NLP若手の会 (YANS) 第18回シンポジウム (2023) チュートリアル https://yans.anlp.jp/entry/yans2023 松井 勇佑(東京大学)https://yusukematsui.me/ 近似最近傍探索とは、「似ているベクトルを探す」というシンプルかつ基盤的な技術である。近傍探索技術は古くから様々な分野で研究が進められてきたが、現在でも活発に技術革新が進んでいる。近年ではCLIPを用いたマルチモーダル検索や、埋め込み探索によるLLMへの知識追加方式として、近傍探索技術は注目を集めている。本チュートリアルでは、特に2010年代後半から目覚ましく発展を遂げ、多くのVector Databaseのバックエンドにもなっている「グラフを用いた探索方式」に焦点を当て、その理論と応用について解説する。
![グラフを用いた近似最近傍探索の理論と応用](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/dba72c8efbb9daaf980afbf6eaf48a3ffd861473/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2Fd8d908ecfc2b4c4ab71e13b2289faacd%2Fslide_0.jpg%3F26842736)