ブックマーク / dennou-kurage.hatenablog.com (18)

  • 「異動させること」自体を目的にした人事異動が日本の生産性を下げている - 脱社畜ブログ

    3月・4月は人事異動の季節である。 インターネット業界のような歴史の浅い企業で働いている人にはあまりなじみがないかもしれないが、日系の大企業や公務員などの場合、3月に内示が出されて4月に異動という形でごっそりと人が動くというところは多い。もしかしたら、これを読んでいる人の中にもそういった形の異動によって4月1日から新しい部署に異動するという人もいるかもしれない。 学校の入学式なども4月だし、新卒の社員が入社するのも多くの場合は4月である。そういうこともあって、日人にとって「4月に一斉に異動」というのは見慣れた光景なのかもしれないが、よく考えてみるとこれはかなり非効率な慣習でもある。 まず、この慣習は「異動すること」自体が目的になってしてしまっている。来、人の配置は理由があってするものだが、この手の定期的な人事異動は特に具体的な目的があるわけではなく、「○○さんはそろそろ3年同じ部署で働

    「異動させること」自体を目的にした人事異動が日本の生産性を下げている - 脱社畜ブログ
    serio
    serio 2019/03/27
    日本がメンバーシップ型雇用システムを採用している以上、定期人事異動は必要。定期人事異動をなくそうと思えば、海外と同じジョブ型雇用システムを採用することは必須。
  • 会社員には「長時間労働をする自由」など必要ない - 脱社畜ブログ

    電通の過労死事件を受けて、長時間労働についての議論がいま盛んになってきている。そんな流れの中、こちらの記事を読んだ。 www.outward-matrix.com 「長時間労働の是非」について議論をしていると、このように「残業をしたくてしている人の自由まで奪うのはおかしい」という意見がほぼ必ずと言ってよいほど出てくる。理屈としては理解できない部分もないわけではないのだけど、残念ながらこの意見には賛成できない。 この手の意見を要約するなら「長時間働きたい人には長時間働く自由を与えて、残業したくない人は残業しない自由を与える。自分の意志で自由に働き方を選べるようにすべきだ」といった感じになるかと思う。なるほど、たしかに自分の意志が最大限尊重されるという点ではかなり良さそうだ。しかし、当にそんなことは可能なのだろうか? まず第一に、「自分の意志」を外から推し量ることの難しさを考慮する必要がある

    会社員には「長時間労働をする自由」など必要ない - 脱社畜ブログ
    serio
    serio 2016/10/17
    ID:Speedque01 海外との仕事で定時で仕事が終わらなければ、次の日は始業時間を遅くするなり休日にするなりするのがスジでしょう。残業規制に問題があるなら、勤務間インターバル制度を導入すればいいだけで。
  • 「俺はお前じゃない」は完全に正しい - 脱社畜ブログ

    こちらを読んで。 漫画家アシスタント,これだけは絶対許されないたった1つのこと - Togetterまとめ ここでは絶対口にしてはいけない言葉として「俺はお前じゃない」というセリフが挙げられているが、果たしてこれって当に言ってはいけない言葉なのだろうか。 僕の友人で一時期パワハラ上司に悩まされていた人がいるのだけど、その友人はよく上司から「俺ができたんだからお前もできるだろ」と恫喝されて困っていた。業務に対する知識量や年齢差などを無視して、ただこの論理によって仕事をポイと丸投げされ続けた友人は、よく「俺はお前じゃない」という愚痴を連発していた。元記事を読んでいると、この友人のことを思い出さずにはいられなかった。 元記事では「漫画のアシスタントと普通の企業を一緒にするな。」とあるけど、この主張はちょっとヘンだ。クリエイター倫理や徒弟制の文脈でこういう主張をするのであればまだスジが通らないで

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    serio
    serio 2015/02/15
  • 思想書をマンガで読んだら意外とよかった - 脱社畜ブログ

    最近は、暖かくなったと思ったらまた急に寒くなったりして、そのせいでうっかり風邪をひいてしまった。風邪をひくと色々と活動が停滞する。頭がボーっとするので、難しいことは考えられない。しかたがないので、布団の中でマンガばかり読んで過ごしていた。 読んでいたのはこれ。 純粋理性批判 (まんがで読破) 作者: カント,バラエティアートワークス 出版社/メーカー: イースト・プレス 発売日: 2011/07/31 メディア: 文庫 購入: 5人 クリック: 5回 この商品を含むブログ (4件) を見る カントの『純粋理性批判』の「まんが版」で、要は学習まんがみたいなやつである。この前、飲み会で大学時代の友人にこのシリーズのをいくつか勧められたので、その後に何冊か買ってみたものを読み始めたのだけど、これが思っていた以上によかった。わかりやすかったし、俄然カントに興味が湧いてきた。 最近まで(主に学生時

    思想書をマンガで読んだら意外とよかった - 脱社畜ブログ
    serio
    serio 2014/05/08
    マンガではないが、『エピソードで読む西洋哲学史』(PHP新書) は、哲学の入門書としては素晴らしかった。絶版っぽいのが悔やまれる。せめて電子書籍化されればいいんだが・・・
  • 日本の学校は軍隊か刑務所 - 脱社畜ブログ

    の部活文化ブラック企業の温床に http://www.excite.co.jp/News/column_g/20131029/Allabout_20131029_8.html この記事が言うように、日の部活文化が直ちに「ブラック企業」に繋がるかは微妙なところだが、日人の仕事観と学校教育は、おそらく無縁ではないだろう。 日の旧態依然とした会社の特徴として、とにかく多様性を認めないというものがある。みんなが残業をしているのであれば、自分も残業をしなければいけない。みんなが有給をほとんど使わないで仕事をしているのであれば、自分も私用で有給を使うわけにはいかない。来であれば人それぞれ価値観や考え方も違うわけだが、そういう事情は一切考慮されない。たとえ法律で認められている権利を主張したとしても、他人と違う行動を取ろうとする人は協調性がない、自分勝手な人間だとみなされてしまう。 こういう

    日本の学校は軍隊か刑務所 - 脱社畜ブログ
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    serio 2013/11/02
    自分の好きにできる環境は、自己を律することのできる上位層には最高だが、そうした環境では底辺層は落ちこぼれる。ある程度の強制で勉強や運動、規律を教え込むことは、底辺層の引き上げによる能力の平等を作る。
  • ネットで稼ぐ「仕組みづくり」はやっぱり今も難しい…たとえ月収1〜2万円でも - 脱社畜ブログ

    以下は数日前にたくさんはてブが集まっていた、イケダハヤトさんの記事。 「ネットで稼ぐ」のはもう難しくない!…月収1〜2万円なら http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/25979 この記事、別にウソがあるわけではない。ランサーズのようなクラウドソーシングサイトに張り付いて、単価のいいタスクを淡々とこなしまくれば、まあ月1〜2万円ぐらいの「お小遣い稼ぎ」は可能だろう。インターネットで仕事をしているのだから、これも「ネットで稼ぐ」の一種であると言われればたしかにそのとおりだ。 ただ、この手の労働集約型の作業をネットでひたすらやることは、アルバイトするのとあまり変わりがない。もっと言うと、多くの人が指摘しているとおり、時給はアルバイトの時よりも下がってしまうのがほとんどだろう。そして、仕事をこなすのを辞めればそれでまたピタリとゼロになる。つまる

    ネットで稼ぐ「仕組みづくり」はやっぱり今も難しい…たとえ月収1〜2万円でも - 脱社畜ブログ
    serio
    serio 2013/08/03
    たとえ仕組みを作れたとしても、Googleのアルゴリズム変更などのちょっとしたことで仕組みはいずれ壊れるものだし、永続的じゃないのがつらい。
  • メディアリテラシーを身につけるために大切にしたい考え方 - 脱社畜ブログ

    数日前に話題になった記事。 「まとめサイトに洗脳された大人」と「まとめサイト思想に染まる若者たち」 http://bayaread.hatenablog.com/entry/2013/07/04/004426 「マスコミの偏向報道」を声高に叫ぶ人に限って、ネットに書いてあることは何の確認もなしに受け入れていたりする。テレビや新聞の言うことを無批判に受け入れるのも、ネットに書いてあることを無批判に受け入れるのも、ある特定のメディアの内容を自分で吟味せずにそのまま取り入れてしまっているという点では何も変わらない。ネットの情報に精通しているからと言って、メディアリテラシーが高いということには当然ならない。 テレビにせよ新聞にせよネットにせよ、メディアの情報を適切に読み解く、つまり「メディアリテラシー」を身につけるためには「自分で考える」ことが必要不可欠だ。ただ、「自分で考える」といっても、漠然と

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    serio
    serio 2013/07/06
    ここに書いてあることの結果として嫌韓になった人も多い気がする。韓流プッシュの裏にあるお金の流れとか、それで誰が得するのか考えたり。書いてあることは間違いではないが、そう簡単な問題ではないと思う。
  • やる気が出ない時に一番してはいけないこと - 脱社畜ブログ

    昨日ぐらいから無気力状態が続いて、何にもできずに困っていたのだけど、ようやく少しずつ気力が戻ってきたのでリハビリも兼ねてブログの更新などしてみようと思う。 やる気が出なくなることは年に数回ぐらいほぼ必ずあって、やる気がなくなってきたら「そういう時期が来たか」と思うようにしている。どうも僕は気分がかなり天気と連動する気質の持ち主のようで、例年梅雨の時期になると結構しんどい。『南の島のハメハメハ大王』の歌詞には「雨が降ったらお休みで」という部分があるけど、これはなかなか合理的だと思う。雨が降ったら、何もせずに家で大人しくしていたほうがいい。 やる気が出ない時に一番してはいけないことは、無理にやる気を出そうとすることだ。やる気を出そう出そうと焦ってしまうと、やる気が出ない自分が許せなくてますますやる気が出なくなったりする。これは、眠れない夜に無理に眠ろうとして、逆にどんどん眠れなくなってしまうの

    やる気が出ない時に一番してはいけないこと - 脱社畜ブログ
    serio
    serio 2013/06/15
    何でもいいから動けば、やる気を出させる脳内物質が分泌される。掃除でもなんでもすれば、やる気脳内物質が出て、嫌なこともできたりする。疲れが原因である場合を除けば、じっとしているのは下策。
  • 「仕事が嫌い」でも、卑屈になる必要はない - 脱社畜ブログ

    ちょっと前の話になるのだけど、『なんでもワールドランキング ネプ&イモトの世界番付』というテレビ番組で、世界各国の子供のなりたい職業ランキングという特集をやっていたのだそうだ。そして、面白いことにフィンランドの子供のなりたい職業ランキング3位は「働きたくない」だったという(僕自身は残念ながら放送そのものは見ていない。情報だけあとで教えていただいた。ありがとうございます)。 これについて、フィンランドというお国柄について論じるつもりは基的にはない。ただ、これがスゴイなと思ったのは、「なりたい職業」を考える際に、しっかりと「働きたくない」という選択肢が存在していたということだ。こういう選択肢があることは考えてみれば当たり前で、誰もが「なりたい職業」を持っているはずだ、という前提を置くことがそもそも間違っている。 もちろん、「働きたくない」を貫くには、それでも生計を立てられるだけのお金を労働以

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    serio 2013/05/10
  • 仕事を通じて成長なんてしなくていい - 脱社畜ブログ

    なぜか、仕事と成長はセットで語られることが多い。学生の頃、冷やかしで就活セミナーのようなものに一回行ったことがあるのだけど(詳しくはこちら参照)、その時講師を勤めていた戦略コンサルタントは「人は仕事を通じて一番成長するんだ」という話をしていたし、Amazonで「仕事 成長」というキーワードで検索をするとそういった内容のが山ほど出てくる。先日話題になったユニクロ柳井正会長のインタビュー記事では、「人間は、仕事以外で成長する方法はないんですから」とまるでそれが普遍の真理であるかのように語られていて、怖い気持ちにすらなった。 僕はそもそも成長なんて無理にしなくていいと思っているのだけど、仮に成長する必要があったとしても、それを仕事内で行う必然性はないと思っている。成長と仕事が必ずセットで語られるのは正直ちょっと変だ。これらがセットでなければいけない論理的必然性はないし、もっと言うと、仕事で成長

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    serio 2013/04/19
    人生のほとんどの時間を仕事に投入している人にとっては、仕事で成長できるということにしておきたいのだろう。
  • それでも僕は起業を「手段」と考える - 脱社畜ブログ

    昨日話題になっていた2つの記事について。 起業して3ヶ月で会社を崩壊させて思ったことと、近況報告です。 http://shunsuketakahash.fool.jp/blog/?p=947 「目的があっての手段だ」なんて考え、つまらなくないですか? http://blog.livedoor.jp/kensuu/archives/54448950.html nanapiの社長さんのエントリは面白くて、気持ちとしては同意したくなるのだけど、こと起業に限っていえばやはり僕はあくまで「手段」だと考える。 なぜかを一言で言うと、起業は遊びではないからである。 「手段」と「目的」が非常に近いものになって、あまり区別がつかなくなっている、というのはたとえば趣味の世界ではよくあることだ。趣味小説を書いている人は書くこと自体が楽しいのだろうし(人に読まれてナンボだと思っている人もいるだろうから一概には言

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    serio 2013/04/10
  • 『働かないアリに意義がある』:多様性が社会を存続させる - 脱社畜ブログ

    「アリとキリギリス」の寓話に見られるように、アリといえば「働き者」というのが一般的なイメージである。しかし、最近の研究では、必ずしもアリは働き者ばかりというわけではなく、ほとんど働くことなく一生を終えるアリもいるということが分かってきたのだそうだ。そんなアリを代表とする真社会生物の生態について書かれているが、今日取り上げる『働かないアリに意義がある』(長谷川英祐)である。 働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書) 作者: 長谷川英祐出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2010/12/21メディア: 新書購入: 63人 クリック: 995回この商品を含むブログ (82件) を見る はじめに断っておくと、書は純粋に生物学のであり、労働問題についてのではない。そういうのを期待するとちょっと外れるので気をつけてほしい。もっとも、書には生物学のを超えて、集団と

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    serio 2013/03/22
  • Re:脱社蓄ブログを読んで感じる違和感 - 脱社畜ブログ

    以下の記事をはてブのホットエントリで見つけたので。 脱社蓄ブログを読んで感じる違和感 http://hatedebu.hatenablog.com/entry/2013/03/01/164135 誹謗中傷ではなくて、ご意見をいただいたと認識しているので、これについて僕の見解を書こうと思う。 元記事の方が主に言及していたのはこの記事(給与・待遇に比例しない責任がなぜ正当化されるのか)である。この記事に限らず、このブログではいわゆる「やりがい搾取」については度々書いていて、企業側が賃金ではなく「やりがい」をエサに与えることで、不当に安く労働者を酷使しようとする状況に批判的な立場を取ってきた。 元記事の反論内容を要約すると、「日にはそもそも職業選択の自由がある。賃金の代わりにやりがいが与えられるような職場が嫌なら、辞めればいい」といった感じになると思う。 僕は、この主張については2つの点におい

    Re:脱社蓄ブログを読んで感じる違和感 - 脱社畜ブログ
    serio
    serio 2013/03/02
    生活費を稼ぐためだけに働いている自分としては、やりがい搾取は嫌だな。やりがいは趣味から得ているので、仕事から得たいとは思わない。
  • 資格試験予備校の黒いビジネスモデル - 脱社畜ブログ

    今日は、労働の話ではないのだけど、僕が大学生のころから「これ、どうなんだ?」と思っていることを書きたいと思う。資格試験予備校のビジネスモデルについてである。 資格試験予備校というのは、LECやTAC、Wセミナーや伊藤塾などのことだ。こういった予備校では、司法試験や司法書士、弁理士、宅建などなど、様々な資格を取得するための講座が開設されており、資格取得を目指す人たちがせっせと通っている。 恥ずかしながら告白すると、僕も大学在学中に通っていたことがある。一時期、血迷って司法試験を受けようと思っていたことがあり、司法試験用の講座を受講していたのだ。そもそも僕は法学部生ではなかったし、法学部生であっても、司法試験を目指す人のほとんどは予備校に通っていた。だから僕も、右へならえで予備校通いをすることに決めた。 資格試験予備校の多くは、月謝制ではない。基的に、最初に大金をドカンと振り込む。予備校側は

    資格試験予備校の黒いビジネスモデル - 脱社畜ブログ
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    serio 2013/02/17
    中途返金を認めると一人が払う料金が増える。最後まで続ける人にとっては、今のシステムの方が料金が安くなるので嬉しいだろう。「挫折者が皆で成功者を支援するシステム」と書くと、いい話に聞こえる。ふしぎ!
  • 経済合理的に行動することが、なぜ批難されなければならないのか - 脱社畜ブログ

    埼玉県の公立学校教員110名が、退職手当減額の前にかけこみ退職を希望しているそうである。そのうち30名は学級担任のようで、埼玉県知事はこれについて「2か月も残して辞めるのは無責任のそしりを受けてもやむを得ない」と批難しているとのことだ。 退職金減額前に教職員大量退職 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130122/k10014967521000.html 教員駆け込み退職希望、30人は学級担任…埼玉 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130123-OYT1T00015.htm 退職金少しでも多く… 教諭の駆け込み退職続々 埼玉 http://www.asahi.com/national/update/0122/TKY201301210540.html ニュースによると、1月末に退職に踏み切れば、受け取れない2

    経済合理的に行動することが、なぜ批難されなければならないのか - 脱社畜ブログ
    serio
    serio 2013/01/24
    この記事の最終段落には同意できない。経済的には損でも、生徒のために責任を持って仕事をやりきろうとしている人のことを社畜と呼ぶのは、ブラック企業批判の説得力を毀損するよ。働く理由はお金のみではない。
  • 自民党の「勝ちすぎ」が民主主義を脅かす - 脱社畜ブログ

    今日は、衆議院議員選挙である。選挙特番を見た感じでは、ある程度予想がついていたことではあるが、今回は自民党の圧勝に終わりそうだ。テレビ朝日の言葉を借りれば、今回自民党は「300議席近く」獲得する勢いだそうである。 僕は別に自民党の支持者でも、民主党の支持者でもないのだけど、今回のように特定の政党が「勝ちすぎてしまう」という状態は、民主主義そのものを脅かす危険があり、あまり歓迎できることではないと思っている。戦前の大政翼賛会を挙げるまでもなく、違う考えの人たちがいるからはじめて議論が起こるわけで、ある政党の力が極端に強すぎるという状態は、あまり民主主義的にはよろしくない。 野党に力があると、国会で審議がひたすら長引いて法案が通るのに時間がかかりすぎるので問題だ、ということを言う人がいるかもしれない。これはそのとおりで、民主主義という制度に内在している限界でもある。民主主義も、別に完全無欠な最

    自民党の「勝ちすぎ」が民主主義を脅かす - 脱社畜ブログ
    serio
    serio 2012/12/17
    確かに特定の政党が勝ちすぎるのは問題だが、一方で強力な与党が存在しなくて政権がレームダック化するのも問題。まあ、落ち着いて今後を見てみよう。少なくとも参議院があるから、憲法改正は無理だし。
  • 儲かるという理由で、ブラック企業に加担する人たち - 脱社畜ブログ

    社会にはブラック企業が跋扈しているが、こういった会社に入れ知恵をすることで、お金を儲けている人たちがいる。今日は、そんな人たちについて少し書きたい。 社会保険労務士という職業がある。労働関連法令や社会保障法令に基づいて各種書類を作成したり、労務や社会保険に関する相談や指導を、企業経営者に対して行なったりするのが主な仕事だ。一言で言うと、「人事・労務」の専門家ということになる。 以前このブログで批判した『シュガー社員が会社を溶かす』の著者である田北百樹子氏も、社会保険労務士である。田北氏の例を見ればわかるように、社労士は会社側をとにかく擁護する立場を取る人が多い。残業代をなるべく払わなくても済む方法や、来なら会社都合退職になるところをうまく自己都合退職にさせる方法など、ブラック企業が喜ぶようなノウハウを次々と入れ知恵する。例えば、Amazonを探せば以下のような、社労士の人たちが書いた

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    serio
    serio 2012/12/09
  • 幸せになるために必要なお金は、人それぞれだという事実 - 脱社畜ブログ

    イケダハヤトさんのブログに、なかなか興味深い記事が投稿されていた。 貧乏=自由|ihayato.news たしかに、そんなにお金を必要としない、貧乏でも幸せになれるタイプの人が、必要以上にお金を稼いでも、自由な時間が減って逆に不幸になるだけだろう。お金があることが、必ずしも自由を意味しないということに、この記事は気づかせてくれる。 ただし、僕はこの方法で、世の中の全員が全員、自由になれるとは思っていない。イケダさんの記事には、独身だったら都内で年収150万円で暮らせる、ということが書いてあるけど、これに頷ける人ばかりではないだろう。「年収150万円だったら、ギリギリ暮らしていけるかもしれないけど、何度も飲み会に参加したり、旅行に行ったりすることはできないから、やっぱりそれは自分にとっては自由ではない」という価値観の人も、当然いるはずだ。 一方で、 イケダさんの書くことがとてもしっくり来ると

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    serio
    serio 2012/10/19
    それだけ人間には承認欲求が強いということなのだろう。多くの人間は自分が幸福ではないと見られることに耐えられない。150万で人からその生活はどうなのかと見られつつ、幸福だと納得して生きられる人間は少ない。
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