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ブックマーク / ameblo.jp/oldworld (109)

  • 川崎悟司『北米の十七年祭り』

    川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba 川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba 北米大陸のアメリカ合衆国・・・。 この大地で17年に一度のお祭りがあるという・・・。 2007年6月。 大都市シカゴがあるイリノイ州をはじめ、アメリカ中部で 今夏、セミが一斉に羽化し大発生している! その数は世界総人口を上回る・・・ 70億匹!! そのセミとはコイツだ! 17年ゼミ 属名(Magicicada ) 幼虫として土中で17年間を過ごし 17年おきに一斉に数十億匹が羽化するという。 その年だけは昆虫をべる者にとって お祭りなのだ!! トカゲも 鳥も みんな、この年だけは いっぱぐれることはない!! そして、このお祭りに便乗して 人間も べてるという始末だ! (羽化したての白いヤツが美味いという) しかし いくらお祭りでも

    川崎悟司『北米の十七年祭り』
    shadow-toon
    shadow-toon 2017/08/01
    素数セミの戦略
  • 川崎悟司『ハルキゲニたん、デボン紀の生物大量絶滅を語る。』

    イエ~イ!またまたハルキゲニたんだよw 前回に引き続き、 「マンガ古生物学」というの補足的な内容を ここでまたやっちゃうよぉ! マンガ古生物学の第4話は デボン紀(4億1900万~3億5900万年前) という時代のお話なんだけどさ~、 この時代はいろいろあって、 魚の黄金時代に陸上にまで生息広げて、 地球上に初めて「森林」ができちゃって、 陸上生態系の格化と 地球の歴史を大きく刻むことが 目白押しって感じでさ~、 その上に、生物大量絶滅も起きちゃって なにかと忙しい時代なんだよね。 「マンガ古生物」では編集の都合上 1話につき4ページor6ページという制限があってさ~、 ここで生物大量絶滅まで盛り込むことなんて 絶対ムリだもん! でも、ムリだもんって言い切っちゃってもさ~ デボン紀に起きた生物大量絶滅は 地球上にはじめて森林ができて、陸上生態系が格化 したことと、どうやら関係があるっ

    川崎悟司『ハルキゲニたん、デボン紀の生物大量絶滅を語る。』
  • 川崎悟司『ハルキゲニたん、ステゴサウルスを語る。』

    ハ~イ、ハルキゲニたんだよw 今回はこの前発売された「マンガ古生物学」の9話で 登場するステゴサウルスについて、 「マンガ古生物」では顔を出すだけだったんでさ~、 ここでステゴサウルスを詳しくやっちゃうね。 なんで、いきなり?思っちゃうかもしんないけど あたしの登場する「マンガ古生物学」は 5億年の生き物たちの歴史という壮大な物語を わずか96ページのマンガでイッちゃっうムチャぶりだったんでさ~、 「マンガ古生物」で語りきれなかったことを このブログで補ってしまおうってわけ。 そもそも、 「マンガ古生物」には「あの麻呂カリスン」って人が登場して、 わたしよりも詳しいもんだから、 キャラの設定上、 あの麻呂カリスンが語り手で、 あたしが聞き手になっちゃってさ~ セリフが回ってこなくて、 存在感が薄れてしまった感があるんだよね~ って、おっと、長々グチってる前に題だね。 まあ、そのステゴサウ

    川崎悟司『ハルキゲニたん、ステゴサウルスを語る。』
  • 川崎悟司『ギリシャ神話と小さなゾウ』

    ギリシャ神話にサイクロプス(キュクロプス)という 単眼の巨人が登場する。 神話によると神々によって解放された この怪物は卓越した鍛冶技術をもって、 その見返りに 主神ゼウスに雷霆(ケラウノス) 海の神ポセイドンには三叉の銛(トライデント) 冥府の神ハーデスには隠れ兜(アイドス・キュネエ) を造り、贈呈したという。 さて、ロンドン自然史博物館では 神話に登場する単眼巨人サイクロプスの模型が なぜか、ジャンル違いの地質学関連の地球ギャラリー に展示されている。 実はこのサイクロプスのモデルとなったものが かつての地中海に浮かぶマルタ島やクレタ島など小さな島々に生息し、 島嶼化によって極度に矮小化したゾウの仲間では ないかという説がある。 (↑ヒトとの大きさの対比) その矮小に進化したゾウのひとつに ファルコネリゾウがいたが、有史以前に絶滅してしまったゾウで、 古代ギリシャ人がその存在を知るのは

    川崎悟司『ギリシャ神話と小さなゾウ』
  • 川崎悟司『アノマロカリスは容疑者なのか。』

    三葉虫エルラシア おおまかに5億年前の古生代・カンブリア紀に生息した三葉虫だ。 カンブリア紀は大いに三葉虫が栄え、そのなかでもエルラシアの化石は 多く産出される三葉虫のなかでもメジャーな種である。 数多く産出されるエルラシアの化石の中でも 体が大きく損傷したものも知られており、 何者かに捕された痕跡ともいわれている。 この容疑者とされるものは、 当時の10cm以下の動物がほとんどのなか、 メートル級の巨体を有する圧倒的強者、 アノマロカリスだ!! 三葉虫の硬い殻を噛み砕くほどの捕者は アノマロカリス以外に候補がいないというわけだ。 しかし、答えはそう単純でもない。 実はエルラシアなどの三葉虫の殻は炭酸カルシウムで、 できている。 エビやカニのような甲殻類のように見える三葉虫だが、 その殻はエビやカニなどのキチン質の殻でなく、 アサリやシジミなどの貝殻と同じ成分なのである。 つまり、三

    川崎悟司『アノマロカリスは容疑者なのか。』
  • 川崎悟司『水没した大陸・ジーランディア』

    絶海の孤島であるニュージーランド。 他の大陸から動物たちが足を踏み入れることなかったため その地域独特の生物相が広がる。 特に風変わりな鳥類が多く、 ニュージーランドの国鳥にもなっているキーウィ や 飛べなくなったオウムのカカポ 、 飛べなくなったクイナのタカへ など、 絶滅したものも含めれば、背丈が3mを超える ジャイアントモア や 1匹で絶滅させられたという逸話をもつ スチーフンイワサザイなどが知られる。 これらニュージーランドの独特な鳥たちは いずれも空を飛ぶことができない鳥たちで、 地を這う獣のような暮らしぶりをしているのは ここが哺乳類のまったく存在しない場所であるためである。 鳥類の最大の天敵といわれる哺乳類がいない場所は まさに鳥類たちの聖域といえ、 空を飛んで逃げる必要もなく、 進化の過程で翼を退化させていったのだろう。 さて、そもそもニュージーランドに 哺乳類がなぜ、存

    川崎悟司『水没した大陸・ジーランディア』
  • 川崎悟司『謎が残るデボン紀の生物大量絶滅』

    5億年前、カンブリア爆発という格的な生物多様性が始まって以降の 生物の歴史には 「ビックファイブ」とよばれる5度の生物大量絶滅が起こったという。 6600万年前に起こった5回目の生物大量絶滅は 巨大隕石衝突がきっかけで、鳥類を除く恐竜やアンモナイトが絶滅したという 白亜紀末の生物大量絶滅は ビックファイブのうちでは、もっとも有名だろう。 生物が短期間で多くが絶滅する原因については 巨大隕石の衝突や地球規模の火山活動などを引き金に 急激な環境変化が生じ、それに生物が適応できずに絶滅する といったものだ。 しかし、 何がきっかけで多くの生物が絶滅したのか いまだ納得のいく説がないのが、 2回目の生物大量絶滅、 「デボン紀後期の大量絶滅」である。 今から3億7200万年前に、8割ほどの生物種が絶滅したと いわれているが、これといって、大量絶滅を引き起こすような イベントは起こっていない。 たし

    川崎悟司『謎が残るデボン紀の生物大量絶滅』
  • 川崎悟司『なぜ、竜脚形類はそんなに巨大だったのか』

    動物の生存において 大きな体は身を守る上でも、またその相手を倒して捕するにも 何かとメリットは多い。 過去の地球で動物が巨大化の方向へ進化する傾向が多いのは必然なのである。 陸の世界限定で言えば、地球史上においてもっとも体を大きく成長させたのは 恐竜のなかでも「竜脚形類」というグループだ! あまりにも巨体がゆえに、その足音は雷鳴のごとく轟いただろうと 昔は「カミナリ竜」とも言われていた。 カミナリ竜とよばれた竜脚形類の代表的なものを紹介しよう。 ★ディプロドクス 分類  :恐竜・竜脚形類 生息年代:ジュラ紀後期 生息地 :北アメリカ 全長  :20~35mほど 他の竜脚形類に比べて体形は華奢で特に尾はきわめて長いのが特徴。 尾をムチのように振って、敵を寄せ付けないように護身用に使われたと見られる ★ブラキオサウルス 分類  :恐竜・竜脚形類 生息年代:ジュラ紀後期 生息地 :北アメリカ

    川崎悟司『なぜ、竜脚形類はそんなに巨大だったのか』
  • 川崎悟司『ハルキゲニたん、石炭紀を語る。その2』

    ヤッホ~(^o^)/ ハルキゲニたんだよぉw 前回の「ハルキゲニたん、石炭紀を語る」 (6月27日)では たくさんのコメントありがとねぇ~w コメント見て気づいたんだけどさ~ 石炭紀に植物化石(石炭)が多産される理由に 当時、土中に埋もれた植物を分解する細菌があまりいなかったから、 植物化石(石炭)が残りやすかったっていったじゃない? ここ細菌じゃなくて微生物ね ぐはっ><;やっちまった~ とりま、前回の記事は修正しといたよ。 まあ、植物を分解して酸素を消費する微生物が不十分だったってことでさ~ どんどん酸素濃度が高くなっちゃって、 まあコメントにもあったんだけどさ~ 分解されないままの倒木がいっぱいあって、高酸素となっちゃうと 森林火災が起こったら・・・。 かなり燃える気満々の環境でヤバいことになっちゃうよね。これ!! もう瞬く間に大森林が燃え上がっちゃって、 キィ~ギィ~とあちこちに断

    川崎悟司『ハルキゲニたん、石炭紀を語る。その2』
  • 川崎悟司『ハルキゲニたん、ハルキゲニアの姿について語る。』

    ハルキゲニたんの・・・ ベストスマイル!! だから~、どこがベストスマイルなんだって? 顔がないハルキゲニアだからさ~、そこは許してよw っていうか! ここ最近、ハルキゲニアの顔が明らかになりつつあるんだよね。 それがなんかねぇ~ イギリスのケンブリッチ大学とか カナダのトロント大学やロイヤルオンタリオ博物館とかがさ~ 共同でハルキゲニアのことを研究した内容を 6月24日に英科学誌ネイチャーで発表しちゃったみたいでさ~ これがハルキゲニアの最新の復元。 ハルキゲニアの顔には 目があって、口にはリング状に並ぶ歯があったらしいんだよね。 それからさ~ ノドの奥にも針状の歯がずら~っと並んでたみたいでさ~ べ物をべたときに戻しちゃったりしない便利さは まあ、あるのはあるんだけどさ~、 うう・・・なんか、めちゃ凶悪そうな顔になっちゃいそうで・・・ あたしゃ、寄生エイリアンか!ってなってしまうよ

    川崎悟司『ハルキゲニたん、ハルキゲニアの姿について語る。』
  • 川崎悟司『ハルキゲニたん、石炭紀を語る』

    ハルキゲニたんの ベストスマイル!! えっw どこがスマイルなんだって? あたしゃ、顔の表情ができないカギムシなんだから、そこは許してぇ~w まあ、それはさておき、 「ハルキゲニたん、デボン紀を語る」(2013年12月19日)から ずいぶん間があいてしまったんだけどさ~^^; 今回はデボン紀の次の時代、「石炭紀」について語らせてもらうよw まあ、石炭紀は だいたい3億5900万年前~2億9900万年までの期間を指す時代なんだけどさ、 カンブリア紀、オルドビス紀、シルル紀、デボン紀って続いて「石炭紀」って、 時代名のパターンがなんだか変わっちゃうじゃない? 石炭紀にあたる時代に堆積した地層からよく石炭が採れることから、 この時代だけその名がまんま付けられちゃったわけなんだけどさ~、 まあ、この「石炭」っていうのが、この時代のことをよくあらわしてて、 石炭っていうのは植物が腐敗する前に地中にガ

    川崎悟司『ハルキゲニたん、石炭紀を語る』
  • 川崎悟司『ハルキゲニたん、デボン紀を語る』

    ハルキゲニたんの・・・ 背アタ~ック!! グサッ! おお~! 壁をも突き刺す、このあたしの背アタック。 こんなこと人に向けてやってしまったら・・・ あたしの存在そのものが銃刀法違反><; 歩く銃刀法違反w^^w ってか トゲが壁に突き刺さったまま 降りられないんですけどぉ~w まあ、そんなことよりさ~ 今回はデボン紀(4億1600万年~3億5900万年前)の世界の お話をさせてもらうよー。 ってか あららの久々の更新・・・いや~、まいったね^^; いままでの回は 題入る前に関係のない余計な話から入っちゃうわけだけどさー 今回のデボン紀ってのは いろいろと話すことが盛りだくさんなんだよね。 だからさー 今回はサクッと題にいっちゃうよ! さてと・・・ デボン紀っていう時代は 今からおおよそ4億1600万年から3億5900万年前の時代を指すんだけどさー この時代はひとことで言っちゃうとさー

    川崎悟司『ハルキゲニたん、デボン紀を語る』
  • 川崎悟司『ハルキゲニたん、シルル紀を語る』

    ハルキゲニたんの・・・・ お花がいっぱ~い!! って、いきなり何?って感じだけど、 早い話、やってみたかっただけですw まあ、ちょっとしたプチストレス発散みたいなw あっ、お花散らかしちゃったけど、あとで片づけるよ・・・。 ここで片づけなければならないとゆ~ プチストレスが私を再び襲うw まあ、哲学的なこといっちゃうけどさ~ 生きるってそういう繰り返しなんだよね~。たぶんw まあ、そんなことよりさ~ 今回は4億4400万年~4億1600万年前のシルル紀 の 生物界はどうなのよ!って話をさせてもらうんだけどさ~ またまた 私が語らせてもらうことになってしまった的なw というのも予定ではさ~、 私の古い友人である シルル紀にいたウミサソリこと「ウミサソりん」に お願いするということで進めていてさ~ 喫茶店で打ち合わせまでしたのよね。 だけどさ~ ウミサソりんとは、お互い忙しいのもあってさ~ 会

    川崎悟司『ハルキゲニたん、シルル紀を語る』
  • 川崎悟司『ハルキゲニたん、オルドビス紀を語る』

    あたしだよ~。 ハルキゲニアのハルキゲニたんだよぉ。 前回はカンブリア紀のことをあれこれ語ったけど、 今回はその次の時代のオルドビス紀(4億8800万年前~4億4400万年前)について 語らせてもらうよ~ またまた ハルキゲニアこと、あたしの登場ってわけだけど あたしって、その前の時代のカンブリア紀にいた生き物じゃない? オルドビス紀の世界を語るならさ~ その時代にいた奴がナビゲートするのが筋じゃね? とか思われるかもしんないけどさ~ 実は、オルドビス紀の知り合いに チョッカクガイの「チョッカ君」っていう子がいてね。 その子にオルドビス紀の世界のこと、語ってって頼んだのよぉ。 でもさ~、その子はハッキリしない子でね 「う~ん協力してあげたいけどぉ、 僕は人前に出るの苦手だし、うまく語れるのか不安だけど、 う~ん、でも気持ちは前向きってところもあるし・・・」 とか、電話でどっちなん的なこと延

    川崎悟司『ハルキゲニたん、オルドビス紀を語る』
  • 川崎悟司『ハルキゲニたん、カンブリア紀の生物を語る』

    また、あたしだよ~。ハルキゲニア のハルキゲニたんだよ。 前回http://ameblo.jp/oldworld/entry-11511484434.html はカンブリア紀の世界について語ったけど 今回はカンブリア紀の生き物をピックアップして 語らしてもらうよ。ヨロシクね。 そうそう、その前にさ~、 前回のでブログのコメントやツイッターでの反応見てたらさ~ 思いのほか、あたしのことカワイイって言ってくれて、 正直なところ、人間目線ではさ~、キモイとかなんとか 言われんじゃないかとヒヤヒヤだったよw まあ、カワイイと言われるひとつに背中のトゲについてる 花飾りがポイント高かったとあたし的に思うのね。 まあさ~、お花ひとつしかつけてなくてさ~、たくさんのお花を つければ、華やかでいいじゃんとか思ったんだけどさ~、 オシャレって、さりげなく決めるのがポイント高いじゃない? だからお花ひとつしか

    川崎悟司『ハルキゲニたん、カンブリア紀の生物を語る』
  • 川崎悟司『ハルキゲニたん、カンブリア紀を語る』

    あたし、ハルキゲニたん。 「カンブリア紀」 っていう地質時代。 おおよそ5億年くらい前の世界のお話をさせていただくよ。 ヨロシクね。 その前に「おまえ誰やねん」的な話になるから軽く自己紹介。 あたしはカンブリア紀の浅い海に生活してた「ハルキゲニア」 と呼ばれる カギムシの一種。カギムシ って現在でもいるんだけど、 南半球のジャングルにだけ生息する、けっこうレアな生き物なんだよね~。 でも、あたしの生きた時代はいろんな種類のカギムシが 世界じゅうのあちこちと見かけるんだけどね~。 まあ、ハルキゲニアはそんなカギムシのなかでも背中に長いトゲが並んでいるのが 大きな特徴だよ。 そうそう、背中のトゲで思い出したんだけどさ~ この前さ~、友達のオニコディクティオンの鬼子と中国旅行いったんだけど~ 鬼子に 「前から思ってたんだけど、ゲニたん、ずっと上下逆さまに歩いてない? ゲニたんの足としてつかって

    川崎悟司『ハルキゲニたん、カンブリア紀を語る』
  • 川崎悟司『トリケラトプスの姿勢について』

    川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba 川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba 「トリケラトプス 」 全長9m、体重は8トンの巨体を支える力強い四肢、 目の上に伸びる長大なツノと後頭部には分厚い大盾のようなフリルを もつという頑強な体躯をもつ恐竜である。 同時期、同地域に生息した暴君竜ティラノサウルス とは宿敵という イメージが色濃くあり、 ティラノサウルスとともに恐竜時代の終焉の時を生きた恐竜だ。 化石もよく発見されているためか、よく研究もされており、 ご存じのようによく知られた恐竜のひとつでもある。 しかしトリケラトプスには長い間物議をかもしていた ひとつの大きな謎があった。 それが「前足の姿勢」である! 恐竜の仲間は 哺乳類や鳥類のように足は体に対して垂直に伸びている 直立歩行型である。 当然ながら恐竜の仲間

    川崎悟司『トリケラトプスの姿勢について』
  • 川崎悟司『ダチョウ恐竜から翼の起源』

    川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba 川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba 1995年~2009年にかけてカナダ・アルバータ州に 露出する7000万年前の地層から ダチョウ恐竜として知られるオルニトミモサウルス類の オルニトミムス という恐竜が3体発見され、研究成果が発表されたようだ! 北海道大学プレスリリース(2012/10/26) http://www.hokudai.ac.jp/news/121026_pr_museum.pdf この発見、研究成果はなんでも、鳥の翼の起源の解明につながる 発見なのだという! 発見された個体は全長1,5mの生後1歳未満とみられる幼体と 全長3,4mの少なくとも5歳くらいの成長期を過ぎたばかりの個体と見られ、 そして最後は もっとも体の大きな全長3,6m。10歳と見られる個体

    川崎悟司『ダチョウ恐竜から翼の起源』
  • 川崎悟司『津軽海峡を渡れなかった象たち』

    川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba 川崎悟司 オフィシャルブログ 古世界の住人 Powered by Ameba この日列島には およそ2万年前までゾウの仲間が生息していた・・・。 日で生息していたゾウで有名なのが、言うまでもなく、 長野県の野尻湖をはじめ全国各地100々所から多数の化石が発見されいる 「ナウマン象」だろう。 ナウマンゾウ 学名(Palaeoloxodon naumanni ) おそらく、当時の日で当たり前のように見られたゾウであったことだろう。 35万年前より日に生息した ナウマン象は近縁であるアジアゾウ より体格はやや小さいものの、 牙はよく発達しており、オスでは牙の長さが240cmにもなったようだ! そして、ベレー帽をかぶったような頭のでっぱりがなによりもの特徴である。 そして、ナウマンゾウが日にいた時代に もうひと

    川崎悟司『津軽海峡を渡れなかった象たち』
  • 川崎悟司『ヘビの起源~地中説が浮上!』

    ヘビはトカゲの仲間から進化した。 これに異論を唱える者はいない。 しかし、 ヘビはトカゲの仲間から足を失い、細長い体をくねらせて移動する その独特のスタイルになったのか・・・。 そのヘビの進化の過程をめぐっては、 ★地中での穴掘りに適応したとする説。 ★水中を泳ぐことに適応したとする説。 があり、昔から議論され続けていた。 地中、水中のいずれも足は邪魔となることが多く、 細長い体は水中や地中といった抵抗のある場所では有利だ。 さて、 ヘビに近い、あるいは祖先とされる爬虫類はいくつか発見されている。 ヘビの一歩手前の進化段階を示すというドリコサウルス類。 手足は健在だが、退化傾向にあり、やはりヘビのような細長い体をしている。 白亜紀後期の9900万年前のヨーロッパ、かつて海だった地層から アドリオサウルス など6種が知られている。 また、 ヨーロッパの近く、中東にあるパレスチナの9500万年

    川崎悟司『ヘビの起源~地中説が浮上!』