こんにちは、インフォマティクスの空間情報クラブ編集部です。 昨今スマートスピーカーやチャットボットをはじめ、AIを活用したさまざまなシステムの登場で、業務や生活がますます効率化・高度化されています。 今回はそれらのシステムに応用されている自然言語処理の仕組みや応用例についてご紹介します。 自然言語とは 自然言語とは、普段私たちがコミュニケーションをとる際に使う言葉のことをいいます。 この自然言語に相対する言語として「形式言語」「人工言語」と呼ばれるものがあります。 自然言語:人の話し言葉や書き言葉 構文や意味合いのルールがゆるいので、利用者が文脈によって解釈のルールを変えられる。 人工言語、形式言語:数式やプログラミング言語など人工的、形式的に定義された言語 構文や意味が明確・厳密に定義されており、利用者はそのルールに従わなくてはならない場合が多い。 自然言語処理とは 自然言語処理(しぜん
山の中腹に点在する伝統的な家。パプアニューギニアのユプノ渓谷で撮影。(Photograph by Rafael Núñez) シベックさんの家は斜面に建っていて、扉は坂の上に面している。つまり扉の外は上り坂だ。ところが、扉から反対を向いて家の奥に進むとき、彼は「上り坂」を歩いている。家の床は水平であるにもかかわらずである。なぜなら、シベックさんたちの言語では、屋内には屋外と無関係な架空の坂が存在するためだ。 これは、ユプノ族の言語に見られる顕著な特徴の一つだ。パプアニューギニアのフィニステラ高原に暮らす約8000人がこの言語を話す。世界を見渡すと、左・右などの体を中心とした対比、東・西などの基本的な対比が多くの言語で使われているが、ユプノ語では現地の地形を基準に空間的な関係が表現される。(参考記事:「各地で火山噴火:パプアニューギニア」) 環境を基準にした方位の表現は決して珍しくない。北極
今や日本人の「英語下手」は、世界でもかなり有名なのだという。なぜ、こんなに日本人は英語ができないのか。その一方で、日本語が達者な外国人が増えているような気がする。国同士が陸続きの欧州では、数カ国語を操れるというのは当たり前。こちらは英語一つでも苦労しているのに、彼らはなぜ……? 今回、「日経GLOBAL GATE」では「IT企業に勤める外国人は日本語がうまい」というまったく根拠のない“あるある”に基づき、実際、数人の方々に「日本語マスター法」について聞き込み調査を敢行した(こちらのレポートは、「日経GLOBAL GATE 2015 Autumn(Kindle版)」をご覧ください)。その結果、彼らに共通した大きなポイントは2つ。 1:日本の文化が好き 2:間違えることを恥ずかしいと思わない そこで気鋭の脳科学者、中野信子さんにズバリ尋ねた。「日本人と外国人の語学脳に違いがあるのか?」。脳科学
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く