サウジ、２０３０年までに原発１６基導入へ : 国際 : YOMIURI ONLINE（読売新聞）
【カイロ＝田尾茂樹】サウジアラビア政府は２０３０年までに、原子力発電所１６基を新設する計画を明らかにした。 原発や自然エネルギーの利用計画などを検討する「アブドラ国王原子力・再生可能エネルギー都市」幹部の話として１日付の同国主要紙が伝えた。 国内初となる２基は１０年後をめどに建設。その後、毎年２基ずつ増設し、３０年までに１６基の完成を目指す。国内電力需要の２０％を賄う計画で、事業費は１０００億ドル（約８兆円）以上を見込んでいるという。 世界最大の産油国サウジでは人口増や経済成長に伴い、電力需要の急増が予測されている。外貨獲得源の原油を輸出用に温存するため、原発導入を含むエネルギー源の分散を進めている。原発建設をめぐっては日本や米仏露などが受注を目指しており、今後競争が加速しそうだ。
asahi.com（朝日新聞社）：サウジ女性「男性店員だけの下着店はイヤ」 不買運動中 - 国際
厳格なイスラム教の国サウジアラビアで、女性用下着を売る店に男性店員しかいないことに女性たちが抗議、下着の不買運動を始めた。サウジでは男女が一緒に働くことを原則として避けるため、男性だけが雇われてきたという。 サウジからの報道によると、紅海沿岸のジッダに３月下旬、女性約５０人が集まり、下着店が女性店員を雇うまで下着を買わないと宣言した。見ず知らずの男性店員に相談して下着を買わなければならないうえ、公共の場で衣服を脱ぐことになるため、下着店には試着室もなく、女性たちは「まともな買い物ができない」と不満を募らせている。 不買運動の中心はジッダの女子大で金融を教える講師リーム・アサドさん。昨秋、インターネット上で賛同者を募ったところ、「男性店員から『あなたのブラジャーのサイズはもっと大きい』なんて言われたくない」などと、サウジ内外の女性約１７００人が味方についたという。（カイロ＝古谷祐伸）
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asahi.com（朝日新聞社）：サウジ政府、抗議行動を全面禁止 民主化デモ封じ図る - 国際
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