仕事をしている方は、がんと診断されて「仕事はもう続けられないのではないか」と退職を考えてしまうかもしれません。まずは、今後の治療スケジュールと仕事を続けられるかの見通しを主治医に確認しましょう。仕事を続けるのは大変なこともあるかもしれませんが、治療をしながら仕事を続ける方も増えています。経済的なことだけでなく、社会とのつながりは大切なものです。大切な決断は急いでひとりで決めずに、職場でどのように伝えたらよいのか、誰に何を確認すればよいのかなども含め、がん相談支援センターにご相談ください。 その上で、仕事を休んだり辞めたりすると決めたとき、心身に障害が生じて生活にサポートが必要になったときに、経済的な負担を軽くするための制度をまとめました。 1.仕事を休んだとき・辞めたとき 1)傷病手当金 会社員や公務員などが病気などで働けなくなったときに、生活を支えてくれる制度です。被用者保険(健康保険、
![生活費等の助成や給付など:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e7dc98aefd659a058268607787edb174e0402bc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fganjoho.jp%2Fpublic%2Fcommon%2Fimg%2Fcommon%2Fog_image.png)