生まれつき子宮や膣(ちつ)がない「ロキタンスキー症候群」。約4500人に1人の割合で発症するとされるが、一般にはほとんど知られていない。病気に加え、周囲や社会の無理解に苦しむ患者たちにとって、子宮移植という新たな技術は大きな希望だ。だが一方で本人はもちろん提供者(ドナー)に掛かる負担も大きい。子宮移植の是非を巡る議論の行方を見守りながら、患者たちの心は揺れる。 【図解】子宮移植どうやって行う? 福岡県に住むミキさん(30)は中学を卒業しても月経がなく、近くの産婦人科医を受診。さまざまな検査を受けたが原因は不明で、ホルモン治療なども効果はなかった。ロキタンスキー症候群の診断を受けたのは大学1年のころ。「子宮が確認できません。子どもは産めないでしょう」。ぼうぜんとして、医師の言葉は人ごとのように聞こえた。 卵巣は正常に機能する。女性ホルモンの分泌や排卵もある。見た目は至って健康。日常生活に支障
まだまだ続く入院話。 退院することになり 医師から最後に説明があり 自分と嫁さんの二人で聞きました。 入院した原因である脳梗塞については 2回目のMRIで悪化してないことを確認し とりあえず様子を見るという感じです。 それより大事なのが 再発の可能性を下げるために 高血圧とか尿酸値とか体重とか とにかく高い数値を何とかするために 退院後の生活習慣を見直すこと。 この医師の説明に対し 正直「またか・・・」と思いましたが 完全なる正論ですから異論はありません。 しかし それが顔に書いてあったからか 医師として普通の対応かわかりませんが 嬉しいことも言ってくれました。 「ニシオカさんにはポテンシャルがある」 というのは 入院中の生活と病院食で それらの数値が下がる傾向にあることから 退院後も同じような食事と生活習慣をすれば いわゆる健康体になれる素質がある ということらしいです。 それを聞いた自
「僕みたいな役立たずは、死んだほうがいい」と絶望するのは、胃がんのステージIと診断された20歳の浪人生。「がん哲学外来」のベテラン医師が彼の心を救い、大学合格にまで導いたのは、粘り強い対話からの“金言”だった。本稿は、樋野興夫『もしも突然、がんを告知されたとしたら。』(東洋経済新報社)の一部を抜粋・編集したものです。 がんの治療を拒む若者に 先生が口にした意外な質問 「治療は受けない。どうせ治らない。だったら苦しいのは嫌だ。そう言うんです、この子。どうすればいいんでしょうか」 この日、「がん哲学外来」の個人面談にやって来たのは、母子の2人連れだった。がんなのは息子で、名前は遠山俊彦君、胃がんのステージIと診断された。息子は今、20歳で、大学受験のために予備校に籍を置いている。1カ月前に胃痛を訴えたので、「念のため」と母親が診察を受けさせたところ、運良く初期で発見されたのだという。 ところが
診療科 整形外科 年齢 32歳 家族構成 独身 居住地 中部地方 勤務医としての年収 1,400万円 救急指定病院で整形外科医として勤務するA氏は、文字通り昼夜を問わず働きづめです。ご存じのように整形外科の患者数は内科に次ぐ多さと言われています。しかも働いている病院は救急指定なので夜中に呼び出されることは日常茶飯事。さらにA氏は同僚の中では若手なので夜間勤務が多くなる傾向があります。 2014年の1月にお会いしたときも「正月の三が日はすべて出勤だったよ」と嘆いていました。また、整形外科は精神的には元気な患者ばかりです。クレームが発生すると激しい言葉や行動に出る患者がたまにいて、そのときの対処にも苦労しているとのことでした。 戦争のような毎日を繰り返しているので、いくら収入が多くても使う時間がありません。デートはもちろん出会いの機会もなく、数年前に60万円かけて道具を揃えた趣味のゴルフも何年
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