18日午後11時10分頃、高松市香川町浅野、無職東原武志さん(73)方の1階和室で、東原さんが首にひもを巻かれて倒れているのを、離れに住む長男(45)らが見つけ、110番した。 東原さんは首などに10日間のけが。高松南署は、東原さんの妻、美津子さん(67)が約1時間前に「夫を殺して、自分も死ぬ」とのメールを孫娘の携帯電話に送信し、行方がわからなくなっていたため、付近を捜索。19日午前8時頃、自宅の北東約3キロの池に美津子さんが浮いているのを発見したが、死亡が確認された。 発表によると、東原さんは美津子さんと2人暮らし。東原さんは1月下旬に脳梗塞(こうそく)で寝たきりとなり、美津子さんが介護をしていたという。 自宅にあった美津子さんのバッグから、「介護に疲れました。2人で遠い国へ行ってきます」という内容の遺書が残されており、同署は美津子さんが東原さんの首を絞めて殺害しようとした後、自殺したと