昨年に没後80年を迎えた福岡県柳川市出身の詩人、北原白秋(1885~1942)の二つの歌集「雲母(きらら)集」「雀の卵」を、挿絵パネルや切り絵で表現した「挿絵と切り絵展」(同館自主事業実行委員会主催)が、同市上宮永町の柳川市民文化会館「水都やながわ」ギャラリーで開かれている。...
昨年に没後80年を迎えた福岡県柳川市出身の詩人、北原白秋(1885~1942)の二つの歌集「雲母(きらら)集」「雀の卵」を、挿絵パネルや切り絵で表現した「挿絵と切り絵展」(同館自主事業実行委員会主催)が、同市上宮永町の柳川市民文化会館「水都やながわ」ギャラリーで開かれている。...
詩に漂うイラン戦禍の記憶「劣化した物を直す過程が、自分の癒やし」 2022/8/1 11:30 [有料会員限定記事]
永田健の時代ななめ読み 「空気を読まない」を信条とするベテラン記者が、今起きている政治、社会、国際問題を「ななめに」論評します。賛同とお叱りが相半ばする人気のコラム(日曜更新)
作家でミュージシャンの坂口恭平さん(43)=熊本市=は、ギターを手にどこか懐かしい旋律で歌い上げた。曲名は「夕焼」。親交のあった作家、故石牟礼道子さんの詩に自分でメロディーを付けたものだ。 「この詩は熊本市街地のビルの向こうに夕焼けを見ているイメージ。社会への怒りも感じる」と、坂口さんは評す。詩は歌わないと分からない。詩集をめくり、即興で作曲している。どれも童謡のような優しい歌に仕上がっている。 水俣病患者を描いた「苦海浄土」で知られ、前近代へのまなざしを持ち続けた石牟礼さん。彼女の詩を歌にしたのは6年前にさかのぼる。熊本市でのイベントで披露し、会場に来た石牟礼さんが踊った。歌の交流は続いたが2018年に石牟礼さんは他界。三回忌で「海底の修羅」という詩を弾き語ると、会場からはすすり泣く声が聞こえた。 「道子さんは、社会が変な方向に行く中での精神的支柱のようなもの。その言葉をすくっていかなけ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く