ブックマーク / remcat.hatenadiary.jp (6)

  • 「10歳の壁」の虚妄:箕面市「子ども成長見守りシステム」データから読みとるべきこと - remcat: 研究資料集

    昨年12月25日、 読売新聞社サイト YOMIURI ONLINE 「深読みチャンネル」に「「10歳の壁」から貧困家庭の子どもを救え」と題する記事が掲載された。 小学校4年(10歳ごろ)時に、家庭の貧富の差による「学力格差」が急拡大する傾向があることが、日財団などの調査でわかった。貧困家庭の子どもが大人になっても貧しさから脱することができない「負の連鎖」の一因とも指摘される。分析調査を行った日財団職員の栗田萌希さんが解説する。 ----- 栗田萌希 (2017) 「日財団「子どもの貧困対策プロジェクト」: 「10歳の壁」から貧困家庭の子どもを救え」『YOMIURI ONLINE』2017-12-25 05:20 http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20171222-OYT8T50029.htmlYahoo! ニュース」でも、年明けの

    「10歳の壁」の虚妄:箕面市「子ども成長見守りシステム」データから読みとるべきこと - remcat: 研究資料集
  • 非科学的知識の生産・流通と「卵子の老化」パニック - remcat: 研究資料集

    KAKENHI research plan (2017-2019) #17K02069 科学研究費補助金 (基盤研究(C)) 2017--2019年度 分野: 総合人文社会 分科: ジェンダー (gender) 細目: ジェンダー (gender) 細目表キーワード: 科学技術・医療・生命 (science, technology, medicine, life) 細目表以外のキーワード: 生殖医学 (reproductive medicine) 研究代表者: 田中 重人 状況: 内定 研究目的 研究目的(概要) 2010年代に入り、加齢による女性の妊孕性の低下やその原因としての「卵子の老化」という現象に関して、産科・婦人科・生殖医学等の専門家が創った非科学的な知識が、彼らの広報・政治活動によって日社会に広く流通してきた。このような非科学的知識の生産・流通の実態を調査し、世論や政策との関

    非科学的知識の生産・流通と「卵子の老化」パニック - remcat: 研究資料集
    semimaruclimb
    semimaruclimb 2017/04/16
    【科学的な研究成果がゆがんだ形で社会に受容されることはめずらしくないが、「卵子の老化」パニックの場合、産科・婦人科・生殖医学等の学会が 非科学的知識を利用した政治活動 を積極的に繰り広げてきた〔後略〕】
  • 「卵子の老化」その後 - remcat: 研究資料集

    1974年の初出 時には排卵から受精までの時間の経過による変性を指していた「卵子の老化」概念は、そのあと、意味する範囲を拡大していくことになる。 “卵子のエイジング” という現象は一般にはあまりなじみのないもののようであるが,近年,心身障害児研究が活発となり,発生異常,染色体異常の成因としてしばしば取りあげられるようになった.現在,これらの研究で問題とされる卵子のエイジングとは,次の3種に分類できるが (Mikamo, 1968),すなわち卵子の形成過程でおこる卵子の質的低下,退行変性であり,いずれも受精能・発生脳の低下をもたらすとともに発生異常・染色体異常の成因となることが認められるものである. (1) 母体の加齢に伴う卵子の退行変性 (2) 遅延排卵による卵子の濾胞内過熟 (3) 遅延授精による卵子の卵管内過熟 一定のプログラムにしたがって進行する卵子の形成は,そのいずれの段階において

    「卵子の老化」その後 - remcat: 研究資料集
    semimaruclimb
    semimaruclimb 2017/04/16
    「卵子の老化」概念がどのように宣伝され、都合のいいグラフが作成されていったか、丹念なまとめ。
  • 「男女共同参画基本計画」(第1次〜第4次) に出現する「性差」 - remcat: 研究資料集

    目的 「男女共同参画基計画」において、「性差」という語がどのような文脈で出現するかを検討する 方法 オンラインで入手できる HTML/PDF ファイルから文字列「性差」を検索した。検索結果から「性差別」「性差に関する偏見」の一部であるケースを除き、文脈がわかるかたちで文章を抜き出した。なお、「男女共同参画基計画 (第2次)」については、PDFファイルからテキストデータが抽出できなかったため、目視で入力しなおした。それ以外は、ファイルから文字列をコピーした。 結果 「性差」出現回数は以下の通り: 第1次 0 第2次 9 (「性差別」のぞく) 第3次 15 第4次 10 (「性差に関する偏見」のぞく) 出現する文脈は以下の通り (丸数字はカッコつきの (1) 等に置き換えた): 男女共同参画計画 (2000-12-12 閣議決定) Source: HTML files linked fro

    「男女共同参画基本計画」(第1次〜第4次) に出現する「性差」 - remcat: 研究資料集
    semimaruclimb
    semimaruclimb 2017/04/16
    現政権太鼓持ちのNスペがプロパガンダに加担。'09年『女と男』で性差医療と男女脳宣伝(http://urx.red/CYaO )、'12年『卵子老化の衝撃』、'16年『ママたちが非常事態』で全部母親のホルモンのせい。
  • 産婦人科医の考える「エビデンス」とは - remcat: 研究資料集

    鈴木 秋悦 (2000)『現代妊娠事情』報知新聞社 ISBN:4831901350 というを借りてきたところ、内容がすごかったのでまとめておく。 鈴木秋悦(すずき しゅうえつ)は元慶應義塾大学産婦人科助教授。経歴は http://www.ohshiro.com:80/about/adviser.php など参照。 現代妊娠事情―子供が欲しい人、欲しくない人、正しい妊娠の知識、持ってますか? 作者: 鈴木秋悦出版社/メーカー: 報知新聞社発売日: 2000/09メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る 最初に報知新聞記者(軍司敦史)によるインタビューがある。そこで鈴木は執筆の目的についてつぎのように語っている。 私は、これまで医学の領域といわれた専門的なものも、医師と読者が同じレベルで考え、一緒に悩むものと思って書きました。 〔……〕 もう少し専門的なことまで足を踏み入れて

    産婦人科医の考える「エビデンス」とは - remcat: 研究資料集
    semimaruclimb
    semimaruclimb 2017/03/18
    日本産科婦人科学会・日本生殖医学会等の組織ぐるみのインチキのハシリとなった著書について。誕生学・婚学などは末端の手駒にすぎず、傀儡師である専門家団体の腐敗こそが問題。
  • 吉村泰典「妊娠のしやすさ」改竄グラフコレクション - remcat: 研究資料集

    22歳をピークとして「妊娠のしやすさ」が急激に低下する改竄グラフをつくったのが吉村泰典内閣官房参与 (慶應義塾大学名誉教授、日産科婦人科学会元理事長、日生殖医学会元理事長、吉村やすのり生命の環境研究所 所長) であることがはっきりしたところで、これまでに確認されている改竄グラフ5枚の情報をまとめておきたい。 以下、日付順に並べる。いずれもグラフの曲線の形状は同一であり、横軸の21歳の位置に「22歳」の目盛りがあること、その位置に縦点線を引いてピークを強調してあること、縦軸のラベルは「妊孕力」であること、出典表示が第1著者名+年号だけであることなどの特徴がある。 最古のグラフは2013年6月25日。吉村やすのり生命の環境研究所サイトのブログ記事。Fecundability を「妊孕性」=「妊娠する生物学的能力」と呼んでいるところに、いかにも「わかってない」感が漂っている。30歳時の値はグ

    吉村泰典「妊娠のしやすさ」改竄グラフコレクション - remcat: 研究資料集
    semimaruclimb
    semimaruclimb 2016/04/06
    【22歳をピークとして「妊娠のしやすさ」が急激に低下する改竄グラフをつくったのが吉村泰典内閣官房参与〔中略〕 、これまでに確認されている改竄グラフ5枚の情報をまとめておきたい。】
  • 1