世界の研究者は、二酸化炭素量の増大が世界の気候変動を引き起こしていることに満場一致で同意しているとされる。しかし、少なくともスウェーデンの農民たちは、こうした科学者たちに対する信頼に揺らぎが出てきているようだ。リンショーピング大学のTherese Asplund氏は、論文のためにフォーカスグループ内の農家に気候問題に関するインタビューを始めたが、その結果は予想外のものであった。彼らは気候変動を信じておらず、ましてや人間が引き起こしたものだと考えていなかったという(ScienceNordic、論文PDF、Slashdot)。 農民たちは1960年代にあった穏やかな冬の経験から、気候学者の気候変動に関する情報があまりにも一方的で、別視点での情報収集が足りていないのではないかともしている。何よりも気候学者たちには土壌や天候の変化、成長の季節と調和して生きてきた経験が不足していると指摘する。彼らは