虐げられてきた女性たちが行動を始めた。中東国家のレバノンでは、家庭内暴力から女性を守る法案が先へ進まないことへの不満から、女性たちがデモを行っている。 レバノン人口の半数以上はイスラム教に帰依する。家父長制の宗教的文化背景の下、女性の地位は低い。家庭内暴力の被害を受ける妻たちの訴えは宗教裁判所に持ち込まれることが多いが、そこでは家族単位を維持することが最重要視される。警察の対応も同様で、「事を荒立てて家族の体面を傷つけないようにと諭される」と弁護士のAmer Badreddine氏は語った。夫婦間におけるレイプ行為は、ここでは「結婚の権利を行使しただけ」としてお咎めはなく、法制化した場合は刑務所に男たちがわんさか放り込まれることになるだろうと、スンニ派の宗教裁判所判事のShei Ahmad Al-KurdiはCNNの取材に対し回答している。 レバノンでは結婚した女性の15パーセントが夫から
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