「Mobage」(ディー・エヌ・エー)と「GREE」(グリー)というソーシャルゲームプラットフォーム最大手2社が相次ぎ「コンプリートガチャ」(コンプガチャ)を廃止する方針を打ち出した。両社とも、両プラットフォームにゲームを提供している外部会社(サードパーティ)に対してもコンプガチャの終了を要請する方針。成長著しいソーシャルゲーム業界を揺るがしたコンプガチャ問題だが、社会の視線は厳しくなっており、問題がこれで収束するかどうかは不透明だ。 「ただちに法令に違反するという考えは持っていないが、社会的な問題提起もされている状況をかんがみ、今後、コンプガチャを順次廃止していく」。DeNAの守安功社長は5月9日午後、都内で開いた決算説明会で、コンプガチャを廃止する方針を明らかにした。今後ガイドラインを策定し、サードパーティ製ゲームを含めてコンプガチャを順次終了する。 それから数時間後。前日に「指摘があ