スリランカの最大都市、コロンボを中心にホテルとキリスト教の教会で起きた同時爆破テロ事件は、死者がさらに増えて290人となりました。捜査当局は、ホテルの宿泊客を装った人物がレストランの中で自爆したことで犠牲者が増えたと指摘し、国内のイスラム過激派組織を中心に事件との関連を調べています。 スリランカ政府は、6か所の爆発と捜査の過程で、死者が290人に上り、けが人はおよそ500人になったと発表しました。 捜査当局は、6か所の爆発はいずれも自爆テロで、周到に準備された計画的な犯行だったという見方を示し、外国人やキリスト教徒を主な標的にしたとみられています。 捜査当局の内部文書によりますと、今月9日、国内のイスラム過激派組織がキリスト教の教会などをねらった自爆テロを計画しているという情報をつかみ、国防省が全国の警察に警戒態勢をとるよう指示を出していたことが分かりました。 しかし、計画がいつ実行される
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