asahi.com（朝日新聞社）：キルギス、一部地域に非常事態宣言 臨時政府の限界露呈 - 国際
【モスクワ＝星井麻紀】キルギス南部オシ州で１０日起きたキルギス系とウズベク系の住民衝突で、同国保健省は１２日、死者７５人、負傷者は９００人以上に上ると発表した。騒乱は隣接するジャラル・アバド州にも広がり、臨時政府は同州内の一部に非常事態を宣言、ロシアに平和維持部隊の出動を要請した。ロシアは部隊派遣には応じず、人道支援にとどめる方針を示した。 インタファクス通信などが伝えた。 バキエフ前大統領が失脚した４月の政変以来、最悪の事態。キルギス南部はバキエフ氏の支持基盤で、全土掌握に自信を見せていた臨時政府による治安維持の限界が露呈した格好だ。２７日には憲法改正の国民投票が予定されているが、実施を危ぶむ声もある。 オトゥンバエワ大統領は１２日、対立はバキエフ氏の支持者によって引き起こされたと非難。ロシアのメドベージェフ大統領に対し、「情勢安定化のために、他国の部隊が必要だ」として、平和維持部
解説委員室ブログ:NHKブログ | アジアクロスロード「アジアを読む」 | アジアを読む 「キルギス動乱」
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2010年04月20日 (火)アジアを読む 「キルギス動乱」 民衆の蜂起で政権が崩壊した中央アジアのキルギス 今月７日の治安部隊による銃撃で ８０人余りが死亡。 デモは暴動に発展し、大統領府などの政府庁舎や商店街が略奪されました。 野党の指導者は暫定政府の樹立を宣言。 それから二週間、故郷のキルギス南部に逃れていた バキーエフ大統領は出国し、 辞任を表明しました。 ひとまず去った内戦の危機。 しかし暫定政府には秩序を確立し、 民主的な選挙を実施するという重い課題があります。 政権崩壊はなぜ起きたのか。 キルギスに軍事基地を置くアメリカとロシアは 危機回避にどう動いたのか、見ていきます。 「キルギス政権崩壊の背景と米ロはどう動いたのか」 吉井） 石川さん、何故こんな急激な政権崩壊が起きたのですか。 石川） 直接のきっかけは電気料金の大幅な
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