ペダルなし二輪遊具の外観例=消費者庁提供 外見は自転車に似ているがペダルやブレーキのない幼児向けの二輪遊具について、消費者庁が「公道では乗らないで」と警鐘を鳴らしている。松原仁消費者相は6日の閣議後会見でこの遊具にふれ、「交通事故に巻き込まれることも考えられる」と注意を呼びかけた。 この新たな遊具はランニングバイクなどと呼ばれ、両足で地面を蹴って進む。補助輪付きの自転車よりバランス感覚を養えるという売り文句で、2〜5歳程度向けの製品が急速に普及している。ペダルやチェーンはなく、幼児は握力が弱いためブレーキもない。道路交通法上は自転車にはあたらない。 医療機関などからの報告でこれまでに把握した転倒事故は計6件(いずれも軽傷)。うち2件は坂道で速度が出すぎるなどして道路で転んだケースだった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、購読手続きが必要です。購読申し込みログインする今な