中国の劉結一国連大使は29日、第一次世界大戦勃発100年に合わせて開かれた国連安全保障理事会の会合で、安倍晋三首相の靖国神社参拝を非難した。慰安婦問題にも言及した韓国の呉俊国連大使は演説中、「日本」の国名を17回挙げて、「帝国主義時代に起こったことの見方をねじ曲げている」などと批判した。 中韓両国は昨年末以降、国連の委員会会合や世界各地で日本非難のキャンペーンを展開しているが、国連の事実上の最高意思決定機関である安保理で批判したのは初めて。 中国の劉大使は演説で、靖国神社を「日本の侵略のシンボル」と形容。「(安倍首相が)ファシストの戦争犯罪人たちを訪れたことは、国連憲章が作り上げた戦後秩序への挑戦だ」と強調した。 安倍首相については「戦争に対する評価を覆そうとしている」人物と評し、「日本の指導者たちは近隣国家から信頼を得るため過去を見つめるべきだ」と訴えた。また、「中国は国際的な正義
![中韓国連大使が安保理会合で日本批判 中国は「靖国」、韓国は「日本」17回連呼し「慰安婦」も](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/62dfcfd9996dc89519a141a3943275917e522fc4/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Famosaic%2Fimgs%2Fb%2F4%2Fb4f9e20a-s.jpg)