山口県下松市の入浴施設で女児(5)をトイレに誘い込み監禁したとして、下松署は15日、未成年者誘拐と監禁の疑いで同市美里町、保育士、嶋田洋平容疑者(25)を逮捕した。女児にけがはなかった。 同署によると、嶋田容疑者は同県周南市嘱託職員で、周南市内の公立保育園で働いている。女児や親とは面識がなかった。「お嬢ちゃんのお世話がしたかった」と容疑をおおむね認めている。同署は詳しい動機を調べる。 女児は父親、兄と入浴施設に来ていたが、父親が目を離した隙にいなくなった。父親が名前を呼んで捜したところ、トイレから嶋田容疑者と一緒に出てきた。 逮捕容疑は、14日午後7時半ごろ、下松市内の入浴施設で、女児を誘って男性用の個室トイレに連れ込み、数分間監禁した疑い。