独自の食文化を持つ愛知県。僕は高校を卒業するまでこの愛知県で育ったので、とくに味覚については愛知の味が基礎になっていると思うのだ。 今年、何年かぶりに(もしかしたら何十年かぶりかも)愛知で正月を過ごすことになったので、この機会に愛知の味を振り返りつつ、愛する正月の愛知めしを紹介させてもらいたいと思う。 愛知の正月は熱田神宮からはじまる 正月の熱田神宮はちょっとしたフェスくらい人であふれる。 僕たち愛知県民は熱田神宮を「熱田さん」と呼び、受験だろうが結婚だろうが就職だろうが、人生のイベントごとにはかならず手を合わせてきた。 そんなありがたい存在「熱田さん」なのだけれど、子どもの頃は正直ご利益よりも参道を埋めつくす屋台にときめいていたものである。 なにしろ熱田神宮は参道に出店する屋台の数がすごいのだ。 遥かかなたまで屋台が続いている。 この数である。百花繚乱、ありとあらゆる種類の屋台が並ぶ。
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