10月8日(水)、夕刻、「道徳教育をすすめる有識者の会」の発足記念行事、「子供たちに伝えよう、日本の道徳―『パイロット版 道徳教科書』の作成に向けて―」が東京・港区の虎ノ門パストラルホテルで開催され、約500人が参加されました。 基調提言を「道徳教育をすすめる有識者の会」代表世話人・上智大学名誉教授の渡部昇一氏が行い、日本バレーボール協会名誉会長の松平康隆氏、服飾評論家の市田ひろみ氏、参議院議員の義家弘介氏らが登壇しました。 冒頭、開会のあいさつに立った廣池幹堂・モラロジー研究所理事長は、「大人の責任として、子供たちに感動を与える道徳教科書づくりを国民運動として盛り上げていこうではありませんか」と訴えました。 基調提言に立った渡部昇一氏は、「子供は美しい話であれば感激し、目を輝かせて聞きます。子供の頃に受けた感激は、一生、いざというときに働きます。教育勅語の廃止は徳目の廃止を意味し、