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ブックマーク / srad.jp (26)

  • 『日本・中国・台湾・香港・韓国の常用漢字と漢字コード』と『文字コードの世界』 | yasuokaの日記 | スラド

    日付で、私たち(安岡孝一・安岡素子)の『日中国台湾・香港・韓国の常用漢字と漢字コード』(京都大学未踏科学研究ユニット・学知創生ユニット・人文科学研究所、2017年3月)が、無事に発行された。まずは、めでたい。 実は、このは、私たちの『文字コードの世界』(東京電機大学出版局、1999年9月)の第5章「常用漢字と漢字コード」を、最新のものにアップデートしたい、という意図のもとに書かれた。なので、元々は「日中国台湾韓国」を予定していた。その後、執筆中に、香港を入れる必要性を感じたことから、いったんは「日中国台湾韓国・香港」としたのだが、どうも坐りが悪く、最終的に「日中国台湾・香港・韓国」としたものである。表組も、最初は日中台韓だったものを、いったん日中台韓香にして、最後は日中台香韓に組み直した。 はずだったのだが、まだp.81に日中台韓香が残っている、との御指摘を

    『日本・中国・台湾・香港・韓国の常用漢字と漢字コード』と『文字コードの世界』 | yasuokaの日記 | スラド
  • 「÷」を除算記号として使っている国々 | yasuokaの日記 | スラド

    世界195ヶ国の中で、日を含め3ヶ国しか使っていない算数記号があります。それは、“÷(割る)”。 私たち日人にとっては子どもの時からお馴染みですが、実は世界のほとんどの人は知らない謎の記号なんです! 日以外で使っている国は、イギリスとアメリカ。「結構、大国じゃん」と思うかもしれませんが、しょせん世界中の3ヶ国です。 以前、私(安岡孝一)が初等教育(算数)の教科書を調査した限りでは、少なくとも中国韓国・タイ・インド・トルコは「÷」を使っていたのだけど。「しょせん世界中の3ヶ国」って、当に事実?

    「÷」を除算記号として使っている国々 | yasuokaの日記 | スラド
  • 新たな元号はJIS X 0213に入るのか | yasuokaの日記 | スラド

    いつか遠い未来に新たな元号が決まったとして、それはJIS X 0213に収録されるのか、という趣旨の質問をいただいた。現在、1-13-77「㍾」、1-13-78「㍽」、1-13-79「㍼」、1-13-63「㍻」がJIS X 0213に収録されているので、これに新たな元号が追加されうるのか、という疑問である。私(安岡孝一)個人の意見としては、かなり難しそうだと思う。というのも、これらの『国内実装互換文字』は、以下のような経緯で選定されたからだ(JIS X 0213:2000解説p.511)。 4.4.12 国内実装互換文字 この規格では,過去の資産との互換性を維持するため,国内のパーソナルコンピュータなどで広範に実装されていた1面13区のJIS外字については,非漢字の選定の規準の適用を除外することととし,JIS X 0208と重複しているものを除いた73文字を,面区点位置を保存して採録するこ

    新たな元号はJIS X 0213に入るのか | yasuokaの日記 | スラド
  • 文化庁が「常用漢字表の字体・字形に関する指針」(報告)(案)を発表 | yasuokaの日記 | スラド

    日付で、文化庁が「常用漢字表の字体・字形に関する指針」(報告)(案)を発表した。常用漢字2136字について、印刷文字と手書き文字のバリエーションを、「字形比較表」の形で分かりやすく例示したものだ。ざっと目を通してみたところ、文字コード屋の私(安岡孝一)としては、「字形比較表」のうち以下の8字にひっかかった。 32: 彙 vs 彚 558: 戸 vs 户 830: 𠮟 vs 叱 1187: 箋 vs 䇳 1479: 塡 vs 填 1635: 剝 vs 剥 1874: 頰 vs 頬 1965: 喩 vs 喻

  • 人名における第3・第4水準漢字 | yasuokaの日記 | スラド

    『電子行政における第3・第4水準漢字』の読者から、花賀太の『国勢調査「名前入力できない」続出』(web R25, 2015年9月16日)という記事を読んでほしい、との御連絡をいただいた。 その困惑のひとつは、「名前の入力欄」に関するものだ。ツイッターには、 (中略) など、名前が旧字体などのためか、入力できなかったという人が続出。国勢調査での名前入力は、あくまでも調査漏れや重複調査を防ぐために必要な項目であり、集計対象ではない。そのため名前は漢字ではなく、“読み”でもいいのかもしれないが、自分の名前が「入力禁止文字」として弾かれるのは、あまり気分の良いものではないだろう。 「名前が旧字体などのため」というよりは、ズバリ「名前が第1・第2水準漢字に含まれていないため」ということなのだろう。というのも、国勢調査オンラインシステムの利用規約には、以下のように書かれているからだ。 第8条 システ

    seuzo
    seuzo 2015/09/18
  • 日本出版者協議会、電子出版に対しても再販制適用を要求 | スラド

    Amazonに対し「書籍のポイント還元」中止を訴えていたことでも話題になった日出版者協議会が、電子出版物に対しても再販制度を適用するよう公正取引委員会に要望したと報じられている(時事通信)。 日出版者協議会側は、パッケージ販売/オンライン販売を問わず、電子出版物を再販制度の対象とするべきと主張している。とはいえ、現在の電子書籍サービスは大半が「閲覧する権利」を購入するもので、契約上はデータの所有権を販売するものではなく、このようなサービスが再販制の対象にできるのか非常に興味深い。 また、もしこれが通用するのであれば、ソフトウェアや動画などデジタルデータの形で提供されるものについてはすべて「電子出版物だ」と言い張れば再版の対象になってしまう可能性があると思うのだが、どうなのだろうか?

  • ウェアラブルコンピュータが社会規範に受け入れられる日はやって来るか | スラド

    スマートウォッチやGoogle Glassといったウェアラブルコンピューターが普及するようになるといわれているが、これらの普及への最大の障害は「何世紀もかけて確立されてきた社会規範」にあるようだ(家/.、Forbes記事)。 たとえば、現在では買物中に店内で携帯電話で通話したり、リアルで会話している相手の存在を無視してメールを送ったりすることは失礼だと考えられているが、そもそも20年前はこういった行動は存在しなかった。そのためテクノロジーに合わせて社会規範も変化してきたわけだが、ウェアラブルコンピューターに関しては社会規範は追いつけないのではという危惧がある。 ウェアラブルコンピューターを試してきた人達の体験談によれば、ウェアラブルコンピューターが行動に与える影響はスマートフォンやタブレットのそれとも違うのだという。実際Google Glassをかけている人達は、エチケットに欠ける行動を

  • NHKに未契約でも「裁判所の判決で契約が締結される」との見解が出る | スラド

    受信料の窓口[NHK] http://pid.nhk.or.jp/jushinryo/ 一番下の方のお知らせ欄が 未収者と未契約者の話題に集中して 酷いことになっているw ・2013/06/24 「放送受信契約の未契約世帯に対する担当窓口変更通知の発送について」 これも相当酷い。 「日、受信契約の締結と受信料の支払いに応じていただけない東京都内の世帯 43件に対し、担当窓口を営業局受信料特別対策センターに変更する旨の通知を 送付しましたので、お知らせします。 【これまでの対応】 ・当該世帯については、これまで地域を管轄する営業センターにおいて丁寧に対 応してきましたが、これ以上対応を重ねても、自発的に契約していただくこと は困難と判断しました。 ・今後は、営業局受信料特別対策センターで丁寧に対応を行いますが、どうして もご理解いただけない場合は、訴訟の予告を行い、それでもなお応じていただ

    seuzo
    seuzo 2013/06/28
  • 「BOOKSCAN」のインタビューに応じた著名人に「出版広報センター」からお手紙が届く | スラド

    ここ最近、書籍や雑誌の電子化を代行する、いわゆる「自炊代行業者」の是非についてが話題になっている。このような代行業者の1つ「ブックスキャン」のWebサイトでは、電子化について肯定的な著名人へのインタビューが掲載されているのだが、インタビューを受けた1人である三重大学の奥村晴彦教授のところに、「出版広報センター」なるところから自炊代行業者の事業は著作権法上違法の可能性の高い事業である、奥村氏がブックスキャン事業の賛同者もしくは支援的な立場に見える、という「忠告」的な文章が届いたそうだ(奥村氏のTweet)。同様の文章は同じくインタビューを受けている西田宗千佳氏にも届いている模様(Tweet1、2、3、4、5、6、7、8)。

  • 住民基本台帳ネットワーク統一文字の完全変更 | スラド

    日2013年4月1日付で、住民基台帳ネットワーク統一文字が完全に変更された。これまでは、21170字を収録した16ビットコードだった住基文字は、日を機に16~64ビットの多倍長コードとなり、戸籍統一文字をも全て包含するものとなった。実は、昨年3月におこなわれた「住民基台帳ネットワークシステムの統一文字の文字種追加作業」の入札は、傍目には不調に終わったかに見えたのだが、その実、追加作業は着々と秘密裡に進められていて、とうとう今日の秘密リリースに至ったわけである。 ウラを明かすと、先週3月26日に起こった住基ネットの大規模障害は、今回の住基文字変更と無縁ではない。来は、今日の時点で流されるはずだった完全移行の「大号令」が、ミスで3月26日朝にLASDECから流れてしまい、既に移行準備の終わっていた200ほどの自治体のコミュニケーションサーバが、その「大号令」に反応してしまったのだ。ミ

  • 文化庁、国会図書館の蔵書を電子書籍化して無料配信する実験を行う | スラド

    あるAnonymous Cowardのタレコミより。 文化庁が2月1日より「文化庁eBookプロジェクト」を開始する。このプロジェクトでは「平治物語〔絵巻〕」や「コドモのスケッチ帖 動物園にて」、「エロエロ草紙」など13のデジタルコンテンツを電子書店を通じて配信するというもの。配信には紀伊國屋書店が協力する(読売新聞、ITmedia、報道発表PDF)。 閲覧には紀伊國屋書店のソフトが必要だが、基的に無料で作品を読むことができるという。

  • Re:ISBN (#2233805) | 楽天koboストア、WIkipediaの人名ページを「電子書籍」として配信。1人1冊扱いでタイトル数を水増し? | スラド

    チェックデジットも糞も無い。最後の1桁まで通し番号だよ。。。orz 上から順に ISBNコード: 5080000000000 ISBNコード: 5080000000001 ISBNコード: 5080000000002 ISBNコード: 5080000000003 ... 仮にも出版に携わる、そしてIT企業として許されるのかコレ。 ISBNに抜け道でもあって先頭3桁勝手に使える領域あるのかな、と思ったんだけど、チェックデジット利用してないってことは完全に偽物だね。 さすがにマズいだろう…。

  • 「特ダネ」は電子書籍で売った方が儲かる | スラド

    フリージャーナリストのPaula Todd氏が、1992~93年にカナダ中を震撼させた女性3名レイプ殺人事件(通称:ポール&カーラ事件)の主犯の1人に独占インタビューを行い、その成果物を2.99ドルのKindle向け電子書籍として発売したところ、20万ドル(約1,500万円)以上を稼ぐことができたという(hon.jp)。 Todd氏は主犯の1人の服役後の居場所を突き止め、独占インタビューを行ったという。作品のタイトルは、「Finding Karla: How I Tracked Down an Elusive Serial Child Killer and Discovered a Mother of Three」。米国のハリウッド芸能誌「The Star」は、もし雑誌社にこのネタを売っていたらわずか1.5万ドル(約117万円)程度の原稿報酬にしかならなかったと推定。特ダネを雑誌社に売らず

  • [COMMON JAPANESE]にだけ含まれる漢字 | yasuokaの日記 | スラド

    思うところあって、JIS X 0221:2007附属書JA「日文字部分レパートリ」の[COMMON JAPANESE]に含まれる漢字のうち、[BASIC JAPANESE]にも[JIS2004 IDEOGRAPHICS EXTENSION]にも[JAPANESE IDEOGRAPHICS SUPPLEMENT]にも含まれない34字を、一覧表にしてみた。私(安岡孝一)の日記の読者のうち、誰かの役に立つのではないかと思うので、ここに公開しておくことにする。 U+4EFC(仼) U+50F4(僴) U+51EC(凬) U+5759(坙) U+5CF5(峵) U+6085(悅) U+6120(愠) U+654E(敎) U+663B(昻) U+6AE2(櫢) U+6DF2(淲) U+6DF8(淸) U+7682(皂) U+8807(蠇) U+8D76(赶) U+9592(閒) U+9751(靑)

    seuzo
    seuzo 2012/05/23
    「JIS X 0221:2007附属書JA「日本文字部分レパートリ」の[COMMON JAPANESE]に含まれる漢字のうち、[BASIC JAPANESE]にも[JIS2004 IDEOGRAPHICS EXTENSION]にも[JAPANESE IDEOGRAPHICS SUPPLEMENT]にも含まれない34字を、一覧表にしてみた。」
  • 電子書籍におけるフォントライセンス問題 | スラド

    最近書籍の電子化が話題だが、電子化の障壁となる思わぬ問題が明らかになった。フォントのライセンスだ(電書業界にフォントメーカーから冷水BUKKAKE祭り)。 フォントのライセンスはメーカーごとにばらばらで、たとえば既存の書籍をスキャンして画像データ(画像を埋め込んだPDFも含む)として提供する場合と、PDFフォントを埋め込む場合とでは扱いが異なる場合がある。また、スマートフォンなどに多いアプリ型の電子書籍フォントをアプリに埋め込む場合もまた微妙な問題となる。 電子書籍時代、「フリーなフォント」が今までとは別の意味で注目される日が来るかもしれない。

  • 50年間放送されてきたNHKの長寿番組「中学生日記」が終了 | スラド

    朝日新聞の記事によると、昨年12月に報道された通り、NHKの長寿番組「中学生日記」(名古屋放送局制作)が3月に終了すると正式発表されたそうだ。 1962年の放送開始以来、受験、恋愛いじめなどをドラマ仕立てにして取り上げてきたが、中学生の番組離れが止まらなかったため、終了となった。生徒役を現役中学生が演じるのも特徴で、出演者の中からは後に俳優になった人がいることでも知られている。 私は名古屋出身だが、同級生の中にも出演していた人がいただけに感慨深い。

    seuzo
    seuzo 2012/01/20
    高校んときのクラスメイトがでてた。そのヒガミで1回も見てない。
  • オライリー、電子書籍専用タイトルを展開。ePub形式でリリース | スラド

    オライリー・ジャパンが、ePubフォーマットでの電子書籍販売を開始するという(オライリー・ジャパンのブログ)。50~150ページ程度のコンパクトな書籍を電子書籍専用タイトルとして毎月数タイトルペースでリリースするという。また、制作にはDebian GNU/Linux関連の活動でも知られる武藤健志氏らが開発するオープンソースのドキュメント処理ツール「ReVIEW」を利用するとのこと。

    seuzo
    seuzo 2012/01/13
  • slコマンドでプラレールのSLを走らせる | スラド

    実行すると画面に蒸気機関車のアニメーションAAが表示されるジョークコマンド「sl」は皆様ご存じだと思うが、これにインスパイアされて「sl」を実行するとプラレールの機関車(トーマス)が走り出すという変なモノを作った人がいる(作者のブログ記事) 。 この「リアルSL」コマンドは独自の改良が加えられており、京急風のサウンドを再生する「-kq」オプションなどが実装されている。

  • IVSに対するfont fallback | yasuokaの日記 | スラド

    「UnicodeのIVSがもたらすメリットとデメリット」の読者から、IVSに対するフォント・フォールバックはどうあるべきか、という趣旨の御質問をいただいた。たとえば、CSSのfont-familyで複数のフォントが指定してある場合に、最初のフォントに表示したいIVSが収録されていなかった時、表示プログラムはフォントの中をどう探していくべきか、という問題だ。 例として、3つのフォントが指定されている時に、「U+845B U+E0103」を表示するための理想的なフォント・フォールバックを、私(安岡孝一)なりに考えてみよう。 最初のフォントから「U+845B U+E0103」を探す。なければ 最初のフォントから「U+845B U+E0101」を探す。なければ 2番目のフォントから「U+845B U+E0103」を探す。なければ 2番目のフォントから「U+845B U+E0101」を探す。なければ

  • 漢字が廃止されても漢字コードは無くならない | yasuokaの日記 | スラド

    『UnicodeのIVSがもたらすメリットとデメリット』の読者から、ここのTogetterの「議論」を読んでみてほしい、と連絡があった。昨日の「出版物のUnicode化推進セミナー」に関連したモノらしいが、発表をちゃんと聞いてない上に「議論」があまりに低レベルで呆れかえった。 だって、たとえ漢字を廃止したとしても、漢字コードは無くならない。IVSだって無くならない。そもそも文字コードってのは、現在の文字を伝えるだけじゃなくて、過去の文献をデジタル化しておくためにもある、っていうか、実際のデータ量はもちろん過去の方が多い。わかりやすい言い方をすれば、過去に漢字で書かれた文献やブログや「つぶやき」なんかが全てこの世から消え去らない限り、漢字コードは無くならない。 とは言え、ここのTogetterで「議論」してる連中は、『文字符号の歴史 欧米と日編』の「おわりに」なんか読んでないだろうし、IS