今回もそんな感じで読めたなと。 代表作のひとつということもあり、今読んでもさすがに面白かった。 全体的には『ねじまき鳥クロニクル』の方が優れていると思うけれど、 主人公への共感度でいうと『世界の終り~』や『羊をめぐる冒険』の方が上。 はまり込んでいく主人公に同情せざるを得ないし、 ラストの選択はもうね・・・。 令和の今、改めて読み直してみると、 偶然にも人工知

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      • こんな時だからロシア文学でも読んで「空疎な意識高い系とそれに対抗する暴走男」の構図を理解しよう。まずは村上春樹原作アカデミー賞候補「ドライブ・マイ・カー」に出てくるチェーホフがオススメ。|倉本圭造

        こんな時だからロシア文学でも読んで「空疎な意識高い系とそれに対抗する暴走男」の構図を理解しよう。まずは村上春樹原作アカデミー賞候補「ドライブ・マイ・カー」に出てくるチェーホフがオススメ。 Photo by Sandy Millar on Unsplash ウクライナ情勢があまりに衝撃的すぎて、世界的に「ロシア人・ロシア文化」そのものへのヘイトが高まっていることが問題になっています。 欧米の結構真面目な学問界でもロシア文学を取り上げづらくなってるとか言う話すらありますし、もっと一般的なネットのSNS的環境において「ロシア人」に投げつけられる暴言の数々が問題になっているのは言うまでもありません。 そこで、こういう時期だからこそあえてロシア文学でも読んでみようぜ、というか、「ロシア人も同じ人間であり、共感できる部分はある」みたいな事を思い出す機会があってもいいかなということで、今回はサクッと短時

          こんな時だからロシア文学でも読んで「空疎な意識高い系とそれに対抗する暴走男」の構図を理解しよう。まずは村上春樹原作アカデミー賞候補「ドライブ・マイ・カー」に出てくるチェーホフがオススメ。|倉本圭造
        • 「芥川賞ぜんぶ読む」菊池良さん×「直木賞のすべて」川口則弘さん対談〈前編〉 受賞作、全部読んでわかったこと|好書好日

          芥川賞受賞作一覧に線を引いていくのが楽しい ――菊池さんの新刊『芥川賞ぜんぶ読む』は、書名のとおり、過去84年間の芥川賞180作品を全部読み、それぞれの内容を紹介したガイドブックです。そもそもなぜ、全部読もうと思ったのですか。 菊池良さん 富士山を登るみたいな感じで、登山的なモチベーションでやりましたね。誰もやっていない山を登頂するような。でも、文学賞を全部読むというのは初めてです。 川口則弘さん なんで芥川賞なのですか。全部の中でもいろいろある中で。 菊池 前から気になっていた賞でした。受賞の記者会見がニュースで流れますし、マスコミ的興味といいますか。一番有名な賞なので富士山を登るみたいな感じでいっちょやってみようって。 ――川口さんは20年にわたり、ウェブサイト「直木賞のすべて」を運営されています。芥川賞もすべて読まれているそうですが、直木賞の方が先ですよね。 川口 そんなことはないで

            「芥川賞ぜんぶ読む」菊池良さん×「直木賞のすべて」川口則弘さん対談〈前編〉 受賞作、全部読んでわかったこと|好書好日
          • 書評Blogでデイリー500PV出るまでにやったこと11項目 - ネコショカ(猫の書架)

            書評Blogを365日毎日更新するとどうなるか いつもご覧いただいている皆さまありがとうございます。ぬぬにです。 300エントリ目の時は振り返り記事をサボってしまったので、久しぶりのブログ運営報告です。昨年の9月から毎日の読書感想ブログを更新し始めて、ほぼ一年が経過したので、振り返り記事を残しておこうと思います。 前半はアクセスと収益報告。後半はデイリー500PV出るまでに何をやったかをまとめています。 これまでの振り返り記事はこちらから。 書評Blogを100エントリくらい書いてみるとどうなるか 書評Blogを200エントリくらい書いてみるとどうなるか なお、普段の文章は「である」調ですが、今回は「ですます」調でお送りします(なんとなくこの方が書きやすい)。 書評Blogを365日毎日更新するとどうなるか アクセス傾向 アクセス比率 収益面 Googleアドセンス Amazonアソシエイ

              書評Blogでデイリー500PV出るまでにやったこと11項目 - ネコショカ(猫の書架)
            • 影響を受けた100作 - ささやかな終末

              好きな小説を100冊選ぶという企画は、長年何度もチャレンジしながらも最後まで選びきれずに失敗し続けていた心残りである。しかし今回、「好き」だけではなく「影響を受けた作品」との条件を追加し、100冊ではなく100作、小説だけではなく映像作品等も込みにすることで、めでたく完成させることができた。1作1作コメントを書いていきたいところなのだが、影響を受けているだけあって思い入れの強い作品ばかりが並び、コメントが非常に長くなってしまいそうなので、まずは作品タイトルのみで記事を公開する。「出会った順」で番号を付けた。なお、コメントの追加時期は未定である。 追記1:コメントは順調に追加できており、順調すぎるあまり後半に行くにつれ長くなる一方であるため、読むときは注意が必要であると思われる。「紹介」と「思い出語り」がメインであり、重要な展開等のネタバレはしていない。 追記2:予想以上に多くの方々に閲覧し

                影響を受けた100作 - ささやかな終末
              • 村上春樹の新刊『街とその不確かな壁』を予想する試み - 日々の栞

                www.nikkei.com 村上春樹の新作長編小説『街とその不確かな壁』が2023年4月13日(木)に刊行される。英語でのタイトルは、「The city and its uncertain walls」だ。2017年2月刊行の『騎士団長殺し』以来、6年ぶりとなる書下ろし長編である。 街とその不確かな壁 作者:村上春樹 新潮社 Amazon 『街とその不確かな壁』は、1200枚の書き下ろし新作長編小説であるようだ。 村上春樹ファンのあいだでも話題になったのだが、村上春樹の幻の作品「街と、その不確かな壁」とタイトルがほとんど同じなのだ。新作長編の題名は、読点が一つ抜かれたものである。この点からも内容を予想できそうである。 また、新しい試みとして村上作品の長編では初めて刊行と同日に電子書籍も配信するようだ。 今から読むのが楽しみである。Twitterなどでは新作長編のニュースで祭り状態になって

                  村上春樹の新刊『街とその不確かな壁』を予想する試み - 日々の栞
                • 「街とその不確かな壁」ネタバレ有りの感想・書評 - Letter from Kyoto

                  街とその不確かな壁 作者:村上春樹新潮社Amazon 2023年4月13日に出た、村上春樹の新刊です。これまで村上春樹の新刊を、リアルタイムで読んだことはなかった。初めて同時代の波に乗っかる。ただ今回は、前回『騎士団長殺し』や前々回『1Q84』の時ように大々的に騒がれていない。一冊だけど650ページ超えで、長編のはずなのに。世間はもう村上春樹に飽きたのか。ノーベル賞も獲れなさそうだしね。 そもそも騒がれだしたのが、『海辺のカフカ』でノーベル賞の前哨戦と言われるフランツ・カフカ賞を獲ったあたりからだった。「大江健三郎以来か」とにわかに沸き立ったがその後何度も逃し、「どうやら見込みがなさそうだ」というところで落ち着いたのかもしれない。 なぜ村上春樹作品を読むか ネタバレ有りのあらすじと感想 読書メモ 第一部 第二部 第三部 なぜ村上春樹作品を読むか 僕は、というか多くの村上春樹読者は、そういう

                    「街とその不確かな壁」ネタバレ有りの感想・書評 - Letter from Kyoto
                  • 村上春樹作品のなかで「多くの女子学生を惹きつけ」「複雑な母娘関係が描かれた」、意外なタイトルをご存じですか?(古豆)

                    村上春樹作品のなかで「多くの女子学生を惹きつけ」「複雑な母娘関係が描かれた」、意外なタイトルをご存じですか? フェミニズム的主題 村上春樹さんの新刊『街とその不確かな壁』が発売され、SNSなどには続々と感想が投稿されています。 ところで村上さんの作品といえば、小説はもちろんのこと、エッセイ、ルポルタージュ、インタビュー、読者との問答など、きわめて幅広いジャンルを横断していることで知られています。小説だけをとってみても、その主題・テーマは、全体を見渡せないほどの広がりを持っているといえるでしょう。 それゆえなかには、一般的な村上作品のイメージからはやや離れており、少し意外な印象を受けるテーマをもつ(とされる)作品もあります。 たとえば、長きにわたって村上作品を追ってきたことで知られる批評家の加藤典洋さんが、『村上春樹の世界』という著作のなかで、フェミニズム的な主題や「母と娘の関係」が描かれて

                      村上春樹作品のなかで「多くの女子学生を惹きつけ」「複雑な母娘関係が描かれた」、意外なタイトルをご存じですか?(古豆)
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