16日午後9時半ごろ、JR四国の瀬戸大橋線で、電気系統が故障して送電が止まり、上下線とも運転を見合わせた。下り線は午後11時14分に復旧し、運転を再開したが、上り線は17日午前1時現在、送電が回復しておらず、高松発岡山行き快速列車「マリンライナー66号」(5両、乗客約140人)が香川県坂出市内で立ち往生している。 JR四国などによると、立ち往生している場所は海上ではないが、地上約80メートルの高架橋部分で、車内は非常灯が点灯しているものの、空調はストップしているという。電気系統の故障の原因は分かっていない。【鈴木理之】