「大学生活=4年間」おそらく、センター受験生の皆さんはそんなイメージを抱いているのではないだろうか。だとしたら、それは一面的で誤った概念だと、あえて言わせていただきたい。京都大学では(休学等も含めて)2割以上が学部生として過ごす5年目に突入し、いわゆる5回生となる。学部によってはおよそ2人に1人が5回生となるところもある。そしてその理由の多くはいわゆる留年である。この記事を読んでいるあなたは、それは統計的事実であって、自分には関係のないことと思うかもしれない。その気持ちはわかるが、事実から目を背けるのは、よいことだとは思えない。留年とは何なのか、その存在を見つめ、現状を知り、実態に少しでも触れることは、留年しないための最大の対策にもなるだろうし、もしかしたら、自分の人生における価値観について考える機会になるかもしれない。堅苦しいことを言ったけれど、ちょっと読んで、軽く笑って、またできたら少