宮城県と山形県にまたがる蔵王山の読み方を、地元で使われている「ざおうさん」に変更しようと、山形市の市長が宮城県内の自治体を訪れ、変更への理解と協力を求めました。 しかし、山形県では「ざおうさん」と呼ばれることが多く、地元の山形市は国土地理院に呼び名の変更を申請しようと、佐藤孝弘市長が宮城県内の関係自治体に協力の要請を始めました。 このうち、7日午前中に行われた白石市の山田裕一市長との面会では、協力を求められた山田市長が「白石では『蔵王連峰』などと呼ぶ人が多く、『ざおうざん』とはあまり言わない。山形の人たちが『ざおうさん』と呼ぶほうがしっくりくるのであれば、白石市としても応援していきたい」と応じていました。 会談のあと、佐藤市長は「山形市では神社の名前や学校の校歌などですべて『ざおうさん』と呼んでいるので、関係自治体には山形市民の要望を知ってもらいたい」と話していました。 佐藤市長は、7日と