それは韓国国民を結集させるスローガンであっても、五輪の大会主催者に好印象を与えるものではないことを朴鍾佑選手ははっきり認識することになった。 Reuters 日韓戦の終了後に竹島(韓国名・独島)の韓国領有を主張するメッセージを掲げる韓国の朴鍾佑選手(10日) ロンドン五輪サッカー男子で3位となった韓国チームが12日に帰国したが、代表メンバーの朴選手が銅メダルを得ることはないかもしれない。10日の日本との3位決定戦に勝利した後、竹島(韓国名・独島)の韓国領有を主張するメッセージを掲げたためだ。このメッセージは試合後、観客の1人が同選手に手渡したものだ。 韓国オリンピック委員会はこの問題の鎮静化に努めている。朴選手は「その場の勢いに流されて」メッセージを受け取ったのであり、事前に準備をしていたわけではない、との声明を発表した。だが、この行為は選手による政治的な宣伝活動を禁じる五輪憲章に抵触した