2011年1月15日のブックマーク (11件)

  • 児童書読書日記(仮)

    9時半までのシンデレラ 作者:宮下 恵茉講談社Amazon ラシカルガイブ 妖精というのは気まぐれで、 幸福をもたらしたりいたずらに興じたりするものだ。 一人ひとりの悪さはたかがしれているけれど、 油断しちゃだめだよ、大群になった妖精たちは、 いたずらの規模も度を超すんだってさ。 そう、ほんの出来心で大地震だって起こすらしいからね。 コワール語 なくなりそうな世界のことば 作者:吉岡 乾創元社Amazon 支配的な母親に悩まされている中学3年生莉子は、塾帰りにおそろしく美しい少女を目撃します。気になって尾行したところ、少女の目的地は素行のよくない若者が集まるといわれているパレット広場でした。ここでなかよくなったふたりは、塾が終わってから9時半までの短い時間の逢瀬を重ねます。 莉子と澪、ふたりの少女の出会いの場面が美しいです。横断歩道の向こう側にいてもはっきりとわかる美貌に莉子は惹かれます。

    児童書読書日記(仮)
  • 時代伝奇夢中道 主水血笑録

    約十年前に公開した「入門向け時代伝奇小説五十選」を増補改訂し、倍の「百選」として公開いたします。間口が広いようでいて、どこから手をつけて良いのかなかなかわかりにくい時代伝奇小説について、サブジャンルを道標におすすめの百作品を紹介いたします。 百作品選定の基準は、 (1)入門者の方でも楽しめる作品であること (2)絶版となっていないこと、あるいは電子書籍で入手可能なこと (3)「原則として」シリーズの巻数が十冊以内であること (4)同じ作家の作品は最大3作まで (5)何よりも読んで楽しい作品であること の5つであります 百作品は以下のサブジャンルに分けていますが、これらはあくまでも目安であり、当然ながら複数のサブジャンルに該当する場合がほとんどです(また、「五十選」の際のサブジャンルから変更した作品もあります)。 そのため、関連のあるサブジャンルについては、以下のリストからリンクしている個々

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  • 大きなリスクはないがしろにされ小さなリスクは騒がれる? - uneyama記録

    doramaoさんの2011-01-13の 栄養表示とナトリウム に便乗して、uneyamaが常々不思議に思っていることを書きます。 塩分の取り過ぎは良くないよ、ということも、殆どの人が摂りすぎている、ということも、情報としては良く知られていると思います。 塩の必要量は1日せいぜい2-3gなのに対して摂取量は平均でも10gくらいあるので、減らすことに躊躇する理由はないはずです。実際摂り過ぎによる病気もたくさんあるわけです。 なのにナトリウムに対しては「恐怖のナトリウム」とか「べる爆弾」みたいな告発もあまり見ないし、某品添加物の自称神様なども「保存料を使って減塩したものより塩をたくさんつかった梅干しの方が良い」などと書いています(事実は逆です)。 トランス脂肪酸については「ごく一部の人が望ましい摂取量を超えているかもしれない」というだけで規制しろと主張する消費者団体も、塩についてはあまり

    大きなリスクはないがしろにされ小さなリスクは騒がれる? - uneyama記録
  • 【ナトリウムの栄養成分表示への意見をid:doramaoが記します】 - uneyama記録

    私個人の意見ですが、栄養成分表示の中で消費者が表示を見て品選択を行う場合に有用性が高いだろうと考える栄養成分は次の通りです。 『エネルギー』・『炭水化物』・『ナトリウム』 【炭水化物について】 平成19年国民健康栄養調査によれば、糖尿病が強く疑われる人、糖尿病の可能性が否定できない人をあわせると約2210万人となっております。糖尿病は日常の事との関連性が高い病気であり、中でも炭水化物(糖質)摂取量が血糖値の変動に大きく影響することが知られております。最近では、糖尿病を持つ人に対する事療法や事の留意点はエネルギー制限から糖質摂取量に着目した方法に変わりつつあります。 このような状況を考えますと、糖尿病を持つ方が糖質量に着目した品選択を行う機会は今後高くなると予想されます。炭水化物に関する表示はより重要になると考えます。 【ナトリウムについて】 日人は塩分摂取量が多いと一般に知られ

    【ナトリウムの栄養成分表示への意見をid:doramaoが記します】 - uneyama記録
  • 科学の方法を教えても解決しないかも

    人々がニセ科学を信じる理由として、Michael Shermerが10年ほど前に、こんなことを書いている。Smart people believe weird things because they are skilled at defending beliefs they arrived at for non-smart reasons. Rarely do any of us sit down before a table of facts, weigh them pro and con, and choose the most logical and rational explanation, regardless of what we previously believed. Most of us, most of the time, come to our beliefs for

    科学の方法を教えても解決しないかも
  • 食品安全情報blog過去記事

    2018-10-30 その他 政府が小麦粉への葉酸強化について意見募集を開始するというニュースへの専門家の反応 SMC UK expert reaction to news the government will open a consultation on fortifying flour with folic acid October 25, 2018 http://www.sciencemediacentre.org/… 2018-10-30 論文 論文 母乳とミルクは腸内微生物の類似性と違いを育む Breast milk, formula nurture similarities, differences in gut microbes 29-Oct-2018 https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-10/wuso-bmf10251

    食品安全情報blog過去記事
  • さらばMMRワクチンと自閉症の関係性そして残されたモノ - とラねこ日誌

    つい先日、ネットを巡回していて次のニュースを目にしました。 47NEWS:ワクチンで自閉症はでっちあげ 英医学誌に報告 http://www.47news.jp/CN/201101/CN2011010601000353.html 【ワシントン共同】麻疹、おたふくかぜ、風疹の新3種混合(MMR)ワクチンの接種と自閉症との関連性を指摘した1998年の論文は医師のでっちあげだったとの報告を、英国のジャーナリストが英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル電子版に5日発表した。 ジャーナリストのブライアン・ディアー氏は今回、論文の対象となった患者の親への聞き取りや診療記録の調査を実施。接種後に自閉症の症状が出たとされる12人のうち、5人は以前から症状があり、3人は自閉症ではなかったと結論付けた。 以前から問題が指摘され、発表から12年かかりようやく昨年抹消されたWakefield氏の論文*1で

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  • MMRワクチンと自閉症の捏造論文事件に関する歴史 - warbler’s diary

    ※関連エントリー ・予防接種で自閉症になるってホント? http://d.hatena.ne.jp/warbler/20110111/1294727614 (まだ読んでおられない方は、ぜひ↑を先にお読み下さい) ・予防接種で自閉症になるという恐怖の拡大に加担したマスコミ側の問題について http://d.hatena.ne.jp/warbler/20110120/1295526687 2011年1月11日付けで、Brian Deer氏の続報がBMJに掲載されました。 ・How the vaccine crisis was meant to make money http://www.bmj.com/content/342/bmj.c5258.full この中で、MMRワクチンへの恐れがどの様にして英国で始まり、そこにAndrew Wakefield氏の捏造論文が関わって、マスコミも関与して

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  • 予防接種で自閉症になるってホント? - warbler’s diary

    予防接種で子ども達が自閉症などの発達障害になるのではないかという不安を世界各地の親の間に広める根源となった、1998年にThe Lancetに掲載された論文は、実は捏造によるデタラメであった事の詳細を明らかにしたジャーナリストであるBrian Deer氏の報告書が今年1月6日にイギリスの医学雑誌BMJに掲載されました。 ・How the case against the MMR vaccine was fixed http://www.bmj.com/content/342/bmj.c5347.full まず先に、Andrew Wakefield氏を第一著者とする、この問題となった論文を見てみましょう。要旨の部分を紹介します。 (この論文は、昨年二月に撤回されています) Ileal-lymphoid-nodular hyperplasia, non-specific colitis, an

    予防接種で自閉症になるってホント? - warbler’s diary
  • ホメオパシーに関する私的総括(3) 非実在医学理論問題 - 黒猫亭日乗

    総括を始めて間もなく山口の訴訟が和解に至ると謂う大きな動きがあって、当面はそちらのほうに注力していたのだが、正月気分も三連休でオシマイなので、そろそろ続きを再開しよう。 ホメオパシー自体に関しては、日独自の奇怪な新宗教であるトラコパシーの総括まで辿り着いたので一段落であるが、では、代替医療一般の観点で視た場合、ホメオパシーにはどんな問題があるのか、今回はこれを総括してみよう。 ●通常医療との質的差違 以前poohさんのところでも申し上げたことだが、ホメオパシーのような理論の常識的に最も重大な問題点とは、医学的に考えて原因も治療法もまったく異なるはずの膨大な疾病にすべて同一の理論と手法で対処していると謂う部分である。 これは少しわかりにくい部分だが、たとえば通常医療における投薬とホメオパシーにおけるレメディの処方は、一見して異なる体系に基づいた同種の行為に見えるが、実は質的にまったく異

    ホメオパシーに関する私的総括(3) 非実在医学理論問題 - 黒猫亭日乗
  • 進行中の事例(「呪われたナターシャ―現代ロシアにおける呪術の民族誌」藤原 潤子):Chromeplated Rat

    この「面白く」読めてしまうと云うあたりに、たぶん議論の射程、と云うのが関わってくるのだろう。 ニセ科学を「科学を装った呪術」と把握するのが、基的なぼくのスタンスだ、と云ってみる。こう云いきってみると逆に、この把握のしかたからどんなものが(とりわけ個別のニセ科学問題の議論対象にもとづいて考えてみれば)こぼれおちるのか、と云うことも見えてくるのだけれど、すくなくともニセ科学的事象が「信じられる」対象である(そうでないものはニセ科学である以前にフィクションだ)以上、この側面はすべてのニセ科学的事象に多かれ少なかれ存在するもの、とは云えると思う。 で、このは社会主義体制崩壊後のロシアの呪術について、フィールドワークをもとに書かれたもの。その復古、浸透、発展と社会的位置づけ、そして社会への影響について。 科学リテラシーとか、科学的啓蒙とか。そう云う用語に、ぼくはどうしてもひっかかってしまうし、疑

    settu-jp
    settu-jp 2011/01/15
    個人的には共産主義という「迷信」の代わりに何らかの呪術(迷信)が蔓延するのはおかしくないと思う。