47歳の泉健太の選出で幕を閉じた立憲民主党の代表選挙。 「盛り上がりにかける」とも言われた選挙戦で、熱量を放ち続けたのが、映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」で話題になった小川淳也だ。 ギリギリで立候補にこぎつけた小川だったが、実は最終盤、陣営は「勝利のシナリオ」を確信していた。 なぜ、シナリオは幻に終わったのか? なぜ、君は代表になれなかったのか? そこには、立憲民主党の課題が内在していた。 (佐々木森里) “青空対話集会” 通勤客や買い物客で、平日・祝日を問わず、多くの人が行き交う東京・有楽町駅前。 立憲民主党代表選挙の11日間、小川淳也は“青空対話集会”と銘打って、ほぼ連日この場所でマイクを握った。 「政治や社会に、時に絶望を感じ心を塞ぎながらも、将来への希望をお持ちの皆様のエネルギーを、私たちは新しい社会をつくっていくために結集をしていかなければなりません!!」 多い日には300
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