電子商取引(EC)大手のアマゾンジャパン(東京・目黒)は、電子書籍など取り扱い商材の納入業者との契約を見直し、競合するECサイトと同等の価格・品ぞろえを保証させる「最恵国待遇(MFN)条項」を撤廃する方針を固めた。同条項を巡っては昨年8月、公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いがあるとして立ち入り調査に入っていた。欧州連合(EU)の欧州委員会も同様の疑いで調査していた。関係者によると、アマゾンジ
電子商取引(EC)大手のアマゾンジャパン(東京・目黒)は、電子書籍など取り扱い商材の納入業者との契約を見直し、競合するECサイトと同等の価格・品ぞろえを保証させる「最恵国待遇(MFN)条項」を撤廃する方針を固めた。同条項を巡っては昨年8月、公正取引委員会が独占禁止法違反の疑いがあるとして立ち入り調査に入っていた。欧州連合(EU)の欧州委員会も同様の疑いで調査していた。関係者によると、アマゾンジ
セキュリティ情報ブログ「piyolog」のpiyokango氏などが「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」初の受賞者に。 総務省は5月29日、サイバーセキュリティ分野で顕著な功績があった個人や団体を表彰する「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」の初の受賞者として、セキュリティ情報ブログ「piyolog」を運営する「piyokango氏」など個人2人と団体1人を選んだと発表した。6月1日に都内で表彰式を行う。 同賞は、地方自治体や民間企業などの現場でサイバーセキュリティ向上の観点から顕著な功績があり、今後も活躍が期待される個人や団体に授与する賞で、今年スタートした。公募や推薦で候補者を募り、選考委員会で受賞者を選んだ。 初の受賞者となったのは、セキュリティリサーチャーのpiyokango氏と、日立製作所Hitachi Incident Response Teamチーフコーディ
ロシアのある研究者が、過去の「Windows」製品に潜んでいた脆弱性を発見した。NTFSファイルシステムを実装した際に生じたこの単純なバグにより、「Windows Vista」から「Windows 8.1」までのシステムがクラッシュすることになるのだという。 NTFSではファイルシステム上に存在するすべてのファイルを管理するために「$MFT」という名称のファイル(マスターファイルテーブル)が用いられている。この$MFTをディレクトリ名としたファイル名を入力するだけで、該当ボリューム上のファイルアクセスがブロックされてシステムがロック状態に陥ったり、最悪の場合には「死のブルースクリーン」(BSoD:Blue Screen of Death)の表示とともにシステムがクラッシュしたりするという。 この問題を発見した研究者によると、NtfsFindStartingNode関数に対して、$MFTをデ
あらゆるモノをインターネットでつなぐ「IoT」や人工知能など、最先端の技術を駆使した新しい産業の育成について、政府と経済界が意見を交わし、経済界からは、ものづくりとITの双方に高度な知識を持つ人材の育成を急ぐべきといった意見が相次ぎました。 この中で、世耕大臣は「新しい日本の産業の姿の実現に向け、どういう政策を打ち出すのか、業界と意識を共有しないといけない」と述べました。 これに対して出席者からは、文系と理系で分かれている大学のカリキュラムを抜本的に見直すなどして、ものづくりとITの双方で高度な知識を持つ人材の育成を急ぐべきだという意見が出されました。また、ITやバイオなど先端分野に秀でたベンチャー企業を育て、革新的な技術開発を促すため、いわゆるリスクマネーを供給する国内のファンドを増やすべきという意見も出されました。 経済産業省では、人口減少が進み成長の鈍化が懸念される中、日本が得意とす
オリエンタルラジオの中田敦彦(34)が、ブログで批判したダウンタウンの松本人志(53)に対して「謝らない」と宣言した。 中田は28日放送のNHKラジオ「らじらー!サンデー」のオープニングで、暗に松本を批判したブログを書いたことによって「吉本が全社をあげて大騒ぎし、幹部と社長に今僕は『謝れ』と言われている」と騒ぎとなってしまったことを明かした。 事の発端は、「地上波テレビはオワコン」発言で物議をかもした脳科学者茂木健一郎氏のツイート。同氏に共感した中田は4月15日のブログで「メジャーな先輩方が全員反対派だったので、がっかりしてしまいました」との思いをつづるとともに、フジテレビ系「ワイドナショー」で茂木氏の発言を切り捨てた松本についてもチクリと刺していた。 事務所からは松本への謝罪を求められている中田だが、「僕の意思としては、謝らない」とキッパリ。「『人志松本に謝らない話』ということで、『謝ら
5月29日、東京・霞が関の司法クラブで、28歳の詩織さん(家族の意向から名字は非公表)が記者会見を行った。ジャーナリスト・山口敬之氏からの準強姦被害を訴え、これが不起訴となったことを、検察審査会に不服申し立てするものだった。 彼女の勇気に拍手を送りたい。また、これまで性暴力取材を行ってきた者として、また一連の報道前から詩織さんに話を聞いていた者として、書いておきたいことがある。(※この原稿は彼女に掲載許可をもらっている) 山口氏が安倍政権と距離が近いジャーナリストであり、不起訴に“忖度”があったのではないかという疑惑があることで、会見には大きな注目が集まった。忖度があったのか否かが、大きな関心の一つなのだろう。しかし、この会見にはもう一つ、大きな意味がある。 彼女が、知人(顔見知り)からの被害の告発者であるという点だ。現在、ジャーナリストとして国内外で取材を行う詩織さんは、2015年3月、
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