司法行政の中枢でトンデモ事件が発生した。裁判官出身の法務省幹部の男(50)が省内の女子トイレで盗撮し、警視庁に事情聴取されたのだ。男は取り調べに対し盗撮した行為を認めているというが、「堅物」(関係者)というエリート司法官僚の身に、何が起きたのか。 東京都千代田区の法務省であり得ない盗撮行為が発覚したのは、今年3月。同省の女性職員が、女子トイレにカメラが仕掛けられているのを見つけた。法務省の相談を受けた警視庁がカメラの映像を調べたところ、幹部職員の男が関与していることが分かったという。 警視庁の調べに対し、男はカメラを仕掛け盗撮したことを認めており、同庁は東京都迷惑防止条例違反の疑いで書類送検する方針。カメラには画像データが残っており、同庁が分析を進めている。 男は仙台、横浜、秋田、東京の各地裁で裁判官として務め、4年前から法務省で勤務。法務省大臣官房参事官を務めた後、今年3月までは同省財産
連日報道される芸能人の薬物事件。この夏、この人の顔をテレビや新聞でどれだけ見たことか。日本大学名誉教授でベテラン弁護士の板倉宏氏(75)。的確で、わかりやすい解説で知られる“超売れっ子”の素顔を直撃した。 8月初旬以来、酒井法子(38)、押尾学(31)両被告の事件報道が途切れない。神奈川・藤沢市の板倉氏の自宅には多い日で1日10本の電話取材があった。 「全部で100件ぐらいあったかもしれませんねえ」と、板倉氏は怒涛のような取材ラッシュを苦笑しながら振り返る。 もちろん報酬目当てで応じているわけではなく、各社規定のコメント料は数千円がせいぜい。その都度、仕事が遮断されても取材をいとわず、マスコミにとっては貴重なご意見番だ。 当初、覚醒剤の所持容疑で逮捕された酒井被告については「不起訴になる」とも報じられていたが、板倉氏は「本人が使用を認めており、社会的影響も考えれば、検察はきちんと起訴するべ
韓国が反日をめぐるトンデモ法の成立を画策している。陸上自衛隊が自衛隊旗として使うなどしている旭日旗を「日本帝国主義による侵略の象徴」などとし、全面使用禁止にする法律を作る動きが出ているのだ。違反者には懲役刑が科される可能性もあるという。日本ではなじみ深いものだけに、実現すれば混乱は避けられそうにないが…。 韓国与党セヌリ党議員らは25日までに、旭日旗など「日本帝国主義を象徴するマークや服」の製作や公共の場所での使用を禁じ、違反者に1年以下の懲役刑か300万ウォン(約27万円)以下の罰金を科す内容の刑法改正案を国会に提出した。 歴史問題をめぐる日本批判が収まらない韓国では、政治家は日本に強硬な態度を取る傾向を強めており、法案は可決、成立する可能性もある。 旭日旗は戦前、日本の陸海軍が軍旗として使っていたため、数年前から「侵略の象徴」として韓国内で目の敵にされてきた経緯がある。 7月に
【ビジネスの裏側】 2020年東京五輪を受け、国内のコンドームメーカーが脚光を浴びている。五輪の選手村で大量に配布されるコンドームは開催国メーカーの製品が選ばれるケースが多く、相模ゴム工業(神奈川県厚木市)など大手メーカーが最先端の“日の丸”技術を駆使したコンドームの開発に精を出している。果たして、その恩恵はどれほどなのか-。 ■「絶好」のPRチャンス! 「日本製コンドームの性能の高さをアピールできる」 日米など約70カ国でコンドームを販売する相模ゴムの担当者は、東京五輪への意欲を見せる。 同社は現在、世界最薄の「0・022ミリ」の製品を販売しているが、今月17日には「0・01ミリ」という超極薄の新製品を発売すると発表した。世界で初めて0・02ミリの壁を突破したコンドームとして注目されている。 担当者は「薄いだけではなく、強度もバツグン。東京五輪の選手村で日の丸技術の素晴らしさを伝えられる
安倍晋三首相が、異例のトップ人事を決断した内閣法制局が注目されている。「法の番人」と呼ばれ、歴代長官は役人でありながら恣意(しい)的な法解釈によって、首相や内閣の判断までしばってきた。その唯我独尊的な内向きの論理と、たらい回しや順送りが横行する人事慣行に迫った。 「内閣法制局長官が恐れるのは首相でも国民でもない。月に1回行われる参与会だ」 法制局の「ムラの論理」の一端について、政府高官はこう語った。 気になる「参与会」は後述するとして、安倍首相は先週末、次期長官に集団的自衛権の行使容認派である小松一郎駐仏大使を起用する方針を固めた。日米同盟を修復・強化し、中国や北朝鮮を牽制する狙いとされる。 さて、参与会とは、現役長官と歴代長官、学識経験者が集まり、毎回テーマを決めて意見交換を行う会だ。東京・五反田の長官公邸が2001年に廃止されるまでは公邸食堂で行われ、現在は、霞が関の法制局庁舎
日本維新の会のアントニオ猪木参院議員が臨時国会召集日の2日、国会の衛視から“イエローカード”を突きつけられた。7月の参院選でカムバックしたばかりだが、一体何があったのか。 猪木氏は、スーツに赤いネクタイ、赤いマフラー(ストール?)姿で国会議事堂に登場。記者団に意気込みを聞かれ、「国会に闘魂注入! 外交分野で国家のために頑張りたい」と語り、颯爽と本会議場に乗り込もうとしたところ、衛視に呼び止められた。おなじみのマフラーを外すよう求められたのだ。 参院規則209条では、議場に入る者は「帽子、外とう、襟巻、傘、つえの類を着用し又は携帯してはならない」と定めており、マフラーは「襟巻」に当たるためご法度となっている。猪木氏は1989年から一時落選を挟み95年まで参院議員を務めていたが、国会のルールは頭に入っていなかったようだ。 周囲は、猪木氏が「燃える闘魂」を発揮して、衛視に得意技「卍固め」をかける
自民党の佐田玄一郎衆院議院運営委員長(60)=衆院群馬1区=の女性問題が、27日発売の週刊新潮でスクープされた。壇蜜を彷彿とさせる20歳の女子大生と4万円で援助交際していた、というもの。自民党は参院選で野党からの攻撃材料になることを懸念し、27日にも佐田氏に委員長を辞任させる方向で調整している。 国会会期末の26日午後、永田町には週刊新潮の早刷りコピーが出回った。「『佐田玄一郎』常習的買春の現場報告」という衝撃的なタイトルが付けられており、佐田氏が背広姿で、東京・湯島のラブホテルから出てくる写真まで撮られていた。 同誌によると、佐田氏と女子大生は東京・上野のキャバクラで知り合い、今年1月から関係を持つようになったという。女子大生は「この半年でエッチしたのは20回ほど」「1回会えば、2回エッチしていました」「毎回、現金4万円を頂いていました」などと証言していた。 還暦でこの絶倫ぶりには
競馬に笑い、競馬に泣いた男性に下された判決は「有罪だが、国税当局の課税方法は不相当」というものだった。競馬などの所得を申告せず、所得税約5億7千万円の支払いを免れたとして所得税法違反(単純無申告)罪に問われた元会社員の男性(39)。大阪地裁は23日、懲役2月、執行猶予2年(求刑懲役1年)の有罪としながらも、課すべき税額を約5200万円と約10分の1に大幅減額した。職を失い、預貯金も尽き果て、「妻は毎日泣いている」と話していた男性は、実質勝訴の判決に「裁判所に感謝する」と安堵(あんど)の表情。専門家からは「現行の課税方式は時代遅れ」との声も上がる。 ■有罪、だが大幅減額 5月23日午前10時、大阪地裁で最も大きい201号法廷には判決を聞こうと競馬ファンら傍聴希望者が詰めかけた。ダークスーツ姿の男性は緊張した表情で入廷。西田真基裁判長に促されて、ゆっくりと証言台の前に立った。 裁判長が主文を言
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