子どもの学歴は親のお金次第なのか 親がお金を持っていれば、子に教育費(塾や予備校、私立中高一貫校など)をかけられる。だから子が高学歴になり、高所得者になる。 一方、親が貧しければ子の教育費を出してやることができず、成績も悪く、低学歴になる。結果として低所得となり、格差が固定する。 このような論調はあちこちで目にします。 むろん、そういう側面はあると思います。 都市部では塾や予備校、私立の中高一貫校が豊富で充実していますし、たとえば「東大受験が当たり前」という空気の学校と、「高校を出たら就職するのが当たり前」という空気の学校のどちらに通うかといった環境も大きな影響を与えるでしょう。 しかし、親が高所得なら子は高学歴、親が低所得なら子は低学歴、結局「お金がモノを言うのだ」という考え方はちょっと短絡的過ぎると思います。 実際、地方に行けば塾も予備校も少なく、公立中学から公立高校に進学し、予備校ナ
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