東京都内の道路の通称について検討を進めている専門家による委員会が6日、都庁で開かれ、来年春に一部が開通する環状二号線を「環二通り」と呼ぶなど、40余りの道路に新しい通称を付ける案をまとめました。 東京都は都内を走る主な道路で「山手通り」や「甲州街道」のような通称が決まっていない道路に新たに通称を付けようと、ことし4月から道路行政の専門家や自治体の代表などによる委員会を設置して検討を進めてきました。 これまで交通や観光の面で重要な道路を対象に分かりやすい名称を付ける方針が決められ、6日の委員会では43の道路で新しい通称を決める案をまとめました。 このうち港区虎ノ門から江東区有明までの区間で来年春から一部が開通する環状二号線については「環二通り」となったほか、築地から移転する予定の「豊洲新市場」近くを通る道路を「有明通り」などと決めました。 委員会の秋山哲男会長は「新しい通称がみんなに浸透する