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ブックマーク / science.srad.jp (488)

  • 3年にわたる地球外文明の探索、地球から160光年以内には痕跡無し | スラド サイエンス

    Anonymous Coward曰く、 地球外の知的生命体活動の痕跡を調査する「Breakthrough Initiatives」では地球から160光年以内にある1327個の恒星を対象に電波望遠鏡で文明活動によって生じた痕跡(通信による電波など)を2016年から探し続けていたが、残念ながらそれらしき電波は観測されなかったようだ(sorae、Breakthrough Initiativesの発表)。 このプロジェクトは「Breakthrough Listen」と呼ばれており、2016年から10年間の観測が行われていた。

  • 連絡先が入った財布を拾った場合、入っている金額が多いほど連絡先に連絡が来る割合が増えるという研究結果 | スラド サイエンス

    米ミシガン大学などの研究者らが、「市民の正直さ」を調査するため世界40か国、355都市で「落としもの」の追跡調査を行ったそうだ(Science誌掲載論文、NHK) この研究では、連絡先が入った財布を用意し、それを銀行や劇場、美術館、郵便局、ホテル、警察署などで働いている従業員に「落とし物を見つけた」と言って渡してその後どうなるかを追跡する実験を行った結果がまとめられている。財布は金銭が入っていないものと13.45ドルの金銭が入ったものの2パターンを用意、連絡先に連絡が来る割合を比較したという。 サンプル数は合計で1万7303件とのこと。 その結果、連絡先に連絡が来た割合が最も低かったのは中国で、モロッコ、ペルー、カザフスタン、ケニアなどが続く。最も高かったのはスイスで、続いてノルウェイ、オランダ、デンマーク、スウェーデンだった。さらに、ほとんどの国で財布に金銭が入っていない場合よりも金銭が

  • 死んでいるのに鞭毛が活動して泳ぎ出す「ゾンビ・ボルボックス」を作り出す手法が開発される | スラド サイエンス

    緑藻の一種であるボルボックスは鞭毛によって移動することが知られているが、個体としては死んでいるにも関わらず鞭毛が運動を開始して泳ぎ出す、「ゾンビ・ボルボックス」を作り出す手法が開発された(東工大ニュースの記事)。 今回開発された手法では、まず界面活性剤でボルボックスの形態を保ったまま除膜する。この時点でボルボックスは死んでしまうが、エネルギー源となるATPを添加すると再び泳ぎ出すという。この手法は単細胞生物や多細胞生物の一部器官のみではよく用いられているものの、多細胞生物の個体全体を「ゾンビ化」することに成功したのは初めてだそうだ。多細胞生物個体に対する均一な界面活性剤処理は難しいが、研究チームは金魚すくいの要領で界面活性剤の入った溶液にボルボックスを漬け込むことで、均一に処理を行う手法を開発したという。 このことは鞭毛の性質を研究する過程で発見されたもので、ゾンビ・ボルボックスを使った実

  • 「地球平面説」、信奉者の勢力拡大中 | スラド サイエンス

    今年2月、米プロバスケットボールリーグNBAに所属するカイリー・アービング選手が「地球は平ら」と発言したことが話題になった(NBA Japan)。また、ラッパーのB.o.Bは地球が平らであることを確認するために人工衛星を打ち上げる、として先月からGoFundMeで100万ドルの寄付を募っている(The Verge)。その後アービング選手は地球が平らなことを信じていないと釈明しているが(The Ringer)、これ以外にも地球が丸いことを信じていない人は今でも少なくないという。 こういった炎上・売名・詐欺狙いの発言は一定数あると思われるが、特にイスラム圏で地球平面説を公然と提唱するケースが相次いでいる。 チュニジアでは、博士課程の学生が5年をかけて書き上げた地球平面説の博士論文を提出し、2つの査読のうち1つをパスしていたが、幸運にもこの件がチュニジア天文学会の前会長に漏れたため、すんでのとこ

  • 東日本大震災の津波の漂流物に乗り、日本の沿岸性海洋生物300種近くが生きたまま米国に漂着 | スラド サイエンス

    東日大震災から6年経った現在も、津波による漂流物が生きた沿岸性海洋生物を乗せ、太平洋を渡って北米やハワイに漂着し続けているそうだ(ウィリアムズ大学のニュース記事、 The Washington Postの記事、 The Vergeの記事、 論文アブストラクト)。 米ウィリアムズ大学の海洋生物学者を中心とした研究チームでは、ハワイとアラスカ、米西海岸のボランティアでネットワークを作り、2012年以降に漂着した600個の漂着物を調査。その結果、日の沿岸性海洋生物16門289種が生きた状態で確認されたという。 2012年に米国・オレゴン州の海岸へ漂着した浮桟橋では日沿岸の海洋生物が生きたまま確認されているが、これまで沿岸性海洋生物は外洋で2年以上生存できないと考えられていた。しかし、津波の漂流物にはプラスチックなど生分解されない素材のものも多く、沿岸性海洋生物の長期生存が可能になっているよ

  • 水と二酸化炭素、微生物、電力から食品を合成する研究 | スラド サイエンス

    水と二酸化炭素、微生物を反応させて人間が必要とする栄養を備える粉末を合成するという研究が進められているそうだ(WIRED、Lappeenranta University of Technologyの発表)。 この粉末は、合成に電力を使うことから「電気から作る品」と呼ばれている。成分は50%以上がタンパク質、25%が炭水化物、残りは脂肪と核酸とのこと。 ただ、1gの生産に2週間以上が必要となる課題があるという。そのため、実用化への道のりはまだ長いようだ。

  • 「CP対称性の破れ」の可能性、確率95%にまで高まったとの研究結果が発表される | スラド サイエンス

    高エネルギー加速器研究機構(KEK)などの「T2K実験グループ」が8月4日、 『ニュートリノの「CP 対称性の破れ」、可能性さらに高まる』(PDF)との発表を行っている。 KEKなどの研究グループは以前からニュートリノと反ニュートリノの違いを検証していたが、2016年夏の結果公表からデータ量を約2倍に増やして世界最高感度の測定を行った結果、ニュートリノと反ニュートリノで違いがある確率(CP対称性が破れている確率)が95%に高まったという。 なお今回の実験結果は、当初目標の約30%のデータ量のみに基づく中間結果であるとのこと。 ニュートリノは物質を構成する最小の粒子(素粒子)の1つ。非常に小さい質量を持ち、電荷は持たないという特徴がある。電荷を持たないため、その反粒子(反ニュートリノ)はニュートリノと同一のものである可能性があることが指摘されていた。 今回得られた結果では、ニュートリノと反ニ

    「CP対称性の破れ」の可能性、確率95%にまで高まったとの研究結果が発表される | スラド サイエンス
  • 海底の地下2500mから見つかった太古の菌からキノコが培養される | スラド サイエンス

    海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究者らが、約2千万年前の地層で発見された菌類を培養し、キノコに成長させたそうだ(朝日新聞)。 この海底はかつてはユーラシア大陸の一部だったと考えられており、この菌ももともと陸上にいたものだと推測されている。しかし、酸素がなく高温の海底下で菌類が生き残った仕組みは分かっていないようだ。 海外でも2億5千万年前の地層の岩塩から生きた細菌が見つかったという論文があるが、真偽に議論がある模様。海洋機構は現生の陸上の菌類の混入に十分に配慮したといい、約2千万年前にいた菌類の可能性が高いとみているとのこと。

    海底の地下2500mから見つかった太古の菌からキノコが培養される | スラド サイエンス
  • 宇宙国家アスガルディア、年内に人工衛星を打ち上げると表明 | スラド サイエンス

    2016年に建国された「宇宙国家アスガルディア」が(過去記事)、年内に人工衛星「Asgardia-1」を打ち上げるという。この人工衛星にはアスガルディアの憲法や国旗、150万人の国民のデータが搭載されるそうだ(Engadget Japanese、CNET)。 アスガルディアのリーダーであるIgor Ashurbeyli氏によると、Asgardia-1によって新たな宇宙時代が始まり、またこれによって同国民が宇宙に仮想的な形で進出することになるという。さらに今後はこれを礎として新たな衛星を打ち上げることも進めるようだ。

    宇宙国家アスガルディア、年内に人工衛星を打ち上げると表明 | スラド サイエンス
  • 太陽の黒点、2週間近く観測されず | スラド サイエンス

    3月7日から20日にかけて、太陽の黒点が1つも観測されていないという状況が発生していたそうだ(Space.com、Washington Post、宇宙天気情報センターの黒点情報)。 米NOAA(アメリカ海洋大気庁)によるデータでは3月21日以降は黒点が再び観測されるようになっているが、NASAのデータでは7日から15日間黒点が観測されない状況だったともされている。NASAによると、このように長期に渡って黒点が観察されなかったのは初めてのようだ。また、今年になって黒点が観測されなかった日はすでに26日あるとのこと。 TOCANAによると、黒点の減少は太陽の活動の弱体化につながり、97%の確率で地球が「氷河期」に突入し、「夏がなくなり、冬が続き、川が凍る」との現象が起こるという。 ただ、「太陽黒点が活発でない=太陽の活動が止まる」というわけではなく、アメリカ海軍天文台はこれによって大きな気候変

    太陽の黒点、2週間近く観測されず | スラド サイエンス
  • 藤原定家は京都でオーロラを見た | スラド サイエンス

    藤原定家の「明月記」には建仁4年正月19日と21日(1204年2月21日、23日)に京都で「赤気 (せっき)」が出たとの記述がある。国立極地研究所は中国歴史書「宋史」にみられる太陽の黒点の記録と突き合わせることで、定家の見た赤気が数日にわたって観測される「長引く赤いオーロラ」であることを確かめたそうだ(研究成果、 Space Weather - Journal Highlights、 論文アブストラクト)。 京都・仁和寺の「御室相承記」にも1204年2月21日~23日に3日続けて赤気が出たとの記述があり、現在調査されている日の文献では「長引く赤いオーロラ」の最古の記録だという。国立極地研究所では、これらの記録および宋史にみられる黒点や「長引く赤いオーロラ」の記録と、樹木年輪の炭素同位体比から復元した当時の太陽活動の強弱を比較することで、平安・鎌倉時代における巨大磁気嵐の発生パターンを明

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  • 米スタートアップ企業、細胞培養による家禽肉製造に世界で初めて成功 | スラド サイエンス

    ストーリー by headless 2017年03月19日 17時17分 the-chicken-came-first 部門より 米スタートアップ企業のMemphis Meatsが15日、細胞の培養による鶏肉と鴨肉の製造成功を発表した(Memphis Meatsのブログ記事、 FoodBeastの記事、 Consumeristの記事、 Sottの記事、 プレスリリース: PDF)。 人工培養豚肉や人工培養牛肉は既に成功例があり、同社も昨年2月に人工培養牛肉のミートボールを披露しているが、家禽の人工培養肉の製造が成功したのは世界初だという。 同社では発表に先立つ14日にサンフランシスコで試会を開催しており、人工培養肉で作ったフライドチキンとローストダックが供された。試した人の反応はおおむね良好で、感は若干スポンジっぽいが味は物に近く、またべたいという感想が出たそうだ。 鶏肉は現在米

    米スタートアップ企業、細胞培養による家禽肉製造に世界で初めて成功 | スラド サイエンス
  • IBM、汎用量子コンピュータサービスを目指す「IBM Q」を発表 | スラド サイエンス

    IBMが汎用量子コンピュータを使ったクラウド型演算サービス「IBM Q」を発表した(ZDNet Japan、ASCII.jp、日経ITpro)。 IBMは昨年、クラウド型量子コンピューティングサービス「IBM Quantum Experience」の提供を開始しているが、あくまで実験的という位置付けだった。IBM Qは量子コンピュータの商用化を目指すもので、扱える量子ビット数を増やしたり、機能の強化などを進めるという。 今後のIBM Qの実用化に向け、まずはIBM Quantum Experienceで扱える量子ビット数を現行の5量子ビットから20量子ビットに増やし、また量子コンピュータを一般的なコンピュータと接続するための新たなAPIの追加などを行うとのこと。さらに、今後数年で利用できる量子ビット数を50量子ビットまで増やす計画もあるという。

    IBM、汎用量子コンピュータサービスを目指す「IBM Q」を発表 | スラド サイエンス
  • 天文写真から人海戦術で第9惑星を探すプロジェクトが始まる | スラド サイエンス

    太陽系外縁部に存在するという未知の巨大惑星を発見するため、米科学者らは「Backyard Worlds: Planet 9」と題する一般参加可能なプロジェクトを開始した(プロジェクト概要、 プロジェクトのブログ記事、 Mashableの記事)。 この仮説上の第9惑星は「プラネットナイン」(仮称)と呼ばれる。地球の10倍の質量を持ち、長大な楕円軌道上を1~2万年周期で公転しているプラネットナインだが、現在は太陽から1,000天文単位の遠日点側にあるために観測が難しいと考えられている。このプロジェクトではNASAの広域赤外線探査衛星 (WISE)で撮影された写真を人間の目でチェックして、怪しい天体をマークすることで第9惑星を見つけ出そうという事らしい。 こうした分析はコンピュータが得意なのでは…と思いがちだが、天の川銀河のような星が多過ぎる領域では現在の探索アルゴリズムではうまく対処できず、人

    天文写真から人海戦術で第9惑星を探すプロジェクトが始まる | スラド サイエンス
  • NASAの科学者ら、メキシコの鉱山で6万年前の生きた微生物を発見 | スラド サイエンス

    NASAの科学者らが、メキシコ北部にあるナイカ鉱山で太古の昔のものと思われる生きた微生物を発見したことを明らかにした。この微生物は亜硫酸塩、マンガン、酸化銅などを摂取して生きられるという(AFP、BBC、Slashdot)。 ナイカ鉱山では鉛や亜鉛、銀などの採掘が行われており、高温かつ酸性で日も当たらない環境だという。今回発見された微生物は大半が細菌で、鉱物の結晶内に1万年から6万年の間、閉じ込められていたと見られている。これまでに約100種類が発見されており、うちの9割はこれまでに一度も観察されたことがないものだという。 また、こういった過酷な条件下でも生きられる微生物の存在が確認されたことで、宇宙船に「危険な地球外生命体」が付着して地球に到達することへの懸念が増えているという。

    NASAの科学者ら、メキシコの鉱山で6万年前の生きた微生物を発見 | スラド サイエンス
  • NASAによる「宇宙服を着たままで排泄物を処理する技術」コンテスト、受賞者発表 | スラド サイエンス

    以前NASAが宇宙服を着たままで排泄物をうまく処理できるアイデアを募集しているという話題があったが、このたびその受賞者が発表された(Forbes)。 1位(賞金1万5,000ドル)を獲得したのは、医師のThatcher Cardon氏で、カテーテル手術などで使われている技術を応用したもの。宇宙服内部に気密された空間を作り、カテーテルや宇宙服内部で膨張する特殊な便器を使って排泄物を取り出すという。 また、2位(1万ドル)を獲得したのはSpace Poop Unification of Doctorsというグループ。空気の流れで尿を下着の後ろに送りだし、デバイス内部にため込むという。 NASAはこれらのアイデアをベースに、新たな排泄物処理システムの開発を進めるという。

    NASAによる「宇宙服を着たままで排泄物を処理する技術」コンテスト、受賞者発表 | スラド サイエンス
  • 長期間の宇宙滞在、腸内細菌のバランスが変化する一方で多様性は変化しない | スラド サイエンス

    1年近くにわたり国際宇宙ステーション(ISS)に滞在したNASAのスコット・ケリー宇宙飛行士の生物学的変化について、一卵性双生児のマーク・ケリー宇宙飛行士を比較対象とした研究で、腸内細菌に関する研究を担当するノースウェスタン大学が予備的な研究結果を発表している(ノースウェスタン大学のニュース記事、 NASAの記事、 The Vergeの記事)。 スコット宇宙飛行士は宇宙滞在中、主要な2つの腸内細菌グループであるフィルミクテス門とバクテロイデス門の細菌のバランスが変化したという。しかし、地球に帰還すると出発前のバランスに戻ったそうだ。また、宇宙滞在中も腸内細菌の多様性に変化が見られなかったことは驚くべき発見だとしている。 一方、同期間中を通して地球にいたマーク宇宙飛行士の場合、腸内細菌グループのバランスに大きな変化はみられなかったとのこと。なお、一卵性双生児といっても環境や事が異なるため、

    長期間の宇宙滞在、腸内細菌のバランスが変化する一方で多様性は変化しない | スラド サイエンス
  • 2022年、2つの天体の衝突を肉眼で観察できる可能性 | スラド サイエンス

    2022年に白鳥座付近で天体の衝突が発生し、それによる爆発を肉眼で観察できる可能性があるそうだ(Calvin College、npr、Sputnik、Slashdot)。 衝突が発生するのは、白鳥座内に位置し、地球から1800光年離れた場所に存在するKIC 9832227という接触連星。接触連星は距離の近い連星であり、KIC 9832227は徐々にその距離が近づいているという。そのため、2022年には2つの天体が接触し爆発し、それによって大きな光が観測できる可能性があるという。

    2022年、2つの天体の衝突を肉眼で観察できる可能性 | スラド サイエンス
  • 宇宙誕生当初の光の速度が今より早かったことを検証するための予測が発表される | スラド サイエンス

    光の速度は常に一定とされているが、遠い昔はこの光の速度は今よりももっと早かったのではないかという説が出ているという(マイナビニュース、論文)。 真空中の光の速度は毎秒約299,792,458メートルとされているが、宇宙誕生時から今までもし光の速度が一定だったとすると、宇宙の地平線問題など矛盾が生じる問題があるという。そのため、以前より光の速度は変化しているのではないかという複数の説も提唱されていた。これについてImperial College Londonの研究者らが、この理論の正しさを検証するための予測を発表したという(Imperial College Londonの発表)。 発表された予測は、初期宇宙の光速度が現在よりも速かった場合、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)のスペクトル指数が厳密に「0.96478」という値をとるというもの。 CMBはビッグバンによって宇宙が誕生してから約40万

    宇宙誕生当初の光の速度が今より早かったことを検証するための予測が発表される | スラド サイエンス
  • 戦闘タイプと性交タイプの2タイプに成長できるゴキブリ | スラド サイエンス

    ゴキブリの一種であるヒッシングコックローチ(マダガスカルゴキブリ)は、戦闘に特化したタイプと性交に特化したタイプの2種類が存在しており、どちらかを選んで成長するという(ナショナルジオグラフィック)。 戦闘に特化したタイプは角が大きくなり、攻撃性も高いという。一方性交に特化したタイプは角が小さいものの、代わりに精巣が大きくなっているそうだ。 研究者によると、「武器となる部分を欠いたオスが、より多くの精子を作ろうと、精巣を大きくすることに力を使っている可能性が高い」という。ただ、何が要因となってこのような変化が生まれるかはまだ分かっていないようだ。 ちなみにマダガスカルゴキブリは体長5~7センチメートルと大柄で、ペットとして飼われることもあるという。