奈良公園(奈良市)一帯に生息する国の天然記念物「奈良のシカ」が、何者かから首にネックウオーマーやネックレスを巻かれる“被害”が相次いでいる。奈良のシカは、神の使いとされる神聖な存在でもあり、保護団体は「ネックウオーマーなどが木の枝に引っ掛かり、シカの首が絞まる危険性がある」と、シカへの安易な接触をやめるよう訴えている。 今月5日、奈良公園で行われた冬の風物詩「鹿寄せ」で、雌鹿1頭の首にネックウオーマー(直径約20センチ、幅12センチ)が巻かれているのを一般財団法人「奈良の鹿愛護会」の職員が見つけた。何者かが巻いたとみられ、愛護会は「シカは冬毛の“防寒服”を着ている。寒いと思ってつけたのかもしれないが、やめてほしい」という。 また、11月下旬にも、同公園内で、雌鹿の首に真珠のようなネックレス(直径約15センチ)が着けられているのが確認された。過去には、カメラ用ストラップが角に巻き付いてい
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