米Appleの開発者向け会議「WWDC 16」が13日(現地時間)に開幕。キーノートでは、iOS、Apple Watch向けのwatchOS、Apple TV用のtvOS、そしてOS Xから名称が変更されたMac向けのmacOSなどが発表された。 まずは、CEOのティム・クックがステージへ。オープニングのムービーはなく、スピーチに入る前に、米国フロリダ州オーランドで起こった銃乱射事件について哀悼の意を表した。Appleコミュニティは、世界中の多種多様な人々から構成されており、多様性を受け入れる場所であるという言葉の後、乱射事件の被害者と彼らを愛する人々に、黙祷を捧げると続け、会場は黙祷。重々しい空気は流れたが、他者に対する配慮という、アップルの思想を再確認するスタートでもあった。 続けて、今年は27回目の開催であることを告げ、しばし、数字の話題が続く。Appleプラットフォームの開発者は1